- 2009年7月27日 10:34
知っている人は知っている、懐かしさを感じる方もいるであろうSuperπは今でも配布されている。
F&Fで測ってみた過去のデータはCeleron333A改375MHzが6分43秒、Pentium-IIIの500MHz改555MHzが4分36秒、クロック周波数と実行時間の積はどちらも似たようなもので命令実行効率に大きな差はなかったと結論づけている。
Superπの104万桁計算をCore2Duo(E8400)で実行すると16秒で終了した。
これをPentium-III時代の計測値と比較すると、実行効率は3.3倍以上になっていることが分かる。
Pentium4が48秒で計算した記録があるので、それに比較しても3倍、つまりPentium4はPentium-III同列と言うことが出来るかもしれない。
ちなみにPentiumMの1.1GHz版は計算に1分24秒を要し、これはPentium-IIIやPentium4の約1.7倍の実行効率があることになる。
SuperπのページにはPentium 90MHz版で104万桁を40分程度で計算できるとある。
またAMDのAm5x86-P75で1時間程度の計算時間が必要だったようだ。
これはクロックあたりの処理能力がPentium-III/Pentium4の7割程度と言うことになる。
もちろんこの処理速度はキャッシュ容量やメモリ速度にもよるわけで、CPU単体の比較をしているわけではない。
CPUやチップセット、メモリなども含めたその時代のPCの性能を見ていると言えばいいだろう。
このPentium90MHz時代にはWindows3.1が使われていた頃だと思う。
Pentiumが133MHzあたりになってWindows95かな。
ということはWindows95を最新のCPUで動作させると当時の100倍くらいのパフォーマンスが出るのか。
当時はHDD容量だって500MBとか、そんなものだったわけで、今なら全部メモリに入ってしまう。
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