住み替えへの道(11)
内装工事は順調に進んでいる。
すでに床は完成し、階段も取り付けられた。
玄関の下駄箱やクローゼットなどの作りつけ部分も取り付けが終わっている。
おそらく今週中にも天井が完成するだろう。
壁部分も石膏ボードや合板(指定した部分は石膏ボード張りではなく合板にして貰った)の取り付けもだいぶ進んだ。
ドアの類も既に取り付けが完了しているから、今月中には壁紙貼りなどに進むのだろうか。
工事には接着剤も多用されるが、これに関しては有機溶剤を使わないタイプが使用されている。
壁紙も同様で、接着剤のニオイは減らされている仕様だ。
新築だと接着剤等のニオイが消えずに、それを乾かす為に暖房と換気を繰り返すような話も聞く。
それでも1ヶ月以上もニオイが取れないとか。
果たして健康仕様と称する工事で、この点はどうなるのだろうか。
家具の話である。
ソファーとベッドは今使っているモノをそのまま持っていこうと思っていた。
ソファーは7年も前に買ったもので、3人掛けのウレタン成型物である。
布張りのそれはカバーを使用していたので汚れはないが、縫い目が傷んでいるところが少々。
7年も使ったから買い換えても良いのだが、買値が当時で25万もしたものだから捨てるに捨てられないと言うのが本音だ。
が、チビも増えたので家族全員がソファーに座れなくなった、と言うか、私が横になれなくなった。
チビが小さい頃は横になった私の上にチビを乗せていたが、今では重くて乗せられない。
(笑)仕方ないので新調することにして家具屋をまわるが、なかなか気に入った物がない。
目を付けたものは色がかなり白い合成皮革で、最近の合成皮革は本革より効果であることを知った次第。
なお本革張りにして価格を下げることもできる。
輸入物だと国産の革よりかなり上質な物が選べるが、デザインが気に入らなかったり価格がすごかったりで手が出ない。
これなども現地から個人輸入すれば良いんだろうな。
コノリーレザーだろうが何だろうが好きに選べる。
合成皮革が高価なのは通気性を確保したり手入れが簡単だったり、その辺の付加価値らしい。
表面の色は最近の傾向で白っぽい物か、原色系か、或いはパステルカラーみたいな感じ。
無難な、すなわち落ち着いた色の物は流行らないのだという。
と言っても白は汚れるだろうな。
いくら掃除が簡単とは言っても、子供のいる家庭ではちょっと辛そう。
この件は後々レポートしていこう。
もう一つはベッドである。
これは今使っている物が10年以上前に購入した物だったので買い換えることにした。
マットのスポンジやバネや構造も随分進歩していて、さほど固くないのに弾まないダンピングの効いたマットが主流だ。
そして長さ方向も通常より15cm程長い物が選択でき、当然これを選ぶ。
その他決めていない物はカーテンとか照明器具か。
照明器具は量販店で買ってくれば済む話だが、カーテンはオーダになるので1ヶ月くらい前から発注しておかないといけない。
ご近所の知り合いが大手カーテンメーカの関係なので、その方にカーテン寸法等を測りに来ていただいて決めようと思っている。
今住んでいる家は引っ越してきてからカーテンをオーダして、でも長さを適当に測ったものだからチョッと格好悪いところが出来ちゃったりして...南区角の家だが、既に屋根まで完成している。
外壁はまだだが、柱関係は全て立っているようだ。
2×4だと床を作ってから壁を立ち上げるのかな。
普通の木軸工法は壁が先なのだろうか?残るは真ん中の区画だけである。
既に売れ先も決まって建築確認も下りているとの話なのだが、工事は未だ始まっていない。
真ん中の区画も南側の区画と同じ、いわゆる建て売りと言うことなので木軸工法の家になるのだろう。
真ん中の区画の家が出来ると南側が狭くなるな。
土地が狭いから仕方ないけど..