楽天は極悪

広告の話である。
先週の記事のコメント欄で教えて頂いたのだが、少なくとも以前は獲得ポイントのほんの一部しか確定ポイントにならなかったという事なのだ。
どの程度のポイント確定率になるのかは月末のレポートを見なければ分からないのだが、以前の通りだとするとかなり酷い事になる。

もう一つ問題が起きている。
それはポイント支払い方法の勝手な変更だ。
従来は楽天ポイントとしてこれが貯まっていったわけだが、これが変更された。
3,000ポイントまでは楽天ポイントになり、3,000ポイント以上は楽天キャッシュというものになるらしい。
この楽天キャッシュを受け取るには、楽天アフィリエイトを利用して発行された楽天のクレジットカードを持っているか、或いはイーバンクに口座を開設している必要がある。
では楽天キャッシュがクレジットカードやイーバンク口座とどう関係しているのかというと、カードや口座を単に作らせる事だけが目的に思われる。
イーバンク口座は、獲得ポイントから10%+消費税を減じて振り込まれる。
例えば5,000ポイントを獲得してこれを現金化する場合、手取りは4,475円に減る。

楽天クレジットカードも楽天イーバンク口座も持っていない場合は3,000ポイント以上は消滅する。
獲得ポイントが3,000ポイントに満たなければ楽天キャッシュにはならない。
イーバンク口座への換金は1,000ポイント単位だ。
現金化しない場合は楽天キャッシュになるわけだが、つまりカードや口座には何ら関係はない。
しかしこの楽天キャッシュは一度に使えるのが3万ポイントまでに制限されている。
毎月6,000ポイントの収入があった場合、3,000楽天ポイント＋3,000楽天キャッシュになる。

楽天ポイントを消滅させないためにはクレジットカードかイーバンク口座を作る必要があるが、どちらも気が乗らない。
というか楽天カードなど作る気はさらさら無いし、楽天銀行に口座を作るのも気が進まない。
ポイントを失いたくなければカードか口座を作れ！という、まさに悪徳の極みだ。
口座もカードも作らなければポイントは勝手に消滅する。
しかもこれ、3月1日に規約が改定され、4月から適用になるのだ。
しかしこの案内「2010年4月より、イーバンク口座登録もしくは楽天カード発行でお支払開始」と書いてあるに過ぎず、ポイントが消滅の危機にあることなどには触れていない。
たまたま私はここをクリックして詳細を見たから分かったが、見なければ知らぬ間にポイントが無くなっていたことになる。


獲得ポイントの何割くらいが確定するのかにもよるが、現在のペースが持続すると仮定するならば、確定率が3割を超えると月間獲得ポイントが3,000を超えると思う。
私は獲得ポイントの殆ど（つまり、商品などのキャンセルなどがない限り）確定すると思っていたので年間10万ポイントも夢ではないと思ったのだが、楽天はそんなに紳士ではないらしい。
何と商品キャンセル率3割とか、平気で言ってくるのだとか。
普通の商店で3割もキャンセルがあたら廃業しているだろう。
勿論出店側には逆に、アフィリエイトリンクでの売りだから回収代金からそれを引きますよとやる。
こうして楽天は太っていくというわけだ。

さて対策をどうするか。
楽天ではなくAmazonやケンコーコムやGoogle主体ではどうかとも思うのだが、取り扱い品目数で楽天に及ばないのが痛いか。
諦めて、ウルトラ下品な楽天銀行で口座を作るべきなのか…
http://plaza.rakuten.co.jp/popy5333/diary/200911180000/

でもまぁ簡単なら口座開設してみるかと口座開設ページに行ってみる。
申し込みのページで怪しい規約と怪しい個人情報の利用規程に同意すると、次のページでもまたまた同意の画面が。
これって、同意したらクレジットカードが送られてくるってヤツじゃないか。
しかも同意しないと次に進めない風になっている。
しかし、「既にカードを持っている」のリンクをクリックする事で回避できる事が解った。
当然楽天のカードは持っていないが、いかにも楽天らしい騙しが満載なのだ。

