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携帯電話基地局数


  • Posted by: F&F
  • 2009年10月26日 13:34

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auの基地局免許数がSBMのそれを上回って久しい。
そこでauのグラフの色である黄色が映えるようにバックを青にしてみた。

契約者数は増えているのに基地局の増えないSBMが3事業者でもっとも厳しいパケット制限を始めたのは仕方のないことだと思う。
対するauはパケット制限は解除していないがRev.Aのマルチキャリアに向けて進んでいる。
これは既存の方式ほぼそのままのマルチキャリアであり、キャリア同士が直交しているわけでもないので周波数利用効率は高まらない。
MIMOのような空間多重併用型なら良いのだが、そうではない。

ドコモはLTE前夜みたいな感じかも知れない。
LTEのためのより密な基地局配置やマイクロセル化推進中と言うところだろう。
FOMA投資もあるだろうが、少し先を見据えた形でのエリア整備なども考えているはずだ。

中継器で汚れた2GHz対を諦め、1.5GHz帯でHSPA+を開始する予定のSBMだが動きが見えてこない。
計画ではこの年末から整備を開始、来春には供用開始の予定の筈。
以前にも書いたが2GHz帯を「使える」ように整備していれば、今頃はドコモやEM同様にエリアの全てでHSDPA化が出来ておりそれをHSPA+化することも可能だったはずだ。
もしもそれが出来ていれば1.5GHz帯はLTE専用としてスタートが切れたわけで、周波数の割り当て時期の早さからドコモより先に出られる可能性もあった。
全ては「コストをかけずにエリアを整備する画期的な方法」と自画自賛した中継局ばらまき方式の失敗が原因なのだ。

1.5GHz帯が整備開始されるとSBMの基地局免許数はその分だけ増えるはずだ。
おそらくSBMな人に言わせると「2GHz帯と1.5GHz帯は共用局であり、これを別カウントするのは頭の悪いアンチだけ」と言うだろう。
そう、ドコモに対して水増し発言をしているくらいなのでSBMに対しても同様だと思う。
そうは言っても共用なのか非共用なのかはその局一つ一つに対して調べる事が必要で現実的ではない。
同じようにSBMが勝手に混ぜて数字合わせをした中継局数が一体どれだけあるのかも実際にはひとつ一つ数えていかなければ何一つ分からないのだが、SBMの場合はその数字の根拠すら明確にしていないのでもっと分からないしそもそも免許種別が違う。
従ってここでは従来通り免許数の表示とし、全てのPDC局がHSPA+局になったとするとSBMの基地局免許数は約5.3万になる。

例え同じ場所にあったとしても周波数帯が違えば伝搬特性が違うわけで、収容容量も含めて利用者にはプラスになる。
ドコモにしても800MHz,1.7GHz,2GHzが同じ基地局にあったとしても、それぞれの伝搬特性などが違うのでエリア的にも容量的にもプラスになる。
というかプラスにならないのなら同一場所に基地局を設置しないし、マイクロセルという概念すらなくなる。
なので、そもそも同一箇所の別周波数帯局をバラバラにカウントするのは「ドコモの基地局数を多く見せたいだけのpアンチの仕業」という所が誤りなのだ。
もっともSBMが2GHz帯と1.5GHz帯局を同一場所に設置し始めたら、又別の言い訳を考えそうだ。

1.5GHz帯で中継器ばらまきをやらなかったら何と言い訳するのだろう。
2GHz帯に関しての中継器ばらまきは、ドコモもSBMを見習ったそうだからSBMも1.5GHz帯で中継局をばらまかなければおかしい。
(実際に検証してみるとドコモがSBMを見習って中継局を増やした事実は見つからなかった)

   

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