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過去の雑記置き場


Bluetooth(10/1)
パンク(10/2)
糖尿病(10/3)
MARANGONI(10/4)
iPhone(10/5)
地下鉄(10/6)
電動工具(10/7)
WAP(10/8)
ちょこちょこ(10/9)
デザイン(10/10)
エミッション(10/11)
産地偽装(10/12)
RF ID(10/13)
3.11.1(10/14)
3.11.2(10/15)
3.11.3(10/16)
スクーター(10/17)
スクータ(2)(10/18)
補正(10/19)
ヘルメット(10/20)
事故(1)(10/21)
事故(2)(10/22)
事故(3)(10/23)
2画面(10/24)
モニタ(10/25)
原付(10/26)
ネコ(10/27)
事故(4)(10/28)
色香(10/29)
続スカイウエイブ(1)(10/30)
続スカイウエイブ(2)(10/31)


続スカイウエイブ(2)(10/31)
◆ 整備はしたが最初の頃は恐る恐るというか、走っているうちに壊れないかなと心配があった。何せ自分で作業したわけで、チェックはしたがネジの締め忘れがないとは限らない。空中分解ではないが再始動不能に陥ったりしたら嫌だなと。ま、それも時間が経ってくると徐々に安心感に変わってくる。何事も起きないからこの先も大丈夫だろうみたいな感じだ。で、伊豆まで行ってみたわけだが何事も無くというか中華バーナの不良のみで無事に帰ってくる事が出来た。その後は都内に出かけたりもしているが特に不具合はない。
マフラーをノーマルにしたことで異音の察知も早く出来る。爆音とまでは行かないが音の大きなマフラーだと異音も聞き落としそうだ。

◆ 車でも同じなのだが、良い音を出すのなら多少音が大きくても良いのかも知れないとは思う。良い音なんて人それぞれなのだよと言われてしまうとそれまでなのだが、CVTのスクータに爆音マフラーなんてワンボックス車のマフラーを変えるのと同じくらい無意味なのではないか。いや、しかしそれに意味があると思う人が多いからアフターマーケットパーツが売れる訳か。元々スカイウエイブに付いていたマフラーは爆音タイプではなかったが、ノーマルよりは明らかに音が大きかった。MT車などなら加減速に応じて回転数変化があるから音も変わるだろうがCVTのスクータだとそれもあまりない。となるといつも同じような音がボーボー響いているだけであり、私にとっては騒音以外の何者でもない。

◆ 不安要素排除としてはランプ類のLED化で消費電力低減策も行った。HIDも消費電力を35W以下(バルブドライブ電力は30W程度)に改造したし、これで渋滞路も安心である。やはり細い道に入り込みにくいスカイウエイブは渋滞の餌食になりやすく、混んだ道路は走りたくないと思ってしまう。スカイウエイブは現行車でもバッテリが上がるという話もあり、発電能力が足りないのではないだろうか。
そうそう、ノーマルのバッテリはYTX9(8Ah)かYT12(10Ah)なのだが私が買ったものはYTX12だった。これは単に発注間違えただけである。幅と奥行きは一緒なのですっぽり収まったが、高さが違うので蓋がうまく閉まらない。でもぎりぎりネジは締まるので今もこれを使っている。どうせ入らないならTYX14(12Ah)って手もあったな。

◆ タイヤ溝はある。年式の割に走行距離が少なそうなのでいつから装着されているのかは不明なダンロップ製が付いている。タイヤに関してはシグナスの方が先に交換時期を迎えるかも知れない。車でも同じだとは思うがある程度整備するとしばらくは手を入れずに乗り続けることが出来る。特に単車の場合は車ほど構成部品が多いわけでもないのでメンテナンスは楽である。旧ソアラに乗っていた知人は"あちらを直せばこちらが壊れるで嫌になる"と言っていたっけ。ある程度の年数が経つと次々に不具合箇所が出てくる。特に気になったのが電球だという。今のようにLED全盛ではなく、ポジションランプを変えたらウインカが切れたとか、それを直したら室内灯が… みたいな。今ならLEDに取り替えて、あるいは最初からLEDなので寿命を気にせずみたいな感じである。球切れと言えば古いBENZの電球は駄目だったなぁ。今でこそ品質が良くなったが、500SLの頃は電球が良く切れて交換が手間だったことを思い出す。


続スカイウエイブ(1)(10/30)
◆ スカイウエイブの話は主にblogに書いている。ここの所は作業も落ち着いたという感じでネタも少なくなった。よく質問されるのがエンジンオーバホールにどのくらいのコストがかかるかなのだが、これは使う部品によると思う。もちろんエンジンの傷み具合にも影響される。たとえば中古で買った公称走行距離2万キロ前後と言われたエンジンは程度も良くホーニング痕も残っていた。なのでシリンダやピストンはそのまま使った。交換したのはピストンリングやステムシール、ガスケット類のみなので値段はたいしたことがない。もっとも高額なピストンリングも約3.2千円だ。

◆ 最初に買った方は抱きつき跡があったので、これを生き返らせるとなるとカネがかかる。コンロッド、ピストン、シリンダを買わなければならないからだ。あまり神経質にならないというのであればコンロッドとシリンダは手修正で、ピストンのみ交換か。オーバヒートやオイル切れがなければピストンリングとヘッドの掃除&ステムシール交換くらいで良いのではないだろうか。部品代は5千円あれば間に合うだろう。これでたぶん数万キロは大丈夫だ。

◆ 購入した部品の中でもっとも高額だったものがドライブベルトである。これも中古エンジンのものが使えたのだが潔く交換してしまった。でも潔く中古ベルトを捨てたかというとそうでもなくて予備品として保存してある。次に高かったのがシートダンパー、そしてブレーキパッドとなる。
純正部品以外で高かったのは整備書とパーツリストだ。こればかりは仕方がない。新車で買ったシグナスも整備書とダイアグツールは買った。新たに揃えた工具はバルブスプリングコンプレッサ、ハンドホーニングツール、デカいインパクト用のソケットとクラッチセンターナットレンチで、これは41mm対角の薄いナットを回すものである。
その他汎用工具に関してはまた後日書こうと思うが、専用というか特殊工具の類の他は手持ちのもので何とかなってしまうのが有り難かった。電動工具やトルクレンチも手持ちのもので間に合ったというか間に合わせた。消耗品の類はブレーキクリーナや油脂類、使い捨ての手袋やハンドソープなどだ。

◆ 中古パーツの大物はエンジンである。2機買ったがそれぞれ1.5万ほどだった。後で買ったものは程度良好でお得感があった。現在搭載しているのはこのエンジンである。最初のエンジンからはドライブベルトやプーリーなどを外して使った。そして分解組み立ての練習用として活躍してくれたし、細かなネジ類やパーツなども程度が良いものはどんどん使い回した。ヘッドオーバホールの練習台にもなってくれたし、ここはバラして良いのか、ここはバラさなくても良いのかなどの判断基準にもなってくれた。スロットルボディ一式も中古で買った。これは安くてお買い得感があった。吸入系はオーバホールして現在使用している。エアクリーナ回りも綺麗に掃除してこれを使った。外して整備して付け直すのはどうも面倒で、私の場合は整備済み品にそっくり交換するのが好きなのだ。

◆ HIDを付けたりミラーを少し大型のものにしたり、ブレーキパッドを変えたりはオーバホールとは別の話になるが、その程度の変更はしたと言うことで。あ、マフラーも買ったんだった、中古でノーマルマフラーを。やっぱり良いなぁノーマルは静かで。見栄えはいかにもノーマルで冴えないが、アフターファイアーも起きないし低速トルクも痩せない。


色香(10/29)
◆ 色香と書くと実はニュアンスが違うのだが、まあいいか。まずは色の方である。性別や年代によって好む色は異なる。目の色の違う欧米人と日本人でもインパクトを感じる色は違う。目立つ色は目立つけれど目立つだけで良いのか。って何のことかと思うかも知れないが、目立つけれど不快に感じる色があるというお話だ。中年以降になると黒字にオレンジなどの目立つカラーを好まない傾向が顕著になるようだ。黒とオレンジと言えばauのスマートフォンカラーみたいだが、この色の組み合わせは中年にはウケない。しかし若者にはウケる。高齢化社会の中でターゲット年齢層をどこに持って行くのかは難しいところだとは思う。

◆ ではどんなカラーが良いのかと言えばアースカラーだとかナチュラルカラーだとか言われる類となる。中高年にはいわゆる地味な色が好まれるわけで、白や銀色などの無彩色もこれに入る。
ではパステルカラーなはどうかというと、嫌いではないが好まない人が多いらしい。やはり明るい色よりも落ち着いた色を好むようになってくるのだろう。
色の好みなどは男性よりも女性に多く見られると言い、女性をターゲットとする商品群では色合いも重要だ。それは製品のみではなくパッケージの色や看板の色も然りである。移動体通信事業者のCIから見るとオレンジのauや赤のドコモ(真っ赤ではないところがミソなのだろうが)よりも白黒のSBMの方が高齢者に好まれるはずだ。
色だけで見れば。

◆ 香りに関してである。日本人は体臭が強くはないので香水を使う人はあまり多くはない。香水を使う人の割合は男性で3割前後、女性で5割程度だという。香りの好みは人それぞれだが、異性から漂う香りに好感を持ったとする人の割合は男性で4割近く、女性の2割程度だった。逆に臭いで不快感を感じた人の割合も男性が3割、女性は4割近くもあった。これは香水の香りが強すぎることも含め、それ以外にも汗の臭いなど臭い全般の結果だ。男性よりも女性の方が臭いを気にする人が多く、それが香水使用率にも表れている。

◆ 面白いのは自分の自信に対する香水との相関で、自分が「モテる」と思っている人の割合が香水使用者と非使用者で倍くらい違うことだ。つまり逆に考えると香水を使っている人は「自分はモテるはずだ」と認識している率が高いことになる。そんな香水愛用者が勝負香水を持っている率は2割程度、いつもと違う香りがしたら「今日は勝負の日なんだな」と考えて良さそうだ。

◆ 私はコロン系はあまり使わないのだが、夏場にスクータに乗ることが増えてきて多少気にするようになった。やはり汗をかくし、他人に不快感を与えないようにしたいとは思う。今は使う頻度がすっかり減ったが汗などを拭く男性用汗ふきみたいなウエットティッシュ的ものも持ち歩いていた。これが結構爽快感があって、どうしても汚れてしまう顔を拭いたりするのに良いのだ。アルコールに弱い私でも使えるのでアルコール含有率はあまり高くないと思う。酒に弱い私はアルコール系のティッシュで拭くと肌が赤くなったりするので。


事故(4)(10/28)
◆ あれからしばらくして、関東自動車共済から封書が届いた。ずいぶん薄いなぁ、判決文なんて入ってない感じだ。と思って開封すると一枚の説明文と一枚の汚らしいコピーが入っていた。書類送付の案内すらない。その一枚の紙切れには「別冊判例タイムズ」に記載されているとおりの事故なので、過失割合を8 2にすると書かれていた。
そうか、E氏に言わせると別冊判例タイムズという雑誌か何かの記事が「判例」になるのか。判例だと言うから詳細な判決文を期待したのに、たった1枚の説明では詳細がわからない。判例ではなく判例集や判例を集めた雑誌の一部ならばそう言ってくれればこちらで調べられたかも知れない。何故物事を正確に言ってくれないのかは謎だ。
これは区役所などでもよく使う手で「それは過去に判例があるのでどうにもなりませんね」と住民を退けるときに使う。全てが判例で片付けば新たに裁判など起こす必要は全くない。

◆ E氏の言い分もまさにこれと同じで、しかし文書でそれを出せと要求したものだから困ったのだろう。仕方がないので薄汚いコピーを一枚貼り付けたみたいな。正確性に乏しい話だ。内容に関しても実際に事故状況とマッチしているとは言い難い。この雑誌の例で行けば左側追い越し中に接触事故を起こした例がそれだとしている。私の場合は併走中の事故であり、該当しない。そういえばE氏が盛んに追い越しだとかなんだとかと言っていたのは、この例に当てはめようとする誘導だったのだ。
要するに結論ありきで、その結論に向かって事実を曲げてしまいたいわけだ。保険業務に携わるものが事実を曲げて雑誌の記事に合わせるというのが許されるのだろうか。日常的にこのようなことが行われるのが保険会社という組織なのか。

