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パルス印加中(2)


  • Posted by: F&F
  • 2009年11月 8日 11:05

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パルス印加で回復を図ろうとしている密閉型バッテリ、最初は電球さえ点灯させることが出来ないほど内部抵抗が上がっていたのだが、今日までに1A放電で9Vを維持するまでになっている。
パルス電流も増大し、ピークで約20Aとなった。

パルス幅は10μSで行っているのだが、もっと短い方が良いとか数MHzのエネルギが大切とか色々な論がある。
と言ってもこれ以上パルス幅を短くすると正弦波の正の半サイクルみたいな恰好になってしまう。
そもそもこのトランジスタのIcMAXは7Aで、定格の約3倍はヤバいか。

そこで手持ちの2SK1380に交換する。
これはスイッチング用FETで6.5mΩのON抵抗で、パルスピーク240Aのドレイン電流が流せる。
所がこれと引き替えにCissが6200pFもあるのでゲート波形がなまってしまう。
面倒だが仕方がない、ゲートドライブ用にバイポーラでアンプを組んでみた。
何かだんだん複雑になってきたが、これでもうしばらく様子を見ようと思う。

スイッチングが高速になったので通電パルス幅を3μSまで短くした。
ON抵抗が小さい為もありピーク電流は30Aまで増えた。
平均電流こそ60mA弱でしかないが、この通電中の電流は全て電源と並列接続されたケミコンが担っている。
なのでそのケミコンも新たに1600μFを追加し、合計2600μFとした。

FETがOFFになるときにドレイン電圧(水色)がオーバシュートしている。
もしかすると定電流充電の為のパルス遮断用に付けたコイルの逆起電力かも。

   

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