奥多摩湖へ行く(2)

混んでなければ時間がかからない予定だったのだが混んでいた。
何がネックかという事ではなく、単に交差点を先頭に延々渋滞していたのだ。

車で来ていたらこの時点で引き返すよなぁ、そんな事を思いながらゆっくり進んだ。
途中のトンネルでは単車が自損事故を起こしていて片側通行に規制されていた。

私は約半年前から原付に乗り始め、もうすぐのべ1万キロを走る。
慣れと油断とおごりが無いように気をつけなければと改めて思った。

奥多摩湖に近づいたら涼しくなるかなと思ったのだがそうでもない。
下界よりは涼しいが、さわやかと言うほどでもない。
そもそも標高がさほど高くはないのかな、ここは。
と思ってあとで調べたら奥多摩湖の標高は500m程度らしい。

奥多摩湖の見える駐車場には人が沢山集まっていて、例によって障害者用スペースに健常者が止めている。
乗っていたのは50代と思われるご夫婦、運転者は男性でつばの広い帽子なんかかぶっていた。
これはクラウンハイブリッドかな？エコを気取ってみたとしても、エゴはむき出しでしかないわけだ。

意外に早く到着した奥多摩湖、奥多摩湖に来たのは何年ぶりだろう。
もはや以前の景色など記憶の中に残ってはいない。

もう少し向こうまで行ってみようか。
もしかしたら涼しくなるかも知れない。
駐車場で少し休んだあと、山梨側に向かう事にした。

続く…