◆ この例に当てはめようとすると、相手車両は私の前方を走行している必要があり、さらにウインカを出して進路を変更しなければならない。もしも自動車が私の前方を走っていたとすると、ミラーで私の姿が確認出来たことになるので運転者の言っていることと矛盾する。運転者はミラーによって確認が出来なかったので側方にいる私にぶつかったと言っている。つまりその時点(自動車が左に寄ってきた時点)で、私はミラーの死角にいたことになる。ぶつかるほど接近している状態でミラーの死角になる場所は限られている。E氏が盛んに追い上げてきたはずだとか追い越そうとしていたはずだと無理矢理言っていたのはこれが理由だったのである。

◆ またウインカを出していたとすると、それを私は目視出来るので無理矢理突っ込んでいったりしない。E氏は自動車が進路変更にあたってのウインカその他挙動に関しては一切何も言わなかった。これも関東自動車共済側に不利になる事象には触れたくなかったからだ。
当然私はそのことを指摘した文書を郵送した。さて、E氏はどう出てくるだろうか。この雑誌の例を決定事項としているのだから、今度はこっちにしますなんて言ってこないとは思うがそれは解らない。今までも同じように、これが駄目ならアレを出す、アレが駄目ならこっちに変えるみたいな話をしている。まあ何を言ってきたとしても事実を曲げるのは難しいことだ。私はあくまでも事実に基づいた話をしているので嘘も隠し事も誘導もなく、何を聞かれたとしても答えに困らないし合理的説明が出来る。


ネコ(10/27)
◆ ウチには3匹のネコが居たのだが、今は1匹になってしまった。2匹に減ったのは2月頃の事だった。キャリーケースに入れて移動中にケースの蓋が開いて脱走した。
数時間探したが見つからず、翌日も探したがダメだった。家猫なので帰巣本能を期待する事も出来ず、その後も何度か探したが痕跡すら発見出来なかった。警戒心の強いネコだったので他人に拾われる事は期待出来ず、餌や水はどうしているかなと心配だった。今もどこかで生きているだろうか。誰かに飼われていてくれればいいのだが、音に敏感というか臆病な一面もあるので無理かも知れない。
見た目は日本ネコとさほど変わらないというか、毛並みや柄は純血種のそれなのだが普通の人が見たら普通のネコかも。爪カバーが飼い猫の証でもあるのだが、これも時が経てば取れてしまう。こいつは水が嫌いで洗うのが大変だった。筋肉質で力が強く、暴れると押さえつけるのが大変だった。洗おうとして一度噛みつかれた事があって、それ以来洗う時にはタオルをかぶせたりしていた。タオルで目隠しすると水の恐怖感が減るのか余り大きな鳴き声も上げなかった。その鳴き声は低いだみ声で特徴的だった。呼べば返事をするくらい賢いネコだった。

◆ 2匹が1匹に減ったのは先月の事だ。ちょこちょこと隙間に入り込む細身のネコなので家の中のどこかにいるのかと思っていたのだが、実は家出していた。一体いつ居なくなったのかもよく分からない。今もどこかに行ってしまったとは信じられず、ひょっこり出てくるのではないかと思う位なのだ。まさに消えたというのに相応しい居なくなりようで、勿論周辺は探したが見つからなかった。そもそもいつ居なくなったのかも解らないわけで、どの方向に行ったのかも当然不明と来ている。このネコも警戒心が強いので誰かに飼われる確率は低そうだが、いかにも的純血種の風貌なので拾われていればいいなと思う。
このネコも爪カバーは付けてある。2月にいなくなったネコよりは他人に対する警戒感は薄いが、それでも知らない人に抱かれるようなフレンドリーさはない。飼い主のみには従順で呼べば返事をしてやってくる。飼い主以外には近寄らないのに飼い主の周りにいつも張り付いているような性格である。短毛種で抜け毛も少なく、手触りの良さも魅力だ。

◆ そして残ったのはもっとも古株のネコである。コイツは尿路結石で度々医者に行っている。今は尿を酸性に傾ける療養食で毎日を過ごしている。もう8歳か9歳かその位で、確か前回病院に行った時に人間にしたら60歳くらいですねと言われたっけ。動きの鈍い事もあり、ソファーの背もたれからボテッと落ちる事も。一緒に過ごしたネコが居なくなったのが解るのか解らないのか相変わらずネコペースで過ごしている。このネコは誰にでもなつく。知らない人にも容易に捕獲される。
性格もおとなしく、滅多に鳴かない。風呂もさほど嫌がらないので洗うのも楽なのだが、下毛のある被毛なので乾かすのが少し手間だ。

◆ ネコは育て方や育ち方による性格の変化もあるとは思うのだが、純血種の場合は猫種による特徴の方が色濃く出てくると思う。
一般的には長毛種は性格が穏やかで短毛種は活動的だと言われる。確かに表面的にはこれは言えると思う。ただご機嫌斜め状態のネコでも長毛種がおとなしいかと言われると疑問もある。
大型ネコと小型ネコでは大型ネコの方がおとなしい感じがする。大型ネコの代表格はメインクーンやラグドールで、でっかいネコは存在感があるなと思う。


原付(10/26)
◆ スクータなどの話を書くことも増えたわけで、原付に関しての話題をいただくこともある。少し前にいただいたメールには、私と同じくこれまではバイクなどには全く興味もなかった方が原付に乗り始めてみましたとの内容で綴られていた。車は毎日のように仕事でも乗っていて、近所への買い物に自転車も使われるそうだがバイクのたぐいに縁はなかったと。それがF&Fの話などを見て乗ってみようかと思い立ち、その日のうちにレッツ4を買ってきたと言うから行動派だ。レッツ4を選んだ理由は「安かったから」で、私がレッツ5を買った動機と似ている。

◆ 乗り始めてしばらくは家の近所の探検に明け暮れたそうで、これも私と同じだ。自転車で行くには少し遠いけれど車では入って行きたくないよなあと思うような細い道でも原付ならば怖いことはない。メールをいただいた方によれば「近所の探検で1ヶ月は余裕で楽しめますね」と。確かにそうだ。近所探検が一段落すると少し遠くに行ってみたくなる。が、この方は夏休みと言うこともあって一気に300kmも走ってしまったそうだ。シグナスで諏訪湖に行ったときもかなりハードだったが、原付での300kmはシグナスでの500kmよりも疲れるかも知れない。

◆ ご本人は「明け方出発して、夕方には温泉宿に着いて冷たいビールを浴びていました」だそうだ。「温泉に来たわけではなく走っていたら温泉に着いちゃった、道中が楽しかった」と感想を書かれているがこの気持ちはわかる。たった50ccの原付がよく頑張ったものだという一体感というか満足感があるのだ。きっと温泉で体を休めた後のビールがいつになくおいしかったのではないかと思う。翌日は温泉に滞在して「付近の山脈などの写真を撮りまくってきました」そうで、日程に余裕があれば疲れも癒せる。
そして来た道とは別のコースでご帰宅されたと言うことだ。最後に「いつになく楽しい夏休みでした」と書かれていた。

◆ また「最近妻の買い物用になってしまい、自分用を調達するかどうか迷っています。若い夫婦じゃあるまいしペアルックならぬペアレッツ4も気恥ずかしいですが、このコストパフォーマンスは捨てがたいですね」と。お買い物用ならばかごの付いたレッツ4があるので、これを奥様用にしてはどうだろうかと思った。丸目のモデルも出てきていて、これなど女性受けしそうなデザインだと思う。レッツ4は8万円台で買えると思うので確かに安い。デザイン性とか高級感とかとは無縁かなと思うのだが、手軽さというか気軽さは価格の安さにも影響される。

◆ 原付二種も免許があるなら便利で良い。ただその為に免許を取るとなると教習所通いが必須になり、フルスピードで取ったとしても7日はかかる。時間(トータル13時間)とお金(5〜7万円くらい)の都合が付けばいいが、仕事を考えると夜間か土日に通うことになるので時間がかかる。
だからあえて二種は勧めない。もしかしたら原付に乗ることに飽きてしまうかも知れないし、ヘルメットをかぶるのが面倒だと言って自転車に乗り始めるかも知れない。ここの所はちょっとした自転車ブームらしくて、自転車乗りを楽しめるスタイルのそこそこの価格のモデルが売れているらしい。そこそこの価格と言ってもレッツ4より高いかも。


モニタ(10/25)
◆ 昨日の話の続きみたいな事でもあるが、会社で使っていたモニタは最初は21.5インチだった。
が、遠くに置くと見にくいのでその後24インチのものにした。このDELLの24インチのHD解像度のものは約1.5万円だった。21.5インチのものが1.3万円なのであまり変わらないといえる。4 3解像度の方はたぶん19インチなのだが、4 3なので縦方向の長さというか高さは30cmほどある。
ちなみに21.5インチの16 9ディスプレイの高さは約27cmである。ドットピッチはどうなるかというと4 3の方は30cmで1024ドットなので約0.3mmとなり16 9の方は0.25mmでこちらの方がピッチが狭いわけだ。これが24インチの16 9アスペクトレシオになると画面高さが約30cmになるので4 3の19インチと同じくらいになる計算だ。

◆ こんな大きなって、今となっては大きくもないのだがブラウン管時代のエントリモデルのディスプレイが15インチ程度だったことを考えればすごく大きくて、しかも安い。液晶テレビの価格をみれば納得みたいなところもあるのだが、それにしても安いと思う。液晶モニタの場合は価格と性能が比較的よく比例するので安物モニタはコントラストや反応速度で高級機に及ばない。これがテレビなどになるとコントラストや色合いが気になるとは思うし、DTP分野などでも安物のモニタは敬遠されるのかもしれない。しかし電気屋さんがみるのは画像ではなく図面だったり文書だったりするので品質への要求はさほど高くはない。

◆ 解像度は今後どんどん高まるだろう。テレビ放送だって4K(スーパーハイビジョン)なんて言っている。通信速度が速くなり、そんな高速通信を何に使うのかとは毎度言われることなのだが、同じようにモニタの解像度も上がり続けている。地デジにしても、アナログテレビで十分ではないかと言っていた人は多い。私にしてもアナログ放送が続いていればそれを見ていた可能性もあるのだが、地デジになれた今になってアナログ放送を見たらその低品質ぶりに驚きそうだ。同じように高速通信は不要だと言っていた人に64kbpsのワイヤレス環境を与えたら、遅いと文句を言うだろう。モニタも同様に、モバイル環境だって1600×900ドット程度のモニタが付く時代なのにSVGAで我慢してねなどと言っても絶対に受け入れられない。

◆ こうした解像度を制御するプロセッサも大変だ。
たくさんのメモリを高速でアクセスするには大きな電力を必要とする。GPU演算器なんてものがあるように、そのパワーは相当なものになっている。ケータイやスマートフォンでもグラフィック処理を高速に行う要求は強く、PCと同じような事になりつつある。解像度にしても今はFWVGAが主流であり、おそらく今後は高解像度化の道を歩むことになるだろう。あのAppleにしても高解像度は要らないなんて言っていたのに、iPhone4ではそれをひっくり返して960×640ドットの高解像度を売りにした。Jobs氏は「この解像度がスマートフォンのスタンダードになる」としたが、Androidスマートフォンで多いのはFWVGA(854×480)だ。
この先のモデルは1280×720ドットがスタンダードになる気配で、アスペクトレシオはiPhoneと異なるし16 9でもない。  4インチ級のディスプレイであればiPhone4程度の解像度で事足りるとは思うが、解像度にしても通信速度にしてもそれが必要か否かではなく技術的に可能かどうかで性能は向上し続ける。


2画面(10/24)
◆ 1台のPCに複数台のモニタを接続している方も少なくはないだろう。画面は広い方が良いということで、テーブルの上に何冊もの本を広げるかのごとくの使い勝手になる。モニタそのものにしてもウチで使っている安物BENQのワイドディスプレイは上下の解像度が低いのがアレなのだが、Core i5の方はHD解像度なので縦方向にも1080ドットあるので使いにくくはないし横長なのでその分広くなり見やすい。ちなみに4 3の方は1280×1024で使っている。4 3ディスプレイでは上に設置していたタスクバーも、ワイド画面の場合は右に縦に置いている。上下方向が狭くなるのを多少でも助けるためだ。

◆ 自宅でも会社でもデスクの前には2台のPCがある。
自宅の方の一台はBENQなのでウルトラ遅いのだが常時表示させておきたいものなどはこれの担当だ。やたら引っかかりまくりの状態も、XPからWindows7にしてかなりマシになった。メモリも増設したし、常用できるほどの速度ではないが役には立っている。会社の方はこれまで使っていたPentium4と先日導入したCore iの2台だ。当然別々の動作をさせているのでキーもマウスも2組あるのだが、時に2台のキーボードを使い分けるのが面倒なことがある。どうせ一人で使っているわけで、同時に2つのキーは押せない。だったらキーとマウスを共有しちゃおうかなということでdokodemoというソフトを入れてみた。