次に個人確認のための方法、ケータイアプリで免許の写真を送れとある。
別にデジカメで撮っても良さそうなものを、ケータイメールアドレス搾取が目的か。
しかしこれ、対応機種が限定されるのでN-06Aでは使えない。
この場合は郵送による確認書類提出となるが、そうすると口座開設が間に合わない可能性も。
他にも聞きたい事があるし、仕方ない、問い合わせてみるか。
そう思ってイーバンクのページを見るが、「問い合わせ」をクリックするとOKWaveで聞けとなる。

べたべたと「○○○ポイントプレゼント」など、下品なバナー満載なのに問い合わせは他人任せなのか。
サイトマップを見ても問い合わせ先が解らない。
そこで問い合わせ先をOKWaveの過去の質問で調べてみると、現在はリンクされていないと思われるページが発見できた。
そこには電話番号も載っている、やった！
早速電話をしてみると自動応答で、電話での問い合わせは受け付けていないと…

仕方ない、メールで問い合わせるか。
と思ったら、今度は口座開設申し込み後でなければ問い合わせは出来ないとある。
口座開設時の登録番号が必要になるのだ。
口座を開設しようがしまいが個人情報だけはしっかり頂きますよと。

この時点で嫌気120%なのだが仕方ない、口座開設を途中まで行った上でメールで問い合わせた。
メールの返事（定型文ではないマトモな返答が来るとすれば）によっては口座開設するかもしれないが、その可能性は低いかも。
メールには自動返信で「大変混み合っているので時間がかかるが我慢しろ」みたいなものが届いた。
そもそも問い合わせたい時に問い合わせが出来ない銀行ってどう？みたいな。
返事は2日後に来た。
定型文とは言わないが不明な点は解ったような解らないようなというか、既定の答えだな。

ネット銀行ってみんなこうな訳？
そう思ってJNBを見ると、ちゃんと問い合わせのフリーダイアル番号がドカンと載っているではないか。
しかも楽天風な下品さもない。
サービスや信頼は要らないから必要な事を低手数料金でやりたい人向けと言う事だろう。

まあそれはそれで良いのだが、SBM同様に勝手に規約変更で勝手にカネを取られ始める的な事が起きないとも限らない。
今回の楽天の規約変更のように、「来月から口座管理維持手数料を頂きます」みたいな。
ただしカードを作れば無料ですよ、給与振り込みがあれば無料ですよ、だから実質は無料なんですよ、普通の人はそれらをやっていますから実害はゼロに極めて近いのです。
なんて、まるでSBMの定額料金をフラット固定にしたときの文言を思い起こさせる想像を巡らせてしまう。

http://ameblo.jp/akuten/entry-10008226502.html

とりあえずポイント消失を防ぐために知人のコードで広告を貼り直す事にする。
楽天カードを持っている人は居たが、さすがに怪しさ満点銀行も口座を持っている人は居なかった。
果たしてカードだけでポイントは維持されるのかどうか。
説明中にはどうしても口座を作らせたい雰囲気が充満している。
口座とアフィリエイト登録の紐付けはあるが、カードとのそれはない。

トップページの方は私の名前で登録済み、登録を消すとポイントまで消える恐れがある（何せ極悪楽天だから）ので、少しの間放置する。
なので、出来るだけblogの楽天広告を利用して頂きたい。
面倒言って済みません。

これも、グダグダやっていたら間に合わすにポイントがカットされるだけだからだ。
それでもポイントが消失したら、それは私の責任で弁償させて頂きます。

ちなみに一日あたりの平均売り上げは約2.5万円に減少、一日あたりの平均獲得ポイントは約300となっている。
(2/22からの集計、一昨日はゼロ、昨日は約２００だった)
当初は10万ポイント達成でプレゼントと思ったのだが、これも3万ポイント以上は一度に使えないと言うことなので3万ポイントごとにするか。
現金化して貯める手もあるのだが換金率が悪すぎるでしょう。
というか、このポイントの支払い元はテナントで、そこからは定価でぶん取っているのに。