- 2011年7月21日 12:02
これまでに壊したバラストは4台になるかな。
昨日書いたとおりイグナイタのあたりからプシュッと何かが吹き出して起動しなくなったバラストを開けてみる。
写真はイグナイタのパルストランスで、意外と大きい。
一次巻き線は表面のリボンのようなもので、二次巻き線はその下にある。
http://panasonic-denko.co.jp/corp/tech/report/531j/pdfs/531_13.pdf
写真下のものは一次巻き線とボビン表面をはぎ取ったものだ。
で、どこが壊れたのかはよく分からなかった。
少なくともコイルが断線している風ではない。
無理して使うようには出来ていないので、壊れるのは仕方ないだろう。
それにしても中華HIDキットはバラスト、バーナー、化粧箱に入って送料込みで3千円なのだから安い。
確かに制御はいい加減だし信頼性もないかも知れない。
しかし国産品となれば同じ構成でこの20倍の価格になる。
先日バラした新型と称されるものも性能的に褒められたものではないし、55Wだなんて真っ赤な嘘なのだが安い。
能書きではMTBFが1万時間とか2万時間とか書いてあったかな。
ちなみに88HOUSEでは、バラストは消耗品であり寿命はバーナと同じく2千時間ですと書かれている。
中国製の10倍の価格なのだから、せめて1万時間くらい持ってくれればいいのに。
レイブリック製はケミコンは使われていないが、中華バラストや88HOUSEのものには数個のケミコンが使われている。
電源の平滑用1000μFは多少容量が抜けても影響は無いだろうが、DC-DCの出力側は少し問題かも。
ダメになったら買い換える、あるいはケミコンを信頼出来るメーカ製に交換しておく。
これが中華バラストを上手に使う方法だ。
中華バラストの寿命が短いと言っても、サンヨーテクニカより良いという話もある。
電子回路なのでそう簡単には壊れないはずなのだが、無理な設計がたたっているのだろうか。
続く…
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