VC

過去の雑記置き場


FTTH(2/1)
各社サポート(2/2)
ローエンド(2/3)
原付(2/4)
原付(2)(2/5)
原付(3)(2/6)
メモリ効果(2/7)
原付(4)(2/8)
マナー(2/9)
原付(5)(2/10)
原付(6)(2/11)
Proxy(2/12)
Xi(2/13)
ヒートテック(2/14)
SIMフリー(2/15)
道の先(2/16)
BENQ(2/17)
BENQ(2)(2/18)
500km(2/19)
LED電球(2/20)
不景気(2/21)
諸費用(2/22)
共同購入(2/23)
フレッツスクエア(2/24)
楽天カード(1)(2/25)
楽天カード(2)(2/26)
ポイント(2/27)
原付その後(2/28)


原付その後(2/28)
◆ 毎日の足として役立っている原付は、電動自転車より楽でよろしい。何度か書いているが音がうるさいのが嫌なのだが、こればかりは仕方ないか。燃費は正確に計算していないが、おおむね45km/lというところだろう。排気量と重量を考えれば悪い燃費に違いないが、それでも2サイクル時代よりは良いんだろうな。車の方は原付購入前から走行距離は伸びなくなっている。駅周辺に出る時も、以前は駐車場の空いている時間を狙ってくるまで出かけたものだが今は歩いて行く。駐車場を探すのも、待ち行列に並ぶのも、道路の渋滞も面倒だと感じるようになったからだ。常に車を使っているとそれらを許容する慣れが生まれるが、何かのきっかけで車を使わなくなるとその方が合理的だと思い始める。これが車離れの始まりなのかなと思ってみたり。

◆ では車の代わりに原付を使うかというと、駐車場というか駐輪場問題があるので駅周辺に出かける時には使わない。駐輪場のあるスーパーやコンビニになら行けるがその程度である。あるいは駐輪場のある場所まで原付で行き、そこに止めて地下鉄などを使う手か。バスや電車よりは移動コストが安いので、面倒な乗り換えを考えるならその乗換駅まで原付で行った方が良いか、みたいな。そんな使い方なのだが、少し遠くに行ってみようかと思ってもいる。現在は横浜に住んでいるが生まれ育ったのは東京都の西の方だ。横浜から車でそこに行こうとすると、昼間なら2時間以上は楽にかかる。直線距離は40km程度、環七や環八経由でも50km程度だ。トレンディドラマで有名になり地価が高騰はしたが、その後過疎化の波が押し寄せたあのあたりを経由しても同じような距離だろう。

◆ この道程なので原付で行っても2時間はかかる。でも車で行くのと変わりない時間だ。目的地周辺は道の細い場所が多く、以前車で行った事はあったのだがその道に入れるのかは入れないのかみたいな感じの場所も多かった。原付でなら行けそうな道もあり、少し懐かしんでみるかなみたいな思いもある。他の車の邪魔にならないという点では夜走った方が良いのだが暗いし寒いし疲れるか。休日の昼間だと訳の分からないサンデードライバーが危ない運転をしてくれるしなぁ。免許更新の教則本にも書いてあるが単車は小さいからと奥に見えるというアレか。慣れている人なら小さかろうが何だろうが周囲のものとの距離で比較をするはずなので遠近感は分かる。だが慣れていない人にとってみると原付は遠くにいる物体と映るのかも知れない。

◆ 右折車の危険性、左から本線に左折してこようとする車などには注意を要する。路肩に並ぶタクシーの列はウルトラ邪魔だが、走っているタクシーがそう危険な存在でないのはプロドライバーだからだ。車自体が危険だと思うのは日産車の視認性の悪いウインカとプライバシーガラスってヤツだ。プライバシーガラスの車の後ろを走っていると、自分の視界が狭くなる事よりも対向車(右折車)が原付を認識しにくいだろうなと思う。乗用車ならまだしもトラックやワンボックスの後ろに入ってしまうと対向車からは見えなくなる。相手にどう見えているか、相手がどう認識するかを考えながら乗らないと危険がいっぱいな原付なのだ。


