- 2008年11月 1日 17:38
auのモデルに使われている疑似VGA解像度の有機EL、その手法はApple-IIを思い出させるものだ。
つまり、隣り合った2つの画素の色合成では表現できない、つまり3原色を持っていない2つの画素で色を誤魔化してしまおうとするもの。
当時はビデオメモリといえどもそう多くの容量を搭載することが出来ず、しかしより多くの色を出したかった。
そこで発色数を誤魔化しながら無理矢理多色的に見せるようにしたのが、このApple-ii方式だ。
サムスンのVisual WVGAも似たようなアイディアで、実際の解像度数以上のVGAという表示にはなっているが、たとえば色変化の多いシマシマ模様などを映し出してみるとボロが出る。
今は○○画素相当みたいな表示になったはずだが、富士のハニカム撮像素子も実際の画素数以上の分解能であるかのごとく表示していた。
このような、つまりハニカムCCDやサムスンのVisual WVGA方式でも人間の目の誤魔化しやすい動画であれば殆ど問題はないと思う。
しかしフォントなどだと、色がにじんで見えたりバックの色とフォントの色によってはエッジがおかしな色になるなどもある。
サイズが小さな表示器なのですぐにボロが出るというものではないと思うが、細かなところにこだわるのが日本人でもあるだけに、今後の評価がどうなるのかと思う。
コメント投稿には JavaScript が必要です。ブラウザのJavaScript 機能を有効にしてください。
サインインしなくてもコメントの投稿は出来ます。
サインインしている場合はお名前などを入力せずに、そのまま投稿できます。
登録は簡単&それによって何かが起きるわけではないのでお気軽にどうぞ。
登録ページ書き込み→確認メール送信→確認メールのURLクリックで承認、の手順です。
確認メールに書かれたURLにアクセスしないと登録は完了せず、正しいログイン状態に移行できません。
コメント投稿完了までには少し時間がかかります。
二重投稿にご注意下さい。