奥多摩湖へ行く(15)

夏に単車に乗れば日に焼ける。
ヘルメットのシールドはスモークだしUVカットなのだけれど多少は日に焼ける。

それより油断したのは胸元だった。
首は多少でも露出が少ないようにと襟付きのシャツにしたのだが、胸元は開けていた。
ら、そこだけ焼けた。
当たり前だが何とも格好悪い姿になってしまった。

夏場に乗る時には日焼け止めが必須だなと、改めて思った。
今回は走り続けたので虫には刺されなかったが、かゆみ止めなどの軟膏やクリームも一緒に携帯すれば完璧だ。
虫と言えば走行中ヘルメットのシールドや服にも当たる。
胸元が開いていると虫が入る。

セミかカナブンか解らないが、あの位の大型昆虫が当たると衝撃もある。
シールドは虫コートされてしまう。
跳ね石が当たった事もあった。
目で見て解るくらいの石がシールド横に衝突した。
シールドがなかったら頬を直撃かと思うと恐ろしい。

日帰り温泉に寄れるように着替えがあれば良い。
夏場は汗とホコリを洗い落として一休みするのに良いし、冬場は冷えた体を温めてくれるだろう。
食事や休憩も出来るし、手足を伸ばして昼寝の出来るところもある。
マッサージチェアはたいていの所にはあるし、手もみやツボ押しのサービスが用意されているところも少なくない。
こんな所でのんびりしていると数時間などあっという間に経ってしまうのだが、適度に急ぎながらも休憩しながら走るのが良いように思う。

こうして考えると積載スペースが不足する。
今回もシート下にはジャンパーや保冷ケースなどを突っ込んでいたわけで、ヘルメットを入れると満杯になってしまう。
リアケースを付ければお土産を買っても大丈夫みたいな感じにはなる。
シグナスの場合は荷台がないので、それを装備してからケースを乗せる必要があって面倒だ。

もう一日続く…