ポイント(2/27)
◆ ヨドバシカメラはポイントで品物を買ってもその品物の金額に応じたポイントが付くような気がする。もしかしたら今は違うかあるいはそもそも私の勘違いだったのかも知れないが、確か以前はそうだったと思う。ちなみに現在は「なお、ポイントでのお支払い額分は、ポイント還元の対象外とさせていただきます。」と明記されている。 ポイントシステムと割引の違いはここにある。100円のものを1割引で買うと支払額は90円だ。100円のものに10%のポイントが付加されると支払額は100円(SBMなら実質90円だと言いそうだ)が、プラス10円分の品物を買う権利が貰える事になる。このポイントで10円のものを買って10%のポイントが付くならば実質割引率は1割になるが、そうでないと9%に下がる。

◆ ビックカメラにしてもヨドバシカメラにしてもポイントで購入したものに対してはポイントが付かないので10%分のポイントは実は10%の価値はないのだ。
と言う事に先日気づいて、ビックカメラはポイント付与方法がヨドバシと違うのかと思った。でみ一応ヨドバシも調べてみたらビックと同じだったのである。ヤマダ電機も以前は(今も同じかも知れないが)ポイントで買い物をしてもポイントが貯まった。ヤマダのカードが複数枚になってしまい、これも以前は合算できたのだがその後出来なくなり、仕方がないから残ったポイントで買えるものを買った。ら、そのポイントでの買い物にポイントが付いたわけで、全部使い切る事が出来なくなった。
現金特価1割引の店と、現金特価10%ポイント還元の店では前者の方がわずかにお得になる。第一財布から出すカネの量が少なくて済む。ポイントを貰ったって使わなければ何の役にも立たないし、そのまま失効する場合だってある。今はケータイにポイントカードを入れているから良いが、以前は結構失効させていた。カードを持って行き忘れてポイントが付かず、ポイントが更新されずで失効するのだ。

◆ ポイントは預かり金である。と、ポイント発行企業は主張する。プリペイドではないが、そのポイントを使えば商品を買う事が出来るのだから売り上げではなく預かり金だ。しかし税務署は売り上げだという。100円のものを買って10%のポイントを付けたとしても10円の預かり金が出来るのではなくあくまでも100円の売り上げだとしてビックだかヨドバシだかともめていたような気がする。実際どう考えたって預かり金だろう。ビック倒産疑惑の時も、ポイントが消滅するかも知れないと騒ぎになった。まあ税収減に苦しむ国税としては屁理屈だろうが何だろうが税金を取っていくみたいな感じだから仕方がないか。
しかしこれ、回り回って影響を受けるのは利用者の方だ。企業は収益を確保するために何らかの対策を行う必要があるからだ。

◆ ポイントを沢山ためて一気に使おうとすると本人確認などが面倒になる。ポイントには金利が付く訳でもないので適当に貯まった時点で使ってしまうのが良いと私は思っている。以前は貯めっぱなしで、10万円分とか貯まった時点でそれを使っていたのだが、本人確認だとか何だとかで面倒だった。それにネットワークケーブルや電池などそう高くはない値段で端数の出るものはポイント支払いが楽で良い。クレジットカードだと(その店発行のもの以外は)ポイント付与率が下がるのでお得ではない。


楽天カード(2)(2/26)
◆ 昨日書いた通り、楽天銀行の口座開設はケータイが非対応機種だと言う事でそのままになった。なお少し問い合わせたい事があったので楽天銀行の問い合わせ先を探したが、質問はOKwaveで行えと書いてあるのみだった。サポートコストをケチって素人さんに答えさせようというのか。でも今は公開されていないであろう電話番号の掲載されたページを見つけて電話してみた。まさか電話問い合わせがあるとは思っていなかったのか的な先方だったが、結局のところ問い合わせた事に対しては分かったのだか分からないのだか良く分からないような感じになった。それ以上の事はメールで問い合わせろと言う事だが、お返事はすぐには返ってこないと。何ともサービスの悪いところだった。

