- 2011年7月 7日 11:00
国産やメーカ品はPICなどで制御している。
HIDの点灯シーケンス仕様を見れば解るようにハードロジックだけでこれを実現するのは難しい。
(HID専用デバイスならば全てが入っている)
だったらソフトウエアコントロールでと考えるのが当然である。
しかし中国製は違う。
1円たりとも余計なコストがかけられないのに加えて、点灯すればいい的設計で済ませようと努力するからだ。
このバラストも例外ではなく、DC-DCコンバータはTL494が使われていた。
これは電圧比較器が2個付いているワンチップPWMコントローラなので、1つの比較器で電圧を、もう一つで電流を検出させれば疑似?定電力ドライブ用のDC-DCコンバータが出来る。
本来の定電力制御だと電圧と電流の積を演算する必要があるが、TL494だと和になるのかな。
でもまぁ擬似的には動くと思う。
が、そこまでもやっていない回路もある。
実は今回実験に使ったものもドライバトランジスタのソース電流を検出していた。
↓の回路はDC点灯型なので今回実験に使ったものとは異なるが、考え方は似ている。
http://bbs.dianyuan.com/upload/space/2011/03/15/1300175935-417464.jpg
ドライバ側のフルブリッジ駆動はNE555が使われていた。
これは何と言う事のない回路だ。
トータル的に見て正しいHID駆動シーケンスになっているとはとても思えないが、それでも点灯するのだから良いのだろう、中国人的には。
なので少し傷んだバルブや仕様の違うものだと安定して点灯しなくなったり、輝度が上がるのに時間がかかったりする。
話を戻してTL494なのだが、これはPC用の電源などにもよく使われている。
PC用のマルチ電圧出力電源、実はフィードバックは5V系にしか無く12Vや負電圧は実際にはオープンループなのだ。
まあトランスがマルチ巻き線なので、例えば+12V系の負荷が上がれば+5V系の電圧が降下し、そこにフィードバック回路があるので+5V系を安定させるように動作すれば、結果として+12V系も正しい電圧になる… ハズだと。
これをクロスレギュレーション方式と称する。
3.3V系などの低圧大電流回路の場合は、このレギュレータの後にマグアンプなどを使う。
これは可飽和コイルを使った、簡単な回路でそこそこの安定度が得られるレギュレータ方式だ。
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