三国峠

ここも行った事がなかったので、リアサス交換の様子を見ようと出かけた。
246側から入ったのだが、結構傾斜がきつくて30km/hまで速度が落ちる。

これ以下の速度になると半クラッチ状態になってしまう。
が、何とかその坂をクリアして頂上を目指す。
峠の上の方で日陰の場所には路面にも雪が積もっている。

山中湖側は景色が良い。
雪も積もっているが路面はおおむねクリアだ。
写真を撮っていたら近くに止まっている車のドライバと思われる人が「それで引っ張ってくれない？」と声をかけてきた。
もしやスカイウエイブでノアを引っ張り出せと言うのか。
どう考えたってそれは無理だし、そもそもロープも何も無い。
推定30代と思われるこの人、他人にものを頼む口調じゃないし。

ノアは前輪側から雪の中に突っ込んで抜けなくなったらしい。
さほど雪に埋まっている感じではないが、前輪の下あたりが氷状になっているので抜け出せない。
スクータで引っ張るのは無理だし牽引ロープもないのだからからレッカーを呼ばないとダメだ。
ら、ケータイが圏外で助けが呼べないと。
SBMは圏外だらけで使えないでしょうと言ったら、車の持ち主はSBMファンなのかSBMはアンテナが多いとか何とか始まっちゃった。
じゃあ自慢のSBMで助けを呼べばいいですねと、私はさっさとその場を立ち去った。
後ろで何か言っている風だったけど、雑音は美しい景色がかき消してくれた。

リアサスの方だが、交換前とはかなり違う。
リアサス交換前にメインスタンドをこすって進路を乱された恐怖から余り倒し込めないのだが、かなり安定している。
シグナスほどスポーティではないが、これまでの不安定さとはかなり違う。
この巨体をコントロールするワザを磨けばそこそこ走らせられるかも。
所詮デカいスクータ、直線は走れてもコーナはまるっきりだなとの思いも少し修正する事になりそうだ。

リアタイヤのグリップが悪い気がする。
サイズダウンのためなのか銘柄のせいなのか、それともまだ表面がむけていないのか。
ウエットグリップよりもドライ性能重視の方が良かったかなぁ。