◆ まあそんなわけで楽天カードを持っている人にID登録を頼んだ次第だった。楽天銀行自体が良いか悪いかと言う事もあるが、やはりサポートや問い合わせ先がないのは不安である。カードに関しては、クレジットカードの整理を進めてきた関係もあって新たに作る事には抵抗があった。デパートに行けばデパートカードを作れと言われ、ビックカメラに行けばビックカードが便利ですよと言われ、ヨドバシからはクレジットカード機能付きポイントカードのDMがやってくる。年会費はタダだからと言うが、いつまでタダなのかは分からない。
初年度無料などと明示してあるところはまだ親切で、楽天などは永年無料と書いてある。果たして楽天の言う永年は何年なのか。ちなみに孫さんは長期保有を約束して買い付けた銀行株を3年ほどで売り払ってしまったのかな。つまり孫さんにとっての3年は長期に相当したと言える。

◆ クレジットカードではないが、コスモザカードを解約したのも既に書いた通りである。これも無料かと思っていたらシッカリ年会費がかかっていたりして。まあスタンドの数が減らなければそれでも持ち続けたかなと思うが、スタンド自体が減ってきてしまって不便になったから。このカードはクレジット機能なしのガソリンしか買えない&ETCカードになっていて便利だった。
まあこのカードが減った代わりに楽天カードでも良いかと思ったわけでもないのだが、DMの来具合などの人柱&ここのところ低迷気味の広告収入稼ぎもあって申し込んでみた。広告料稼ぎの関係で楽天で買い物をする事が多く、ならば前述知人の言う通りかなと思った次第だ。

◆ 加入すると様々なポイントが貰えるのだが、何か色々制限というか制約というか注釈というかがあるので気をつけなければならない。ポイントが貰えたかとかDMが山ほど来たかなどはまた報告したいと思うが、宣伝メールが山ほど来る事は分かっている。タイトルか何かで振り分けて、必要でないものはゴミ箱に直行させなければならないのは通常の楽天とのつきあいと同様だ。何しろメルマガ必要のチェックを全部外しているにもかかわらずいつの間にか登録されているというのが楽天の本質だからである。そうそう、カード入会で貰ったポイントの使用期限は短く設定されているので注意する必要がある。無駄なものを買えとは言わないが、保存の利くものなどを買って使ってしまった方が良い。そうだ、ポイントと言えばビックカメラはポイントで買った品物に対してポイントが付かないのか。
と言う話はまた明日。


楽天カード(1)(2/25)
◆ 申し込めばその場でOKみたいな楽天カードに加入を断られた人も世の中には居る。何がどうなると断られるのか良く分からなくて、あれってオンラインで申し込むとその場で加入ありがとうございますとなり、何日かするとカードが送られて来るみたいなものではないのだろうか。オマケに何千円か分のポイントも付いてきたりして、楽天に個人情報を握られるのが嫌ではないというか、そもそも楽天で買い物をしている時点で個人情報をさらしてしまっているのだから仕方が無いかみたいな諦めならば持つのも悪くないのかも知れない。ただしクオリティの高くないカードを持っていると、カード会社からの評価が高くならないという話もある。カード会社は誰がどの(提携)カードで何を買ったかまで把握しているわけだから。

◆ 楽天に与える情報を最小限にする事を逆に考えると、楽天で買い物をする時には楽天カードを使いましょうみたいな事になるかも知れない。と言う話を知人がしていて、なるほど確かにそうかも知れないなとは思った。まあクレジットカード番号を控えられているくらいなものではあるのだが、セキュリティ管理の度合いによってはこれは危険な事にもなる。
私は何度か書いているように現在はDCMXとHSBCのVISAしか使っていない。ただこれも以前に書いたがDCMXはポイント付与率が低下するなどサービス面が悪くなってきた。まあiDがあるので利用をやめると言う事はないのだがお得さ加減は減ってきている。楽天カードやSBIカードなどは加入者獲得主義なのでサービスは良い。いや、サービスというかみかけのポイント付与率などは良いというべきだろう。本質的なセキュリティやその他のサービスが良いとは思えないからだ。このあたりはやはり会費の高いカードが優れていると私は思うわけで、対トラブルなどに関してはAMEXが良いと思う。