◆ すでに作者のページはなくなってしまっているようなのだがVectorなどでダウンロードできる。このソフトはキーボードとマウス切り替え機のソフト版みたいなもので、通信はネットワーク経由になる。
ソフトをインストールして操作する側と操作される側を決め、マウスを画面のどちらかの隅にに当てると、設定したPCに制御が移る仕掛けだ。クリップボードも共有できるらしい。
会社では2台を並べて置いているのでCore iのPCのマウスポインタを画面の左に当てると、そのままそのポインタはPentium4のPC上に表れる。自宅では上下に置いているので、Core2のPCのマウスポインタを画面の下に当てるとそのポインタはBENQのものとなる。
見えないところのPCはVNCを使うが、隣にあるPCならばこれが便利でよろしい。設定は特に難しいことはないが、デフォルトの34600と34601番ポート(たぶん34600のTCPと34601のUDP)を開けてやらないといけない。私の環境では唯一XPのマシンのファイアウォールを手動設定する必要があった。

◆ コントロールされる側のPCにもマウスやキーボードは付けているが、一台のキーとマウスで両方のPCを操作した方が楽な感じがする。ただしマウスだけは都合に応じて独立したものを使うケースがたまにある。
同じようなソフトとしてはVNC系のものもあるのだが、日本語対応(キーなど)が旨く行かなかったのではないかな。あとは国産でも有料版もある。マイナーなソフトとされるものだが複数台のPCがデスクに並んでいる場合は意外に便利だ。
相手がノートPCの場合も、VNCで操作するよりずっと軽い(画面を持ってこないのだから当たり前)ので扱いやすい。スタンダードサイズのノートならばいいのだが、モバイルノート系はキーやポインティングデバイスが扱いにくく、かといっていちいち外部キーを付けるのも面倒だ。


事故(3)(10/23)
◆ 関東自動車共済側には、この一連のやりとりは雑記ネタにしますよと言ってある。ある事無い事を書いたりはしないが、事実だけを忠実に書きますからねと。これに関しては後日E氏が、書く事を断ると言ってきた。日本語おかしいんじゃないの?書く事を断るとは一体どういう意味なのか。そこで、書くなと言う事ですか?と聞くと「書く事をお断りします」書いて欲しくないと言う事ですか?「書く事をお断りします」表現の自由を奪おうとしていますか?「書く事をお断りします」、話しにならない。ようするに脅迫や圧力にならないギリギリの線が「書く事をお断りします」なのだろう。

◆ 都合の悪い事には答えない。契約者の利益も優先しないし被害者の救済も優先しない。まさに役所チックではないか。ちなみに治療費は病院に直接支払われた。これに関して聞いてみると「その費用は自賠責から出ているので我々は関係ない」だそうだ。どうりで気前が良いはずである。これがもし関東自動車共済が支出するとなったら、夜間に急病受付に行ったのはおかしいとかケガが軽いのだから翌日行くのが普通だとか、判例により半額しか出せませんとか始まっているんだろうな、きっと。

◆ 今回は軽微な事故だったから良かったというか、軽微な事故でもこの通りの有様である。これが重大事故などとなったら被害者は気の毒としか言いようがない。知識がなければ保険屋の言う事は絶対みたいな感じで取られるだろうし、それこそ「そこにアンタが居たから事故が起きたんだ、アンタがこの世に存在しなければ事故は起きなかった。だからアンタの存在そのものが過失だ」みたいな論になる。
いや、実は交渉の最初にこの話をしたのだ。すると何故かE氏は黙ってしまった。なんだこの人、たとえ話の冗談なのにとそのときは思ったのだが、ズバリだったのか。
通常の保険屋だと事故の検証とか被害状況だとか損傷具合を確認するなどして責任割合などを決めるというか交渉するのではないだろうか。関東自動車共済の場合は、とにかく決められた通りに決められた通りの数字で処理するだけだ。
E氏に、では何故あたかも交渉しているかのごとく話をしたのかと聞くと「一応聞いておこうと思いました」と言っていた。こちらの話を聞いていない人なのではなく、そもそも聞く事に何の意味も感じていない単なるポーズだったという事だ。

◆ そのポーズのためにこちらは警察に足を運んで状況などを再確認したりと時間を使っている。先方にしてみればこちらを疲れさせて諦めさせる的な作戦だったのかも知れない。果たして関東自動車共済側は約束通り文書を出してくるのだろうか。それとも「気に入らないなら金は払わないよ」の姿勢を崩さないのだろうか。
通常保険会社が入っている場合は加害者本人との直接接触は行わないわけだが、加害者側を突っつく事も考えている。電話連絡や内容証明が行くだけでも相当嫌な感じがするだろうが保険会社が契約者のために動かないのだから仕方がない。加害者氏は「そんな風なら保険会社を変える」と言っていたが今更である。
本件に関しては又進展があればその都度報告していきたい。なお右腕の負傷は既に完治している。
関東自動車共済にシグナスの被害状況は確認しないのかと聞いたが、話をそらすだけだった。
そうそう、話が長引いたあげくに10 0になったら金利は請求させて貰いますからねとE氏に言ったら、何ですかそれはととぼけていた。


事故(2)(10/22)
◆ E氏に関東自動車共済とはどのような団体なのか聞いてみた。すると組合ですという。いわゆる天下り団体みたいなものかというと「組合です」とだけ言う。どうも話が通じない。E氏はそこそこ上手な日本語は話しているが日本人なのだろうか。ちなみにE氏に対して日本語能力の欠如を指摘すると怒る。
本題である。こちらが動いていたから8 2の過失割合だとするE氏、先方に確認して貰えたかを聞いた。
先方は私の存在には気づいておらず、よって私が動いていたのか止まっていたのかすらも解らないと言っていたという。確かに実況見分の時にもそう言っていた。ならばこれでE氏の主張は崩れた訳なので8 2も見直すのではないかと言ったが、加害者が認識していないだけで双方動いていたはずだという。

◆ そんな事を勝手に決められても困る。ちなみにA保険担当者に聞いてみたら「動いている単車が横から押されたら転倒します。それだけです。」と言っていた。これをE氏に伝え、なんなら実験でも検証でもしてみましょうよと提案した。するとE氏は口ごもりながら、それはイヤだと言い始める。イヤかどうかではなく、意見が食い違っているのだから実際に確かめるのが良いでしょうと言うのだが、イヤだとしか言わない。
関東自動車共済側に都合の悪い提案をすると、イヤだ、出来ない、これは意見が合わないという事ですねと逃げてしまう。

◆ やがて動いていたかどうかにE氏は触れなくなる。次に出てきたのは判例だ。判例によってこの事故は8 2なのだから8 2だと言う。動いていたかとかどうかではなく判例が8 2だと言っているというのだ。判例を参考にするなら解るが判例があるから交渉はしないというのはいかがなものだろうか。判例を覆す証拠を持ってくれば交渉には応じるが、そうでなければ8 2に決まっているという。だから実験でも何でもしましょうよと提案したではないかというと、被害者側で独自に検証でも実験でもして結果をもってこいというのだ。その結果が検討に値するなら考えないでもないが、検討に値しないものなら8 2は揺るがないと。さすがに民間保険会社とは違うなと思った。

◆ 加害者本人に電話をした。この方は自分が悪かったと深く反省しているので話は通じる。当然過失割合などと言う話もしていない。なので契約者から関東自動車共済に早期解決をお願いして貰う事にしたのだ。
するとE氏から又電話があった。加害者が何を言おうが判例に基づいて処理するのだから8 2は変わらないという。加害者が10 0だと言ったって、判例があるのだからそれに基づいた処理をすると。
E氏に保険会社とは一体何のために存在していると思うのか聞いてみた。が、E氏はこの質問には答えなかった。なので、被害者の救済や加害者の負担を軽減するために保険が存在しているのではないですかというと、「そうですか」とだけ言った。

◆ E氏と話していてもラチがあかないというか、E氏の主張を覆すと次に又別の件を持ち出してくるので話が終わらない。なので関東自動車共済側の主張を文書でくれと頼んだ。その数日後に又E氏から電話があり、8 2は変わらないと念を押してきた。もしもそれを覆したいのなら証拠を持ってこいと言う。なので、文書で出してくれと私がお願いしたのが先なのに、それも守らないまま今度はこちらに証拠を出せですか、呆れますねと言ってやった。
続く…


事故(1)(10/21)
◆ 少し前になるのだが車に接触したというかされた。私にとっては何でこんな状況で接触しなければいけないのかと不思議になるような事故である。
私は左車線の左寄りをシグナスで走っていた。相手車両は右車線を走っていたのだが、ウインカも出さぬまま徐々にこちらに寄ってきた。交差点の近くだったのでお互いの速度は20km/h前後だったと思う。車が寄ってきたので私はクラクションを鳴らしたが、更に車が寄ってきたので私は停車、しかし車はそのまま寄ってきて私の腕をAピラーに当て、更にブレーキレバーをフロントドアにこすっていった。

◆ クラクションを鳴らした時点で普通は何かに気づくと思うし、腕があたった(ミラーが倒れた)時点で普通は右に避けて接触を回避するなどの行動を取るだろう。しかしそのドライバーはそのまま斜め左方向に寄ってきたのでブレーキレバーは前方に曲がった。それでもそのドライバーはそこに止まろうとしない雰囲気だったので、追いかけていって止めた。相手のドライバーはオジサン年齢で「気づかなかった」を繰り返した。
が、私としては納得出来ない。酒でも飲んでいるのではないかと思ったのだがそうでもない。一体どれだけ注意力が散漫だとこんな事故が起きるのか。

◆ 警察を呼ぶ。相手はケータイの使い方が解らないから呼んでくれと言う。最初は物損で処理して貰おうかと思ったのだが右腕がちょっと痛いので見てみたら腫れていた。なので人身にして貰った。ら、警察は診断書を貰ってこいと言う。事故は夜だったので病院は開いていない。桜木町の夜間急病センタに行ってみるが外科はないからダメだと警備員に言われる。相変わらずウルトラ態度の悪い警備員だ。仕方がないので他の病院を探す事にする。急病センタの敷地内にいると又うるさい事を言われるので歩道ま出ててから電話をしていたら、夜間急病センタの警備員が歩道をうろつくなと言う。こちらは電話中なのにうるさい。どうやら夜間急病センタの警備員は国道も管理しているらしい。

◆ 保土ヶ谷の病院で診察してくれるという事で向かう。
透視して診断書を貰い、警察に持っていく。警官がもう貰ってきたのかと言うから、そちらが今日の日付で貰ってこいと言ったのではないかと。
3日ほどすると関東自動車共済を名乗る所から電話がかかってきた。どうやら相手側の保険会社らしい。
担当者は「お互い走行中の事故ですから8 2で話を進めます」という。お互い走行中?こちらは急停車してその後に当たってきたのだが、この人解っているのだろうか。と言うと「先方はあなたが動いていたようだと言っています」という。ほほう、おかしな事を言ってくれるではないか。私が動いていたと認識しているという事は、私の存在そのものも認識しているという事になり、私がいる所に突っ込んできたのなら過失ではなく故意だ。と言うと担当のE氏は黙る。なので、先方にもう一度よく確認して電話して来るようにと言った。この時E氏はさかんに左側追い越しだとか何とかと言っていたが、事故状況を全く把握していない。しかし何故ここで左側追い越しに誘導したかったかは後に解ることになる。
E氏はこちらの保険屋はどこかというので、私は過失割合などと言う話しになるとは思っていなかったのでA保険には連絡していないと伝えた。ただ、一応E氏の言い分は保険会社には伝えるけれど、基本的には私が自分で交渉するからと。

◆ 1週間ほど経ち、しかしE氏は電話をしてこない。仕方がないのでこちらからかけてみると「A保険から電話がないから待っていたんですよ」ととぼけた事を言う。
どうも私の話を聞いていない様子だ。
続く…


ヘルメット(10/20)
◆ 夏も終わったのでヘルメットの内装を洗ってみた。PADを取り外すのは簡単で、プラスチックのホックのようなもので留められているところをパチッと外せばいい。パッドは頬から耳にあたる部分と頭の部分の3ピース、他にあご紐左右の合計5点に分解される。取説によればネットに入れて洗濯機で洗うか、中性洗剤で洗えとなっている。洗濯洗剤は中性ではないのだが、私はこれで洗った。うちはドラム式の洗濯機なのでドラム内で他の洗濯物に押しつぶされるといけないかなと思って洗面所で手洗いした。
汚れを確認してみたかった事もあるのだが、石けん水が汚れる事もなかった。

