N-07D(42)

無線ものなので同一条件でのテストが難しい。
シミュレータ相手にテストをするならいざ知らず、フィールド環境に於けるテストではばらつきが大きくなる。

今回はWiFiのONとOFFのみの違いで、他の設定は同一にしてある。
GPSはON,3GもONだ。
WiFiをONにした方は約4%/hで電池が減った。
WiFiをOFFにした方は約1%/hでしか電池は減っていない。
しかし以前のテストではWiFiをONにした時でも1.4%/hしか電池は減らなかった。
但しこの時にはWiFiがONで3GはOFFにしてある。
と、考えてもこの差は納得できない。

電池消費の激しさという事で電話帳プロセスの話がある。
ドコモの電話帳アプリがCPUパワーを食うという事で、私はさほど気にしてはいないのだがそれは電話帳アプリが取得する情報をSMSオンリーにしているからかも知れない。
通常SMSは(私は)受信していないので電話帳アプリが動作する負荷を最小に出来る。
デフォルトではspメールや電話着信履歴も取ってくるので、その量に応じた負荷が加わっているはずだ。

電話帳アプリは着信履歴やメールの履歴を自分のデータ領域内にコピーしてくる。
コピーはするが同期ではないので、元のメールなどを消してしまったとしても電話帳アプリにはそれが残っている。
コピーする事の意味も、それを電話帳画面で見せる事の意味も私には分からない。

いずれにしても電話帳アプリは常時動いていて、発着信やメールが来ればそのデータをコピーする。
コピーしてから電話帳のデータとマッチングを取って名前などに変換して格納している。
電話帳アプリのコミュニケーションタブをタップしてみれば内容が見える。
このサービスはspモードメール受信や電話の発着信をトリガとして動き出す。
どうしても殺したい人はService Killerなどを使うと良いのかもしれない。

Androidで電池をもたせる方法、それは使わない時には電源を切っておく事だ。
不要なサービスを止めていく究極系が、Androidスマートフォンの電源を切る事になる。