駒ヶ根に行く(3)

国道152号線経由で駒ヶ根に向かおうとして途中まで行ったのだがガソリン残量が少し心配だ。
飯田でスタンドが開いていればいいが、そうでないとちょっと厳しい。

飯田までは80kmちょっと、ガソリン残量は4リットルくらいだと思うので飯田までは行ける。
だがスタンドが閉まってしまうと駒ヶ根までがきつくなる。
シグナスで諏訪湖に行った時も、国道沿いにガソリンスタンドはあったものの夜は早々に閉まっていた。

そこで来た道を少し戻って国道473号線に入り、佐久間の町に出てみる事にした。
町となっているからガソリンスタンドくらいあるだろう。
ここでも時間をロスしたが、町にスタンドはあった。
もう閉める時間なんですよと言いながら給油してくれて、飯田まで行くならダム沿いの県道一号線でないとダメだよと教えて貰った。
どうやら国道151号線に行く方向は崖崩れだか橋が流されたかで通行出来ないのだそうだ。
152号線に戻っても良いが、時間的にはダム湖沿いの方が早いんじゃないかなとおじさんは言う。

静岡からずっと登ってきた道程だったので燃費が悪いかと思っていたのだが、意に反して約32km/lの燃費だった。
本日一度目の給油は静岡県に入った所で行ったが、その時の燃費は約31km/lだった。

ダム湖の周囲を回るような県道1号線を行く事にする。
が、この道は狭くて急コーナが続くしトンネルは多いしで夜間に走るような所ではない。
猿も居る、タヌキも走っている、鹿も二頭でガードレールを跳び越えている…

それでも頑張って走り、22時頃にホテルに着いた。
到着が遅れてもいけないので山道は直線があれば全開、コーナ手前でフルブレーキングみたいな運転で燃費に悪い。
国道に出てからも周りの車に合わせてかなりのペースで走った。

この日の走行距離は約550kmになった。

ホテルはキレイで温泉も快適だ。
食事も満足出来たし、コストパフォーマンスはなかなか良いと思う。
私が宿泊したときの客層は30代、40代と思われる人が多かった。
子供連れも居たがうるさく騒ぎ回る事もなかった。
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翌朝は写真の通りの快晴である。

翌朝はホテルの近くで給油、燃費は約29km/lだった。

続く…