◆ 通風口から入り込んだ汚れがスポンジ部分に付着しているかなと思ったのだがそうでもなかった。
汗も付着しているとは思うが、これで綺麗さっぱりという感じである。洗濯洗剤でもみ洗いした後に十分にすすぎ、柔軟仕上げ剤を入れた。ちなみに取説には柔軟仕上げ剤を入れて良いともダメだとも書かれてはいない。洗濯洗剤は部屋干しトップを使っているので雑菌繁殖が抑えられるかも。
柔軟仕上げ剤も除菌効果があると書かれているものなので多少は効果があるかな。ほのかな香りも付いて良い感じである。

◆ ヘルメットを部屋に持ってきたついでに外装も掃除した。と言っても見た目は汚れているわけでもなかったのだが、こちらは予想に反して太陽光コートを塗った布に多少汚れが付いた。太陽光コートは耐久性に難ありで車に塗るには相応しくない。
なのでたっぷり余っていて、それを塗ったというわけである。シールドは外して付属の撥水剤を塗った。これからの季節、曇り防止剤も塗っておきたい所だが手元になかった。曇り防止に関しては風呂の鏡などに貼るシールみたいなものがウルトラ強力なのだがシールド形状というか曲率が一定ではないジェット型には貼りにくい。
朝晩気温が下がった時にシールドが曇ると、もうすぐ冬が来るなと思う。

◆ ヘルメットの発泡スチロール部分は交換可能な構造らしいが外さずに拭けと書いてあったのでそれに従った。構造的には簡単なもので、価格の多くは開発費の償却分なのかなと思った。レッツ5に乗っていた時に使っていた安物も構造は変わらない。
内装の取り外しも可能だし勿論洗濯も可能だ。今回これもついでに洗濯した。使用域間が短かった事や冬場に使っただけなので汗汚れなどを感じなかっが殆ど使っていないので洗ってしまっておこうかと思ったわけだ。内装を外してみるとSHOEIのものより各部の精度というか強度というかが弱い。内装自体もふにゃふにゃというかへろへろというか、これって洗っても良かったのかなと思う程である。
内装を外したらCAR BESTの社名があった。ホームページもあったが私の持っているヘルメットは既に廃盤なのか掲載されていなかった。
こちらのヘルメットは使用期間も短かったし、春先までしか使っていなかったので汚れは少なかった。
ヘルメットは使わなくても寿命が来るらしいので、やがてこれもダメになるのだろうか。シールド下部にヒビも入っているのだが、そういえばこれを被って教習を受けたなぁと思い出す。そもそも最初にこれを買った時、一体ヘルメットってどこで売っているんだろうと考えてしまった。オートバックスには売ってなかったし。


補正(10/19)
◆ 補整下着は偉大だと言っていた人が居たが、今回は補整下着の話ではなく大気状態の補正の話だ。涼しくなってくるとエンジン出力が上がる。
CLSでは季節間のパワー差はさほど感じないが、シグナスではこれを感じることが出来る。パワー余裕度の違いなどにもよるものだろう。ターボ車などでも外気温の違いによるパワー差を大きく感じることが出来るが、NAに比較するとインタークーラでの冷却などの効率もあるので温度との関係が大きくなるのかも知れない。

◆ エンジン制御として、流入空気量を計るという点での補正がまず一つある。エアフロメータにしろ吸入管負圧計測方式にしろ、実際に吸い込む燃料の質量を推定する必要があるので、方式によって様々な補正が必要になる。ホットワイヤーやホットフィルムなどの質量流量の計測が行いやすい方式では補正の必要性は小さく、逆に体積や流速計量方式ではそれなりの補正を行う。これ以外にエンジンのコンディション、つまり各部の温度変化に対して燃焼状態がどう動くかの補正もある。これにはシリンダヘッド温度や水温、油温や燃料温度による補正がある。

◆ 燃料温度まで見ているのかと思われるかも知れないが、排ガス対策を行うためには色々やらなければならないと言うことだ。燃料温度によって何が変わるかというと霧化状態や粘度変化によるインジェクタ吐出量の変化だ。他に燃料ラインの中での蒸気圧変化が燃圧レギュレータにより吸収しきれない部分の都合もある。シリンダヘッド温度なども同様に、シリンダ内での霧化状態やデトネーション限界などを推定するのに利用されている。

◆ 生の状態といってはおかしいが、純粋に大気状態による補正は以下の式で表される。
馬力修正係数=760÷(大気圧mmHg-水蒸気圧mmHg)×(273.15-吸入空気温度℃)÷288.15 である。
エンジン都合による補正は各エンジンで異なる。
たとえば一部ホンダ車では吸入空気温度が40℃を上回り、かつ水温が上昇している状態では点火時期を遅らせる制御が入る。こんな状態は真夏の運転では簡単に遭遇するわけだが、モードテスト時には関係が無くなる。点火時期をリタードさせると排ガスレベルが上昇するがモードテスト時にそれが起きないのだから関係ないのだ。排ガス規制とはモードテスト時の排ガスを浄化しろと言うことであって実走行時の排ガスをきれいにしろと言っているものではない。もしも欧州車のような全域で排ガスレベルを低下させようとしたら、小型軽量コンパクトなエンジンは作れないとエンジニアは言う。

◆ SLにはガソリンクーラが装着されていた。国産車でも一部車両では装着されているかも知れない。これも排ガス対策と一つで、燃料温度を安定させることによる燃焼の改善と、蒸発ガスによる大気汚染を防止する目的だ。ガソリンタンク内でガソリンの温度が上がれば蒸気圧が上昇する。これは蒸発ガス吸収装置という名の活性炭入りタンクみたいなものに導かれる。元々これは停車中の蒸発ガソリンを吸着するためのもので、エンジンをかけると負圧でこの中身を吸い出して消費してしまう構造だ。所がこの分だけ燃料が濃くなるので排ガスが汚くなる。これを少しでも抑制するには燃料温度を上げなければ良いという話になる。
燃料温度上昇はリターン経路の付いた燃料噴射装置装着車で大きくなる。ガソリンは燃料ポンプの熱で温められ、エンジンルーム内の配管で温められた後ガソリンタンクにリターンするからだ。


スクータ(2)(10/18)
◆ ビッグスクータブームに火を付けたのはマジェスティ(1995〜)だが、これの9年前にフュージョンが発売開始されている。当時はスポーツバイクブームでもあり大型スクータはあまり流行らなかった。
確か当時、ある設計屋さんの社長がフュージョンを見に行ったけれど買わなかったみたいな話をしていた。後ろが蜂のお尻みたいだと言っていたっけ。
マジェスティは若者受けしたことがこのクラス全体の需要を引き上げたという。手軽な乗り物である原付スクータをもう少し大きくした、ちょっと高めの年齢層を狙った気もあるフュージョンが地味に終わりマジェスティは売れた。

◆ もちろん他社も黙ってマジェスティの売れ行きを見ていたわけではない。次々と新モデルを発売し、2003年には全二輪車出荷台数の6割をビッグスクータが占めたというのだからすごいではないか。
ホンダは1997年に第二のFと呼ばれるフォーサイトを、2000年には第三のFといわれるフォルツァを発売している。また2001年には当時最大の排気量である650ccのシルバーウイングを発売した。大型バイクに乗っていた人が加齢とともにバイクを降りる。しかしスクータならもう一度あの頃を思い出せるかも知れない。そんな需要を狙ったと言われる。
私が購入した中古スカイウエイブもまさにこの時代の遺物である。ここから先は記憶に新しい、ビッグスクータからバカスクブームへと変わる。パタパタマフラーやネオン管、大音量オーディオなどをフル装備して街を練り歩く、いや練り走る連中が増殖した。だが社会性に欠けるものはさっさと消える運命にあり、早々にブームは終焉となる。

◆ 原付スクータ離れをヤマハは、主婦層などの軽自動車へのシフトや携帯電話やゲーム機の登場による趣味の多様化によってスクータ離れが起きたとする。そこで商品企画されたのがマジェスティであり通勤にも使えるサイズとパワー感、デザイン性などを重視したとされる。これは一応の成功を見てビッグスクータブームが起こるわけだが、それも比較的短期間で終わる。これに関して同社は盗難被害の増加や駐輪スペースの不足などによるものと分析する。同時に欧米に見られるような文化の中でのスクータの存在を見いだしたいともしているのだが、やはりバカスクはイメージが悪かったと思う。売れるものなら何でもと言わんばかりにオーディオをオプション設定するなどしていたのだから。
若者の自動車離れが叫ばれて久しいが、これは二輪車にも当てはまるはずだ。特に維持コストや車両価格の高いものが敬遠されるあたりは、車と同じく実用車で良いみたいな流れだろう。

◆ 2005年には自動二輪のAT限定免許も出来るのだが、その時はブームも終わりかけていた。バカスク時代の終焉とともに125ccクラスのスクータが多少販売台数を盛り返す。主に都内の移動用など実用的に使うことを目的とした需要で、原付では不便な複数車線道路も走りやすいと言うことと、ビッグスクータでは置き場所に困ると言った人たちが乗り換える形で需要が喚起された。
しかし国内市場は縮小している。そこに入ってきたのが海外メーカだ。円高によって儲けが出やすい事もあり、本場台湾からも国内市場向けにいくつものモデルが発売されている。いわゆる高嶺の花的な輸入モデルも、この円高に助けられて買えないと言うほどは高くはない価格になったとも言える。もちろん国内メーカは海外生産でこれに対抗するのだが、やはりコスト的には厳しいと言える。同じ程度の品質のものを買うならば、海外製の方が安いのである。


スクーター(10/17)
◆ スクータに乗っているが、一体スクーターとはどんな発展の仕方をしてきたものなのかはよく知らなかった。バイクや精密エンジンと言えば日本のお家芸的なところがあり、日本がこの乗り物の普及や発展に大きく寄与しているのかなくらいに思っていた。だが実際には自動車と同じく日本は後発だったのである。スクータブームの時には各社がこぞって新型を開発したが、今や生産を海外に任せるメーカも少なくはない。
市場の縮小と国内製造コストの上昇が、競争力を奪ってしまったのである。

◆ スクータの原型は何かという話はあちこちに書かれているが、ホンダによればキックボードにエンジンをくっつけたようなAUTOPED(1911〜)が発端だという。これがヨーロッパに渡ると大きな話題となり、やがて座席付きキックボードのようなスタイルになり、さらには現在の原型のようなデザインになった。特徴はエンジンを前輪や後輪近くに配して足下をフラットに広くしたことだという。現在のスクータも125cc位までのモデルは足下にフラットなスペースがある。余談ではあるがこのフラットスペースは何かと便利で、エンジンいじりで使用量の増えた灯油を買ってくるときにも便利に使える。

◆ スクータが本格的に市場に広まったのは第二次大戦後の1946年、敗戦国のイタリアからVespaが生まれた。PIAGGIOはスクータを開発するにあたって、モノコックフレームを持った量産可能で安価なモデルでありながらも、整備製が良くスポーティさも兼ね備えたものとすることを目標とした。もちろんそこで生み出されたのがVespaである。3速MTと98ccのエンジン、モノコックで片持ちサスペンションなど取り入れた、いわば先進的とも言える機構だった。

◆ 時を同じくして日本ではラビットが発売される。
米国製スクータのコピーのようだが、それを日本の風土に合うようにしたものらしい。実はこの後期型のモデル、未だに中古市場で見ることが出来る。この1950年から1960年にかけては一種のスクータブームが訪れていて、国内10社ほどが生産していたとされる。ちなみに販売台数のピークは昭和33年〜34年頃だったと言われる。
ではその後はどうなったのかというと、四輪車に押される形で次々に姿を消していく。当時のスクータは(当時の価格で)14万円くらいした。大卒初任給が1万円ちょっと、理髪代が150円だった時代だ。同年発売されたスバル360が42.5万円だった。

◆ 第二次スクータブームは1970年代に起こる。ホンダが"ラッタッタ"(ロードパル)を発売し、ヤマハがパッソルを投入した。こられは主に主婦層を中心に広がりを見せ、フラットで狭めなステップでスカートでも乗れる所が受けたのだという。それこそ今の駅前を走る自転車のように大量の原付が街を走り回った。それこそ秩序も何もあったものではなく、まさに自転車感覚で乗ってしまう人が多かった。その後ヘルメットの義務化などでブームは終焉を迎える訳だが、このブームによって小型軽量で便利で手軽な乗り物としてスクータは定着することになる。二輪車というと特別な乗り物というイメージがあったわけだが主婦たちはそれを手軽なものにしてしまったのだ。
続く…


3.11.3(10/16)
◆ 裏道を通り抜けても少し広い道路になればそこは渋滞していた。いったいどこが渋滞の先頭で、一体何がこの混雑を起こしているのかも解らない。すでに日付は変わりあたりは静まりかえっているというのに、何なんだこの渋滞は。結局家に帰り着いたのは1時を過ぎていた。10時間近く車の中にいて、動いた距離は30kmか40kmか、そのくらいだろう。
家についてテレビを見ると東北の状況が映し出されていた。翌朝にならないと被害が解らないと繰り返していた。

