- 2011年6月27日 13:01
中国製HIDバラストを大改造?と言うほどでもないのだが、そこそこ改造して入力電力170W化。
通常動作状態でも効率が8割弱しかないこの中国製は、170Wも突っ込んでも出力は120Wちょっと。
トランスは派手に発熱するので強制空冷、ドライバは強制空冷では間に合わないので大きなヒートシンクを付けた。
フルブリッジはさほど温まらないのでトランスと共に強制空冷。
この状態でバルブの電極摩耗を見てやろうかと思ったのだ。
が、通電してしばらくすると消えた…
トランジスタもトランスも無事なのだが、何故か電流が流れない。
どこかのパターンが焼き切れたのか。
シリコンで固めてあるのでいじるのがかなり大変。
うーん…
DC-DCの駆動周波数は約50KHzだ。
レイブリックなどはもっと高周波でトランスやコンデンサを小さくしている。
一般的スイッチング電源でも高周波駆動が増えてきてはいるが、高速トランジスタやダイオードが必要になるなどする。
中国製はコスト最優先で駆動周波数などを決めているのだろう。
今回外観の違う2つの中国製バラストを開けてみたのだが、内部基板は同ほぼ一だった。
定数は完全に同じではなかったし、パターンの引き回しが部品の違いによって多少異なってはいたが部品番号は同一だった。
おそらく設計の出所は一緒で、基板のパターンをコピーしながら広まっていったのではないだろうか。
いずれにしても55W品が55Wの電力をバーナに供給するわけではなく、ばらつきはあるが35Wから37Wくらいでしかない。
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