◆ 3月12日は土曜日、各局ともに朝から臨時番組構成になっている。地震の被害と言うよりも津波による被害が大きかったことが解る。今思えば各放送局ともに被害の現状などを流していたわけだが、これからどうするのかとか、これからどうなるのかなどには触れられていなかったように思う。もちろん被害の現状を伝えることは大切なのだが、あまりに広域な放送であるが故にその地域にとって必要な状況は得られなかったことになる。
これは後に東北地方の人も言っていて、TV局が被害を伝えようと何をしようと生活出来るわけではないと。それなら避難場所や食料や水などの状況を伝えてくれた方がマシだったと言う。

◆ 翌日も同じようなと言っては語弊があるが、報道番組のようなワイドショーのような番組が続いた。各地からは具体的な被害状況が出てくるも、果たして番組はそれらを的確に伝えていたのだろうか。被災者にマイクを向けながら「今のお気持ちは?」などと言っていたのではないだろうか。地元の人は報道陣に、せっかく東京から来るなら物資を運んでくれと言ったそうだ。孤立した村などの上空を報道ヘリは飛ぶが、それは被災者の役には立たない。もちろん放送局は営利企業であるわけだから視聴率が命だと言うことも納得は出来る。納得は出来るのだが、伝わってくるものが少なかったなと感じた。

◆ 原発事故が起きた。電源喪失で冷却系統が働かないという。電源車を用意するも電圧が合わない。配電盤などは水につかっているので接続も出来ない。米国から支援の申し出があったようだが断ったと伝えられた。後になって様々な状況が報告されるが、当時は心配ない、安全だと繰り返し報道していた。水素爆発後もお抱え教授たちが安全を繰り返した。今になって放射線被害が云々と各局は報道しているが、事故当時のVTRを観ていただきたいものである。あの時にきちんと危険性を報道出来ていたとすれば、その後の不安やごたごたも少なくなっただろう。こうした報道は東京電力がヤバいとされるまで続いた。
東京電力の責任問題になり株価が下落をはじめると「東京電力はカネ(スポンサー)にならないな」と判断したのか、放送局側の態度も変わった。

◆ あの時安全だと繰り返していた東大や長崎大の教授や准教授も、東電が寄付金をくれないとなったら怒り心頭ではないだろうか。全てはカネのために安全だと言ってテレビに出たのに、金をくれないのかよ、と。しかしそんな中にあっても経産省をはじめとする天下り団体は原発は安全だと言っていた。安全だからあの程度の被害で済んだという人が居たが、結局そんな考えだから事故が起きたのだろう。安全に十分なんてものはない。常に起きうる様々な事態を想定しなければならず、だから米国やフランスの安全基準は日本よりずっとずっと厳しくなっているのだ。


3.11.2(10/15)
◆ 鶴見のあたりまで来た。交通量が増え始めている。
ガソリンスタンドに列が出来ている。何故ガソリンスタンドが混んでいるのだろう?春とは言っても早い夕暮れであたりは薄暗くなる。歩道を人が歩いて列が出来ている。そうか、電車はまだ動いていないのか。30分ほどノロノロ走っていると、渋滞が本格的になった。見ると遠くの方が停電しているようで真っ暗だ。そのエリアまで進むと警察官が出て交通整理をしている。停電のエリアはまばらで、道路の左側一帯は電気が消えているのに右側は大丈夫だとか、そんな感じだ。TVを見ても都内や近郊の情報が少なくて何が起きているのか解らない。首都高速閉鎖で大渋滞だと言われればこの時点で引き返していたのだが、それもわからなかった。そもそも地震で何故道路が混雑するのかも解らなかったのだ。

◆ 停電で信号機が消えて渋滞しているのか。このときはまだそう思っていた。が、多摩川大橋を越えて都内に入った頃には平均走行速度が歩いている人のそれを下回るようになった。この時点でも首都高速がどうなっているのかとか交通状況がどうであるのかは解らなかった。TVでは地震のニュースは流していたが首都圏の状況にはあまり触れられていない。電車が止まっていると言うことは解ったし、人々が駅に集まっていることも解ったが、バスに長い列が出来ていると言うことはバスは動いているんだな程度に思っていた。しかし五反田の手前まで行ったとき、これはこれ以上進むのは無理だと判断した。先方に電話をするがなかなかつながらない。10回かけて1回つながるとか、そんな感じだ。でも連絡は取れた。

◆ 五反田からどうやって戻ろう。国道一号線は上下線ともに渋滞しているので避けたい。どの道路も渋滞していることは間違いないだろうが、少し海側に行ってみることにする。交通情報もVICSも全くアテには出来なくなっている。国道一号から海側に抜けようとする細い道も車であふれている。都内方向も郊外方向も駄目だ。
たまに余震と思われる揺れを感じるものの、特に何かが壊れているわけでもなければ火災が起きているわけでもなく停電もしていない。なのに何故車が動かないのだろう。

◆ ニュースではJRが復旧を翌日に持ち越すと報道している。私鉄は動くかも知れないと。道路状況に関しての情報は入ってこない。海側から羽田のあたりを通って国道15号線に出る。この時点で23時を過ぎており、出発してから7時間を過ぎようとしている。この時間でも多くの車は路上をノロノロと進んでいる状況だ。幸いガソリンがあまり減っていなかったので良かったが、アイドリング燃費の悪い車だと厳しい状況になっただろう。羽田の方なので商店などはほとんど無いが、ガソリンスタンドなども多くは閉まっていた。

◆ 国道15号に入って鶴見川を渡った先あたりからは多少流れが良くなってきた。といっても歩くような速度だ。ここで国道から離れて裏道に入る。似たような思いの車もあって交通量はゼロではない。と、ここでもまた渋滞が。閉まりっぱなしになっている踏切が道路をふさいでいるのだ。この踏切は何線だろう。JRだとしたら明日以降運転が復旧するまでここは通れないのか。前方の車がUターンを始める中、一台が強行突破を試みた。バーを押し上げて通ったのだが、そのバーが押し上げられた状態のままになった。ここでUターンする車あり、突破する車ありで渋滞の列は少しずつ減った。私は多少の危険を感じながらも踏切を突破した。
続く…


3.11.1(10/14)
◆ 大震災から半年以上が経過した。復興は未だ十分なペースで進んでいるとは言えない。原発関連も同様に、政府は一体何をやっているのだと言いたくなる。1960年代の学園闘争をきっかけに隠れ思想教育によって日本人をおとなしくしてしまった政府の思惑は功を奏したのか。

◆ 雑記やblogでも震災当時のことは少し書いていたが、ここでその日を今一度思い出してみる。被害にあった人にとっては思い出したくないことかも知れないが、やがて必ずやってくる東海、南海、そして関東地震に備えるためにもあの災害を忘れてはいけないと思う。

◆ その日私は外出していた。ちょうど新横浜の裏のほうをレッツ5で走っていた。信号機のない交差点で止まったその時に揺れを感じた。地震であることはすぐに解ったが、大きい。ゆっくりとした揺れだったので遠くで大地震が起きたのかなと思った。それは中越地震の時に感じた揺れに似ていたからだ。
交差点の、止まれの標識の前で揺れが収まるのを待った。が、揺れは次第に激しくなり、付近のビルから人々が路上に避難してきた。電柱は折れるのではないかと思うくらいに揺れ、ビルは隣の建物とぶつかるのではないかと思うほどしなった。

◆ ずいぶん長く揺れていたように思うのだが、実際には10秒くらいの出来事だっただろう。ちょうどそこに居合わせた警官が、ビルから離れろ、倒れるかも知れないぞと叫んでいた。歩道上に逃げてきた人はガードレールや標識につかまっていた。
揺れが収まったのでひとまず自宅に向かうことにした。横浜線は線路上で緊急停止している。車掌が付近のビルの様子を眺めている。乗客は多くはない様子だった。
この時点で私は未曾有の大震災が起きたなどとは思っていなかった。確かに大きな揺れではあったが事故も火災も付近では起きていなかった。

◆ 家に戻ると書棚から本が放り出されたり、猫の水飲みから水があふれたりしていた。猫はうなり声を上げながら部屋の隅で毛を逆立てていた。
TVを付けると地震のニュースになっていたが、この時点でも私は災害規模を正しく認識していなかった。ましてや大津波が襲ってくるなどとは全く考えなかったのである。
なので、用事を済ませようと都内に向かうことにした。交通状況を見ようと首都高速のページにアクセスを試みるがタイムアウトした。首都高速が通れるのか通れないのかは解らないが、とりあえずは入り口に向かってみようと車を走らせた。この時点で横浜周辺では渋滞は起きていなかった。

◆ 首都高速の入り口まで行くと閉鎖の文字が。どこからどこまでが閉鎖されているのか、何が理由で閉鎖されているのかも解らない。TVでは地震のニュースは流されているが具体的被害に報道は及んでいない。鉄道が止まっているらしいと言うことは解ったが、道路状況は全く解らない。首都高速が開通するの待った方が良いのか、それとも開通はしないのか、それも解らない。なので国道1号線を都内方向に向かってみることにする。首都高速に入れなかった車で多少は交通量が多くも感じるが渋滞と言うほどではない。
続く…


RF ID(10/13)
◆ 日本ではFelicaがRFIDの代名詞的存在である。
これを大きく推進したのがドコモであり、その経緯に関しては過去に何度か書いている。国際的には物理規格は似ているが上位仕様の全く異なる方式がスタンダードである。SONY方式はそのライセンス料の高さで受け入れられない。おサイフケータイ初期のモデルでも、これを非搭載とした機種があった。その理由としてメーカや事業者はライセンス料の高さをあげた。もちろんその背景にはSONYとクアルコムには金を払いたくないという思いが根強かった。Felicaに関しては間接的にドコモにも金を払うことになる(フェリカネットワークス)わけで、やはり他事業者としては気に入らなかったわけだ。

◆ そこに第一弾の文句を吹いたのがSBMである。国際スタンダード規格を導入しようとやったわけだ。が、誰も見向きをしなかった。当時もSBMは加入者数は増やしていたが、売れる端末はローエンドばかり。そこに付加価値を付けて何になるのかと周囲は思った。設備投資の嫌いな孫さんのこと、NFCを普及させるとかけ声だけかけて少ししか金を出さないに違いないと思ったわけだ。それに対してFelicaはドコモが金を出している。どちらに付いた方が安心なのかは一目瞭然だった。

◆ その流れが少し変わってきたのはスマートフォンの売れ行きが良くなった昨今である。もっとも、スマートフォンは売れてはいるが普及率からするとまだまだだとも言われる。スマートフォンは発展途上でありこれから様々なサービスに対応する。
しかし分離プランとなり2年縛りとなった今は代替が促進されない。ようするに時代の進歩に加入者がついて行けない訳だ。しかし各事業者は先を見た計画作りを行わなければならず、国際規格に準じたインタフェース作りを行う。

◆ これに消極的なのはドコモで、それは当たり前だ。
自分たちで作ったフェリカネットワークスの売り上げを落とす方向に舵を切ることになるからだ。
ただしドコモは比較的クールで、Felica普及時にはさっさとEdyのビットワレットを切ってしまった。果たしてドコモは国際性を取るのか、フェリカネットワークスを守るのか。ドコモ以外の事業者はNFCを取り入れたいとするが、これも当たり前の話だ。特にSBMはiPhone事情があるので反Felica姿勢を崩さない。ドコモがフェリカネットワークスを守りたいように、SBMはiPhoneを守らなければならない深い事情がそこには存在するからである。

◆ Felicaを捨てると言ってもすぐに無くなる事はない。コンビニや書店での支払いを切り替えるのは簡単だが、交通系はそうはいかない。ただし利用価値が交通系だけになってしまった場合、それでもライセンス料を払ってまでFelica搭載にしますか的な問題は起きてくるはずだ。交通径以外のRF IDが切り替わっていく一つの要因がリーダライタの価格である。Felica用は高額だがNFC用はスケールメリットが出て安くなると試算されているからだ。10万円のFelica用を買いますか?1万円の国際規格NFCにしますか、みたいなもの。
カードのただ配りなどで発行枚数は多いが利用率が極端に少ないEdy、それを一瞬で抜き去ったセブンイレブンのnanacoを見れば実際に利用する場面でどちらが選ばれるのかがきわめて重要になってくる。


産地偽装(10/12)
◆ 産地偽装と言っても中国産や朝鮮産のものではない。国内産の食品が東北の表示を避けているというお話だ。肉などは挽肉や加工肉にすると産地が解らなくなる。例え放射性物質が混ざっていたとしても混ぜてしまうと希釈される。一体何が安全で何が危険なのだろうか。
新米が出てくるとコメは安全なのかという話しになる。例えばコシヒカリブレンドなどと表示されているとブレンドなのだから何が混じっているのかはよく分からない。国内産との表示はあって、例えばコシヒカリが5割とされていてもあと何が混じっているのかは解らない。

◆ そもそもコメは従来から表示偽装などが横行していて、それがイヤなら信頼できる所のコメを買いなさいみたいな感じだ。ところがこの手の一流米は早々に売り切れてしまったり予約購入しかできなかったりする。普通にスーパーなどで買おうとすればその信頼性は???である。以前にスーパーで偽装表示があった話を書いたが、スーパー自体の信頼性も疑問なのに、更にそこに怪しげなコメが混じっているとしたらどうだろうか。放射性物質が混ざっていないかも知れないが、もしかしたら混ざっているかも知れない。ひまわりは放射性物質を余り取り込まなかったそうなのでコメも大丈夫かも知れない。一部のコメは安全宣言が出されていた。

◆ 一部通販などでは前年度に取れたコメだとして売っている所もある。これも疑えば、本当に前年度なのかとなる訳だがそこまで疑っても仕方がないか。昨年に比較すると今年は米が安かったそうだ。品質的に余り良くないコメが多かった為もあるだろうが、昨年度のものより1〜2割は安かったとか。果たして今年取れるコメの価格はどうなのだろう。地震や津波被害もあって作付面積自体も減少しているはずだし稲の成長が順調なエリアにしても放射能の恐怖は拭いきれない。
野菜などにしても東北産は全般的に価格が安い。価格は安いが売れ行きが悪いと言い、スーパーなどでは東北産を余り扱わなくなっている。食の安全が叫ばれ、高価格にもかかわらず有機栽培の野菜などが人気を集める中ではそれも当然なのかも知れない。

◆ 飲食店などでは安い野菜の仕入れが可能になったと喜んでいる所もある。危険なものは出荷されてこないのだからどんどん使って東北の農家を助けるのだとは明らかに建前っぽいが、まあ良いだろう。それこそ毎日山ほど食べるわけでもないので子供以外は余り関係ないと思う。
例の東北産の薪を使わない件や、福島産の花火を使わないなどどこまでが風評被害なのかも解らないまま恐怖は拭われていない。花火や薪は放射性物質が大気に拡散する恐れがあるとの事で避けられている。

◆ 除染にしても個人や自治体でやってくれと言うのが現在の政府方針だそうだ。街中でもこの状況なので農地などには手が回らない。しかも農地は土をかき混ぜてしまうので表土を取り去る事も難しい。まあ深い所まで混ぜて拡散させてしまうのも手かも知れないが厄介な事だ。
休業補償などは一時的なものだ。恒久的には安全な環境に戻す必要があり、時間はかかると思うがそれを進めるのは東電や原発推進団体の仕事だ。それこそ原発でさんざん儲けてきたのだから、それなりの責任も感じて欲しいのだが天下り団体にそれを言っても無理か。そして何かをやると言えば増税論になる。確かに救済に金がかかるのは事実だが、今まで無駄遣いしてきた関連団体に手を付けずと言うのが気に入らない。


エミッション(10/11)
◆ 昨日の続きみたいな話になるが、排ガス対策を考えてみたい。現在の排ガス濃度維持走行距離は8万キロとなっていて結構厳しい。8万キロも耐久性があるのかぁと単純に思ってはいけなくて、適切な整備や交換を繰り返せば大丈夫ですよという話なのである。それ以前は2万キロだけ基準内であればよかった。
某社がECUを開発したとき、どうしても排ガスが規制値に届かない。車の走行距離はもうすぐ2万キロである。触媒を換えたりもしてみたが大きな変化はなく、そこで新車を持ってきたら一発で規制をクリア出来たという。排ガス処理装置の劣化ではなくエンジン自体のエミッションレベルが上がっていたのだ。

◆ 全ての車が2万キロで駄目になるかと言えば決してそんな事はなくて、規制値に余裕のある車であれば劣化しながらでも基準値内に入る。排ガス基準クリアの★の数のステッカーも伊達ではないと言うことで、将来的な劣化を加味すると★の数を増やせる訳だ。
そうはいっても普通の車が8万キロも持つわけはない。それこそ適切な(=金のかかる)整備をすれば維持出来ますよという話だ。国交省的には普通のメンテで排ガスレベルを維持させたかったようだが、最大手自動車メーカは「そんなことは不可能だ」と突っぱねたという。適切な整備がなされていれば可能だが、法定整備もしないような車でそれは出来ないと。

◆ いつの間にか法定整備を持ち出すところがアレなのだが、法定整備レベルでは排ガスを規制値内に入れることは難しい。それこそ乗り方やメンテ状態にもよるだろうがオイル上がりやオイル下がりが多少でも増えればHCが駄目になる。インジェクタにゴミが詰まればCOが、O2センサが劣化すれば全てが駄目になるのだ。これらは定期交換部品ではないが、故障したら換えろとなっている。そしてその故障の状態の判断が従来より厳しくなった訳だ。もちろん普通の走行に支障が出るほどの"壊れ"ではないので、普通は整備されない。

◆ 単車の排ガスレベル維持距離も従来の1.2万kmから2.4万kmに拡大されている。といっても車検も何もない排気量の場合は野放しである。そもそもマフラーを社外品にすれば触媒レスになるのだから排ガスレベルは上がる。
トラックなどでも排ガスレベルを維持するためのアレをごにょごにょしたりして、アレレスで走れば経費節減になるが排ガスレベルは上がる。
都内を走っていてディーゼルスモークの多いのはエアポートリムジンバスだ。排ガス対策済みステッカは貼られているが、闇整備でもやっているのかな、高速道路走行が多いし。

◆ 環境にうるさいというか環境に敏感な欧州では車の排ガス問題以外でも色々な規制や規則があってクリーン維持が当たり前みたいな感じもある。ホンダのエンジン屋は欧州車の排ガスレベルを見て感心していた。日本ではモード燃費/排ガステストで利用される回転数と負荷範囲でのみ対策を行う(テストで使われない高負荷高回転域は無視)のが普通なのに、何故欧州車は全域でストイキ燃焼させているのだと。このあたりは排ガスというか環境意識の違いというか文化の違いというか、そんな感じなのかなぁ。


デザイン(10/10)
◆ デザインは重要である。ケータイなどにしても発展途上の時期には機能が優先される傾向にあった。あのモデルにはこれが付いているけれどこのモデルはこれがないとか。だが機能や性能が横並びになってくると、デザインや売り方が重要になってくる。以前から書いているようにSONYやソニエリのデザインや売り方はうまいと思う。性能や機能よりも見た目や感覚で選ぶ、選びたくなるものがそこにあるわけだ。SONYのPCなんか、と思っても買ってしまう。それって私だけなのかも知れないが、そういうことだ。

◆ 製品そのもののデザインもさることながら、外箱などのパッケージデザインも重要である。PCなどはハダカで陳列されているが、箱入りの製品やお菓子などはパッケージそのものが外観になる。一般的に目の色素の薄い白人は青色を目立つ色と思い、日本人などは赤を目立つ色だと考える。なのでお菓子などのパッケージでも目立たせるために赤っぽい色を使う。だがあまり目立たせすぎる色使いをすると下品になる。特に食べ物の場合にはおいしく見せる工夫も必要なので難しい。

◆ 文字にも好き嫌いがあるという。おそらくは流行のようなものがあるとは思うのだが、女性は一般的に明朝体や筆記体などの端正で品格のある自体を好む傾向だと言われる。そこに色や文字サイズの変化を加えることによって、女性はその商品に興味を示す。良いデザインではなく売れるデザインを作り上げるのがデザイナの仕事なのだ。
これは一般の商品でも同じ事が言えて、良いものが売れるわけではなく売れたものが良いものだとする考え方と一緒だ。どんなにすばらしい商品であっても売れなければ何にもならない。単に世の中に認識されませんでしたねで終わってしまう。

◆ 車にしても同じように実用一辺倒的な日本やドイツの車と、フランスやイタリアのそれではデザインの傾向も特性も全く違う。以前に書いたシートの話は掲示板の方でも議論されていたが、日本車って長距離を乗ることをあまり考えていないのかなとも思う。それこそ1時間とか2時間程度の低速ドライブや渋滞時に合わせた、みたいな。まあコスト面とか、カタログを飾らないところに金はかけられないみたいな問題は大きいだろう。見た目という点で国産車のシートは悪くはないと思う。これも貧相なシートでは売れないが見た目がよければ、例え中身がどうであろうと売れる。

◆ 以前にも書いたがソアラの見えない部分の手抜き具合というか、安いものを高く見せようとするトヨタの技術はすごいなと実感したことがある。信頼性などに関しても同様で、それこそSONYタイマより徹底した管理がされているよな、トヨタだもん、みたいな。排ガス対策とかモード燃費対策も結構面白くて、数千キロも走れば剥がれてしまうようなコーティングなども摺動部に行う。メーカの理由付けは「初期アタリを良くしてトラブルを防止する」(=慣らし運転が要らない)だが、これらコーティング(場所によってはシールだったりする)によって摺動抵抗が2〜3%も減らせるというのだからモード燃費対策としては有効だ。


ちょこちょこ(10/9)
◆ 車もスカイウエイブもチョコチョコは乗っている。でもその程度だ。車の方は従来通りのペースでしか無くて、大物を買い出しに出かけるときなどに使っている。月間走行距離は50km程度だろうか。ブレーキディスクがさびるなぁ。ESPエラーもそのままで、このまま車検となりそうだ。スカイウエイブの方はもう少し走っているが、細い道に弱い=渋滞に弱いのでシグナスほど気軽ではない。先日シグナスで細い道を行ったら行き止まりで、しかもUターン出来るほどのスペースがない。仕方がないので押して戻ってきたのだが、そこが下り坂(押して戻るには上り坂)だったので大変だった。むやみやたらに入って行っちゃいけないな。って、そのあたりは車の通れないような細い道が縦横にあるみたいなエリアで、どの道が行き止まりかそうでないのかは全く解らなかった。

◆ スカイウエイブは保土ヶ谷バイパスを走ることも出来るのだが、これも渋滞が嫌だ。今は取り締まりで少なくなったが以前は路肩を走る車やバイクが多かった。神奈川県警は歩道橋や高い場所から双眼鏡で見て取り締まりを行うので、路肩走行は危険である。車線の上などをすり抜けながら走るバイクも掴まる。たぶん車が止まっているときならば罪にならないような気がするが、様子をビデオで撮られたて掴まった人もいるので無茶はしない方が良い。というか私はスカイウエイブをひらりひらりと操る腕は持ち合わせていない。

◆ やはり250ccに乗るとなれば少し遠くに行きたいとは思う。問題は信頼性だなぁ。それこそプロが整備しているのならば立ち往生なんて事も少ないだろうが、自分でいじっている訳なので何が起きても不思議ではない。電気系ならあまり驚かないというか、以前にライトが点かなかったことがあった。そのときは夜だったのでライト無しでは走れない。スカイウエイブな2灯なので片側がトラブっても大丈夫だ。なので中華HIDでもOKさ、って、しかしその時は両方とも点灯しなかったのである。原因はどこかというとスタータスイッチだ。10Ahのバッテリでセルを回すために、セル回転中はライトが消える仕組みになっているのだ。そのスイッチが接触不良でエンジンがかかってもライトが点かなかったというわけ。これはスイッチをコリコリといじって解決した。

◆ 電気系といっても以前にblogに書いたバッテリ上がりは参ったなぁ。こればかりはどうしようもない。今はバッテリを交換済みなので不安も少ないが、とにかく電池がなければどうにもならない。交換したバッテリもウルトラ安物なので、突然死などとなったら目も当てられない。安物対策でもう一つ積もうかな。それでも高い国産品を買う1/3の値段なのだ。
鉛蓄電池というとシリコンバッテリーなる中国製もあったなぁ。以前は秋月電子で扱っていたのだが今は消えてしまったのか。それと共にと言うことなのかどうなのか、シリコンバッテリを褒め称えていた多くのページも消えている。
宣伝用だったのか… バッテリと言えばCLSのものもそろそろ寿命かも知れない。2つ積まれているのでエンジンスタート不良の可能性は低いが、これも電池切れになると何も出来ないだけに少し心配ではある。


WAP(10/8)
◆ WAP(WirelessApplication Protocol)は携帯電話などのモバイルデバイスでインターネットアクセスを効率的に行うために標準化された技術だ。我が国ではauのみがこれを使っていた。通常のHTMLではない、拡張子HDMLのマークアップ言語を使用してホームページを記述し、それを中間サーバが最適化して携帯電話に送る仕組みだ。狭い帯域や少ない端末のメモリを圧迫しないようなプロトコルなどが使われていたのだが、時代の変化は高速化と大容量化に向いていたためHDMLは日本において普及しなかった。また中間サーバの負荷が重く、auでは度々それがエラーを吐くなどしていた。ドコモはと言うと通常のHTML言語のサブセットに当たるコンパクトHTML言語を独自に採用し、これはHTMLと互換性があったので普及した。
PDCに見られる日本独特の文化と通ずるところもあるが国際標準よりも独自のHTML継承作戦が成功したと言う事になる。その後WAP2.0ではCHTMLも規格に含まれるようになり、auもこれと前後してドコモ向けホームページの絵文字を解釈出来るようにするなどして現在に至っている。

◆ そのWAPもついに消える。auがサポートをしなくなる為だ。ここでも一つの時代が終焉を迎える。
WAPはあくまでもプロトコルや言語の話なのだが、モバイルデバイスに特化したコンパクトさや効率が過去のものとなったように携帯電話のクローズド網もやがては消えるのかなというお話なのである。
携帯電話用のホームページが存在するように、これらは狭い画面で有効に情報を伝えるための工夫が凝らされている。フルブラウザでPC用のページを見る事も出来るのだが縦横にスクロールさせながら閲覧するのは効率的ではない。
スマートフォンも同様に、PC用のページがそのまま見られるからPCは要らないとかと言っている人たちもいるが、しかし一方ではスマートフォン用のホームページを作っている企業や個人も少なくはない。
SBMもiPhome向けにはFlashを取り去ったページに変更した経緯がある。

◆ 画面の大きさは異なるが携帯電話もスマートフォンも解像度に大きな差は無い。拡大や縮小の容易性やスクロール操作のそれは異なるのだが、見やすいページの構成は似たようなものなのだ。ケータイ用のページ、ケータイサイトなんか過去のものさと言っている人がスマートフォンで見ているスマートフォン用のページは、ケータイ用ページそのものみたいな話である。しかもタッチ操作でリンクがクリックしやすいように低解像度化したり大きめのアイコンを配したりする。
スマートフォン全盛になり、ケータイ用のページがスマートフォンで見られるだけなのか?それともPC用のページがスマートフォンで見られる時代にシフトするのか。

◆ 前者だとすればクローズド網とは行かないまでもスマートフォン用に最適化されたページが並ぶような、つまりはiモードサイトみたいなものが集まってくるはずだ。後者だとすれば単にケータイ用のページが消え去るだけの話しになる。私は前者ではないかなと思う。その方が見やすいからだというのが一番の理由で、あとはCSSやテーブル組を極力使わないページを作る手もあるがリッチ化の流れに逆行する。特に自動車メーカなどはFlash満載の思いページがお好きで、そこからFlashを取り除いたらあとは何も残らないみたいな。結局ケータイサイトをちょっと手直ししてスマートフォン用と名前を変えるのが手っ取り早いかなと思う次第だ。


電動工具(10/7)
◆ 電動工具は昔に比較すれば安くなったし便利になった。私は中学生の時にスピーカのエンクロージャを作ったのだが、木の板をさんざん苦労しながらのこぎりで切った事を覚えている。今なら電動工具で短時間にきれいに工作が出来るのに、のこぎりだもんなぁ、当時は。
ウチには小型の電動丸鋸とジグソーがあるから簡単な細工ならば訳なくできる。

◆ ドリルにしても今は電動ドリルが一般的だが、昔はハンドドリル(楽天アフィリエイトコード付きリンク)を使っていた。このリンクした先の商品、スタイルが昔っぽくて懐かしい感じがする。このハンドルをぐるぐる回しながら穴を開けたのだ。ちなみに同じ価格で電動ドリルが買えるとなったら、しかもドリル単体ではなくキリからアクセサリからセットになっていてこの値段だとしたらどちらを買うか。電動ドリル単体だと2千円くらいからあるのだから、もはやハンドドリルの出番はない。もちろん私も電動ドリルは使っているしDCで動くタイプのものも持っている。細いキリを使うときはコンパクトなドリルが欲しくなるので小型のバッテリ駆動品などは重宝する。
ローパワーのバッテリ駆動品でも金属ではなく相手が木材だとそこそこの径のキリも使える。

◆ コードレス化はLi-ionバッテリの普及で一気に進んだ。軽く小さく大容量なバッテリという事でポータブル工具にはピッタリなのだ。ウチにある電動インパクトもバッテリ式である。価格とトルクからするとコード式の方が良いと思うのだが、一度バッテリ式を使うとコード付きは面倒になってしまう。インパクトレンチと言えば普通はエアツールだった。というか今でもエアツールの方が安価で強力である。ただしエアが要るのでホビー用には使いにくい。
コードレスは便利だが発生トルクは小さい。連続使用時間も限られるので、用途に応じてという事になる。ドリルなどでも大きな穴を開けようと思えばAC100V型が必要だが、そうでなければバッテリ式の方が手軽で便利だ。

◆ 電動インパクトはホビー用として以前からあったが、モータの力をスプリングに蓄えて一気にガンみたいな感じのものだった。ガガガガガッとインパクトを与えるほどのパワーはなく、毎秒1回くらいドン、ドンという感じ。そんなイメージがあったので電動インパクトレンチなんて使いもになるのかなぁなんて思っていたのだ。
実際ウチにあるものでも最大トルクは145Nmでしかない訳で、エアインパクトの1/3程度のパワーである。もっともバッテリが14.4V(36Wh)しかない訳で、毎分0.5立方メートルものエアを消費するエアインパクトとはパワーが違うのは当然か。
ちなみに500W程度の消費電力のAC100V型の電動インパクトならば400Nm程度のトルクを得る事が出来る。ただし回転数などの最大値はエアインパクトには及ばない。


地下鉄(10/6)
◆ 東横線は渋谷から横浜を経由して桜木町までが従来の路線だった。JRに比較すると運賃が安く、でも以前は暑くなってもなかなか冷房を入れてくれなかったりした路線だった。駅が多いので遅い感じはする。今は何種類かの急行というか特急?もあるようだが、それでもすごく速く走る感じではない。東海道線や横須賀線が速いので、どうしてもそれと比べてしまうのだが遅さというか駅間隔の短さでは井の頭線の方が上だろうな、間違いなく。
その東横線も今は横浜から地下鉄に乗り入れて中華街まで行っている。桜木町には市営地下鉄とJRと東横線が来ていたのだが、その東横線が無くなったわけだ。東横線の地下鉄乗り入れというか東横線の地下鉄化も進んだ。従来横浜の東横線駅は高架だったのだが地下鉄乗り入れに伴って地下駅になった。横浜駅までのあいだの駅も、これに伴って地下駅になった。東横線は高架工事を進めていたわけで、一部は高架で一部は地下という事になっている。

◆ さらに平成15年には代官山から渋谷の間を地下化する。渋谷周辺は岩盤が固いと言われていて、工事には新型シールドマシンが投入された。従来のシールド工法に使われるトンネル掘り機は、大きなドリルというか回転体が進みながらトンネルを掘っていく構造だった。トンネルの直径と同じ穴がどんどん掘れるのである。SF漫画に出てくるような、先端に巨大なドリルをくっつけた乗り物みたいなイメージだがドリルは円錐ではない。
東横線のトンネルを掘っているマシンは円形の穴を掘るのではなく楕円形に掘っていく。
そういえば木材に四角い穴を開ける電動工具があったなぁ、あんな風なのかなと構造を思い浮かべた。

◆ 楕円というか四角に近いような穴を掘るシールドマシンはフライス盤で四角い穴を掘るのと同じように、小型の刃を移動させながら四角く掘っていく。これは鹿島と川崎重工業が共同開発してもので、円以外の断面形状のトンネルを掘る事が出来る。小さめの刃を移動させながら掘っていく方式なので面圧を高く出来るとともにカッタの刃の回転数を上げる事が出来、結果として固い岩盤も掘っていけるという。
なおトンネルの断面を円にしない理由は、多少でも掘る面積を小さくするためだそうだ。確かに電車を入れるのに円形断面の必要はないし、強度が確保出来るのなら掘る穴は小さい方が良い。トンネルは長いから多少でも断面積を小さくできればかなりのコスト削減が出来そうである。

◆ 大江戸線は車両自体を小さく作る事でトンネル断面積も小さくし、建設コストの大幅節約をしたのだとか。確かにあの電車は小さい。小さいというか座席の間の通路部分が狭いというか、そんな感じだ。トンネルが丸くしか掘れないのなら、列車を丸くしよう… なんて考えはなかったのかな。
これだと窓のあたりが膨らんだ格好になって開放感があったりして。ちなみに現在の電車車両は台車近くの部分より窓のあたりの方が膨らんでいる。
話に聞くところによれば列車の安定制御が進んだために揺れが小さくなり、現在の線路幅(上下線の間隔)の中で従来より大きな(幅の広い)車両を走らせる事が可能になったのだとか。なので車両幅を広くして、でもホームとぶつかってしまうので下の方は従来サイズの電車を作ったとか。


iPhone(10/5)
◆ 新型iPhoneが発表された。iPhone5ではなく4Sだった。これを受けて株価は急落した。終値では持ち直したが、如何に世間の注目度が高かったのかが良く解る。例年であれば夏前には発表される新型を秋まで待たせたのだからと言う期待も大きかったのだろう。朝のニュースなどでも新型ではなく中身を少し変えただけみたいな表現が使われた。
いや違うんだ、中身は別物なんだ、正常進化の新型なんだと久々に神尾氏が熱く語っていた。確かにそうかも知れないというか、そうでなければマイナーチェンジの意味がない。
だがそれにしてもインパクトが少ない。CPUパワーを上げてカメラ画素数を増やした程度で日本のユーザは振り向かないのではないか。もっともiPhoneであるという事自体が大きな付加価値である事は現時点でも言える。

◆ 少なくとも国内市場を見れば外観の差別化は重要だ。自動車にしても双子車や三つ子車、全く違ったように見える車種のシャーシが同じなんて事は日本では当たり前である。ケータイにしても中身をさほどいじらずに外観を少し変えたり色を増やしたりする手法はモデル末期に見られる。自動車で言うところの特別仕様車ってやつだ。こうする事によって目新しさが出て販売数を拡大する事が出来る。
最小のコストで最大の効果を上げようとするのが見た目の変更なのだ。売れない3DSだって年末商戦に向けて新色を出してくる。
iPhone4Sのハードウエアに特筆すべきものは無い。神尾氏は従来型に比較してアレがどうだこれが云々と言っていたが、比較対象が1.5年も前の従来型なのだから当たり前である。
最新のAndroidに比較したらどうなの?と言ったら可哀相かな。来年の夏前にはiPhone5が出るから、出るから、でる… と、TVカメラの前でもはや次期モデルの話を始める同氏だったのである。

◆ 私が興味を持ったのはSBMとKDDI殻の発売日が同じ(KDDIは"発売日は未定としている")だという事。最も早い予想でも11月、専門家と言われる人々は11月発売の報道がなされた後も来年発売であるとの予想を崩そうとはしなかった。それが来週末には発売だというのだからこれは意外だ。iPhone4S自体に見るべきものは無いが、販売合戦というか販売戦略が面白い。ネットワークでも信頼性でもサービスでもauは圧倒的優位に立つ。逆に勢いや力強さやアピール度はSBMが抜きん出ている。通信事業者としてのKDDIと、商社というか虚業家というか投資家というかが始めた移動体通信事業者が同じ製品を扱うとどうなるのかは興味深い。

◆ 私はSBMだからこそiPhoneをこれだけ売る事が出来たのではないかと思っている。それにはタダ配りや、タダより安いキャッシュバック付きでのばらまきが大きく貢献している。果たしてKDDIに同じ事が出来るだろうか。SBMと競争出来ないようではまさに宝の持ち腐れになる。「ウチの方がネットワーク品質が良いんだから高値で買えよな」が通じるほど現在のKDDIを取り巻く環境は良くないのだ。表向きは価格を付けるのだろうが、実際の販売店でどんな売り方がされるのか。もう一つはパケット定額代をどうするかだ。iPhoneスペシャル価格をSBM同様に設定してくるかどうか。
Appleからの台数コミット要求はすさまじいものがあり、それを処理する為にもかなりお得な、つまり事業者にとっては厳しいプランを設定する必要があると思う。


MARANGONI(10/4)
◆ マランゴニ?マラゴニー?どちらの読み方が正しいのかよく分からない。スタンバイとスタンドバイみたいなものか。マランゴニと読むがNの音が弱いのでマラゴニに聞こえる?又その中間風なマランゴーニと書かれているものもある。
なんでマラゴニーかというと、トイレスタンプクリーナにそう書いてあったからだ。マラゴニー効果とは表面張力や密度の違いによって起こる対流のようなもので、ワインの涙を例にされる事もある。トイレスタンプクリーナは、便器内部にこの薬剤を貼り付ける事によって便器全体に薬液が行き渡る風な事を言っている。

◆ 節水トイレ対応と言う事もあって、便器洗浄液の売り上げが伸びている。節水トイレは極限までの節水を行うために、特に樹脂製の便器では汚れ落ちが悪くなる。水流や対流などを考える事によって同じ水量で複数回の流れを起こすなどの工夫はされているのだが、感覚的には過ぎたるは及ばざるがごとしと思わないでもない。なぜならば節水トイレの汚れを流すために2回水を流すという人が一定割合いるとされるからだ。ではトイレスタンプクリーナは効果的なのか。早速買ってきて試してみた。と、その前にタンク投入型の洗浄剤も試してみた。これは効果があるとも無いとも言えるというか言えないというか、多少は効果があるのかなみたいな感じか。まあ価格からすればこんなものだろう。

◆ トイレスタンプクリーナはタンク投入型洗浄剤より高額なのでそれなりの効果を期待する。タンク投入型洗浄剤150円くらいで1ヶ月の持続、トイレスタンプクリーナは350円くらいで6週間(1週間×6回分だが、実際には2週間くらい持つかも)が公称持続期間だ。効果はたいして期待はしていなかったが、汚れ付着防止の効果は認められる。価格対効果として見た場合にどうなのかは人それぞれ感じ方が異なると思うが、節水トイレ使用の方は試してみる価値はある。効能というか効果は便器表面への汚れの付着を防止する感じで、水垢やカビ、カルシウム成分の付着などを防止するものではない。つまりサボったリングはトイレスタンプクリーナでは防げないのだ。もっともこれはタンク投入型洗浄剤でも防ぐ事が出来ないので掃除する以外にはない。

◆ トイレスタンプクリーナは標準的使用で1週間の持続だと書かれている。当然水を流す機会が多ければ早く消費されるだろうし、そうでなければ長持ちする。最大の欠点はトイレスタンプクリーナがくっついている事が汚れに見えるというか、異物がくっついているのだから仕方がないが、そう言う事だ。見えにくい場所にくっつけても良いのかとか、その場合の効果がどうなのかはよく分からない。便器の中の水流の関係もあるので、私はトイレスタンプクリーナ周辺を通った水が便器全体に流れるような、そんな場所にくっつけた。マラゴニー効果がメインだとすればどこに付けても同じように効果を発揮するのではないかと思うのだが、じゃあ便器の上の方でも良いのかと言われると何とも。水が当たる場所でなければならないと思うのでそれは考えなければならない。なおこれは汚れの付着を防止する薬剤であり、汚れが勝手に綺麗になる洗浄剤ではない。多少の洗浄効果はあるとは思うが、清掃後にポンとスタンプするのが正しい使用法だ。


糖尿病(10/3)
◆ 私は血糖値は正常なので今の所糖尿病とは縁がない。
が、周りには何人かの糖尿病患者が居る。一人は、このままの生活を続けると命は長くないと言われて大幅減量を実行した。もう一人は医師の言いつけを守らずに入院を余儀なくされたが、その後どうなったかは解らない。糖尿病発症のメカニズムはよく知らないが、症状が悪化しないギリギリの生活?を続けていると徐々に弱ってくるのだろうか。血糖値が高いんだよねと言いながら、それでも別に不自由な生活でもなく酒も飲んだりしていた方がある時突然入院したなんて例も見ている。
糖尿病やそれに近い状態であると聞いていても、別に不自由そうには見えないし元気な感じだったのに、突然どうしたんですかみたいな。

◆ 医者に言わせると体を動かすための運動、ようするに水泳をするとかランニングをするとかではなく毎日歩く方が効果的ですよと。ヘビーな運動は、やった気になる点での満足感は高いが長続きしにくい。ならばバスに乗っていた所を歩くなどの運動法の方が続けられる。こうした普段からの注意で糖尿病は予防出来るそうだ。血管系の病気でも同じだが、手足を動かすより歩くのが良いとも言われる。腕立て伏せの方が運動量は大きいだろうが、同じ時間歩いた方が体のためには良いと。適度な運動と食事の改善、食事法にしても野菜類を食べてから炭水化物を摂るなどすると血糖値の上昇は抑えられる。こうした細かな事に注意していれば血糖値上昇は防げるらしい。
普段の生活や食事などが決して褒められるスタイルでない場合、予防のための知識を身につけておく事が身を救うかも知れない。

◆ 糖尿病とアルコールの関係はどうなのだろうか。私は酒も飲めないので関係がないのだが、糖尿病やその気配のある方の多くは酒好きである。いや、私の周りの人たちがたまたまそうなだけかも知れないけど。
血糖値コントロールなどが出来ていれば多少の酒は飲んでも良いらしい。まあ血糖値コントロールが出来ないから病気な訳で、そのあたりの判断は難しい。
酒を飲めないなら死んだ方が良いという方は飲んでも良いと思う。酒が百薬の長となるかどうかはその人の病状次第だ。糖尿病と共に高血圧や動脈硬化の気配のある人は酒はダメだし、タバコはもちろんの事である。血管系の病気やその予備軍の場合、タバコを吸い始めると症状は急激に悪くなると言う。例えば入院中はタバコが吸えず、退院してタバコを吸ったら息苦しくなったみたいな。悪化は瞬時だが回復には時間がかかる。

◆ 糖尿病というと血糖値コントロールだが、最近は血糖値が高い時だけ有効に作用する薬があるそうだ。
この薬の場合は低血糖に陥る心配がないので安全性が高い。重症の糖尿病患者のみではなく、いわゆる糖尿病予備軍の人にもインクレチン関連型の薬は有効に作用するらしい。
従来の糖尿病の検査は2回行われたのかな。食事による影響などを排除しなければならないからだそうだが、今年からはHbA1c検査が行われるようになり糖尿病の検出精度が上がったとか。これはヘモグロビンとブドウ糖の結合状態を調べるものだそうで、一度の検査で糖尿病が判定出来る。忙しいのに2回も検査かと思うか他も少なくないと思うが、これなら一度で済むわけだ。


パンク(10/2)
◆ 最初はヘッドライトの光軸の変化に気づいた。
HIDテストなどで光軸や配光には敏感になっていたためか、少し光軸が高いんじゃないかなと思ったのだ。しかしものすごく狂っているという風でもないし、気のせいかと言われれば気のせいかな程度の狂いだった。次に気になったのはコーナリング時にメインスタンドをこすったこと。そんなに倒していないのに、何でこするかなぁと思った。勿論タイヤの点検はしたがつぶれているような感じでもない。というかそこまでエアが無くなっていれば異常に気づくわけで、たぶん空気圧が半分程度に減っていたとかそんな感じなのだろう。で、もしやリアサスがへたったのかな?とか思った。翌日になって直進安定性がちょっと悪いかもと感じた。おかしいな、一応空気圧を見ておこうかなとスタンドに行ってエアを入れたら結構入る。

◆ これはおかしいと点検すると、なにやら銀色に輝くものが突き刺さっているではないか。
あらら、パンクだ。修理キットはあるので自分で直すのは簡単だ。が、丁度そこにあった小さなバイク屋に修理をお願いした。店の中で涼んでいると10分ほどで修理は完了、5cmもあろうかという釘のような物体が取り出されていた。修理費用は2,100円で、安いところなら千円くらい、高いところでも3千円程度らしい。店から出す時に後輪ブレーキの遊びが少し大きいですねと言うことでネジを調整、シグナスはリアが効かないから握りやすい位置に調整しておかないとねとオニーさんは言っていた。
修理キットは千円くらいなので店でやって貰うのは微妙というか絶妙な価格だ。というのも、ゴムノリを開けてしまうと結局は固まってしまうので頻繁にパンクでもしない限り使い切りになるからだ。今までも車用のパンク修理キットは何セットも買っているが、開けなくてもゴムノリはやがて固まる。まあ一般の接着剤だって何年かすれば固まってしまうのだから仕方ない。それが一旦開封したとなれば固まるのが早くなるのも当然である。それとコンプレッサでエア入れが出来れば良いが、単車用パンク修理キットに入っている炭酸ガスを使うとすると割高になる。

◆ 結局の所修理屋さんがあればそこで直す。スタンドがあればエア補充する(単車のパンク修理は例えチューブレスでも受け付けてくれないところもある)。スタンドでエアを入れればしばらく走行出来るので、バイク修理屋を見つけることも可能だ。まあスタンドの片隅で修理させて貰えればエアが使えるので楽ではある。で、付近に何も無いとか夜間などならば自力で修理して炭酸ガスをプシュッと入れるという手順だろう。車用の電動コンプレッサはZ31標準のものを持っていたのだが壊れたんだったかなぁ。いや、Z31のは壊れたがその後SL用か何かが車に積んであったはずだ。なので家まで戻って自力で修理もアリではあったがゴムノリを補充しておくのが面倒だなと思ったりして。
原付などは道路の左端を走ったりするのでパンクしやすいとは言われる。郊外よりも都内の幹線道路などの方が変なものが落ちていると言う人もいる。いずれにしてもパンク初体験で、次回からはもっと早く気づけるようにしようと思ったのであった。


Bluetooth(10/1)
◆ BTイヤフォンはソニエリのHBH-DS205を使っている。使っているというか持っているという感じで実は余り使っていない。余り使ってはいないのだがバッテリの寿命は近づいてきていて、購入から2年経った2010年には持続時間が非実用的なレベルにまでなってしまっていた。仕方がないので充電器に接続しっぱなしで使っていたというか放置していたわけだが、先日ふとみたら充電コードが抜けていた。あららと思って差し込んでみると勘合が悪い。プラスチックのツメが壊れてうまく入らなくなってしまったのだ。
そもそもバッテリがダメなので充電器無しでは10分ともたない。

◆ このモデルはバッテリ交換が出来ないので使い捨てである。メーカ修理に出せば取り替えてくれるかも知れないが、それより新しいものを買った方がお得ですよと、きっと言われる。日本製のものは大抵電池交換が出来るのだが、小型軽量化を進めるBTレシーバはそうは行かないのか。なんか捨てるのも悔しいなと思うし、そういえば同じく電池交換の出来ないiPhoneをエコシステムだとか言っている人も居たなぁと、あの頃を思い出してみたり。

◆ 充電器さえうまく接続出来れば使えるのかどうか、充電用の接触端子の充電器のケーブルを半田付けしてみた。液晶上は充電できている事にはなっているが完全放電させてしまったわけだしなぁ、もしかしたらダメかも。以前に書いた電池がダメになったエスティマハイブリッドと同じで充電表示にはなるが電気は溜まらないのかも。いや、分解して見ようかとも思ったのだが同じサイズのバッテリが入手出来るわけでもないし、それこそ物理的に壊れたらゴミになる。
もし充電が可能というか充電は出来なくても紐付きで動作してくれればまだ使えるではないか。

◆ 充電を開始して1時間ほど経ったのでPCとリンクさせてみる。と、ちゃんと動作するではないか。
充電ケーブルを手で一生懸命接触させようと頑張った時にダメだったのは、そもそも接触状態が復活しなかったためだったのだ。とりあえず紐付きではあるが使えるようにはなった。というかワイアレスイヤフォンの意味が全然無いんだけどね。
バッテリがNi-MHなのかLi-ionなのかは解らないが、NI-MHで高容量型だと寿命はそう長くはない。
Li-ionならば無理しなければそこそこの寿命は確保出来るはずなのだが、SONYはPCでも充電制御がアレで電池壊しマシンみたいになっていたからなぁ。今時の充電デバイスを使えばそこそこうまく働くのに、あるいは欲張らずに9割充電くらいで使っていればいいのに。

◆ バッテリと言えば前回のこのBlueToothの話の時にも書いたと思うのだが、Panasonicのハンディ掃除機のバッテリも駄目なんだった。主にこの掃除機はネコに掃除機がけする時に使っているので数分間の動作で余り不満はないのだが、でも数分間しか動作しない。ちなみに新品時は30分くらいは動いたと思う。バッテリはユーザ交換可能な仕組みになっていて3千円くらいだったかなぁ。ただし注文しておかないと入手は出来ないと思う。
最近は電動工具もLi系バッテリが普通になったし、既に5年くらいは使っているので早めに買っておかないと市場から消えてしまったりして。
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