◆ 知人が言うには楽天での買い物は楽天カードで、銀行口座はそれ専用で残高も限定しておくという。楽天以外でも怪しげ系?通販の時には楽天カードを使うが、高額商品や海外通販の時にはサポートのシッカリしているカードをと分けているそうだ。彼は何年か前に海外通販か何かでトラブルがあり、当時は確かJCBかどこかだと思ったのだが、えらく対応が悪かったとぼやいていた事があった。まあそんな経験を活かしてのカード分けは、spam防止にメールアドレスを分ける程度の事なのかも知れない。それが楽天ではなくてSBIでもガソリン系でもデパート系でも何でも良いのだが、まあ楽天で買い物をする事が多ければ楽天カードなのかなぁ。

◆ 個人的には楽天でカードを作るあるいは楽天銀行に口座を作るなんてあり得ないと思っていた。実際そのために広告料収入用のIDを別にしたりもした。何しろ楽天銀行に口座か楽天カードを作らないと3千ポイント以上は没収だというのだから酷いではないか。いや、しかし実は楽天銀行に(仕方がないから)口座を作ろうかと思った事もあったのだ。しかしオンライン申し込みがケータイ(免許の写真を撮って送る)のみで、しかも非対応機種だったのでめげたのだ。なぜケータイのみなのか、なぜPCの写真添付では駄目なのか。ケータイのメールアドレス集めの一環なのかなんて深読みをしてみたものだった。
続く…


フレッツスクエア(2/24)
◆ 少し前にblogにも書いたが、フレッツスクエアへのアクセスに関してである。何を今更フレッツスクエアかと言えば、フレッツに新規加入したり継続利用しているとポイントが貰えるのだが、その手続きにはフレッツスクエアにアクセスしなければならない。
アクセスするとリンクをクリックするたびに新しいブラウザが開いて、まるでブラウザクラッシャのようになるというお話はblogに書いた通りだ。まあNTTなんてその程度のものだろう。それでもアクセスできればいいのだが、私はアクセスできなかった。まず第一に古いPCというか古いブラウザだとSSL仕様(ビット数か?)への対応がないのでアクセスが出来ない。じゃあ仕方がない、他のPCから行くか。そう思ってアクセスしたらログインできなかった。どうやら自分の契約回線からでないとログインできないらしい。だったらIDもパスワードも不要ではないかと思いたくなるのだが、これがシッカリくっついている。まあNTTなんてこの程度のものだろう。

◆ 仕方がないので自分の回線からアクセスしてみる事にする。Bフレッツは標準仕様では2セッションしか張れないのでISPの片側を切ってフレッツスクエアに接続する。が、またしてもアクセス失敗だ。そうか、ルート情報が古いんだ。NTT貸し出し品のルータならば特別な設定なしにルートしてくれるが、それ以外の場合は明確に宛先アドレスを書いてあげなければならない。と、最近の情報を見たらクラスC半分だけになっていた。これなら面倒ではないな。こうしてやっとフレッツスクエアへのアクセスが可能になったわけだ。アクセスしたら貯まったポイントを換金しよう。以前は電子マネーへの交換程度しかできなかったような気がするが、今は金券との交換も可能だ。確かに継続利用などでポイントが貰えるのは嬉しいが、それよりも回線を解約と新規を繰り返した方がずっとお得である。新規加入すれば工事費の出費は免れないが2100ポイント(1ポイント1円に交換可能)貰える。

◆ 以前は無料で観られる動画などもあったが、今は殆ど無いというか面白くなくなった。しかも別のセッションを張らなければならないのが面倒だ。知人などでもポイント換金のためのアクセスはするが、普段は全くフレッツスクエアなどは見ないという。運営維持にもカネがかかっているだろうし、パスワードで保護されているのならインターネットからのアクセスを許せばいいのに。動画などの大容量伝送となると網内で済ませたいのかも知れないが、ならばその部分だけ別の方法にするとか。そうそう、以前はIPV6の設定がないと動画系を見る事ができなかった。たぶんWindows7からなら何もしなくても見られると思うがXPだと何かを設定しないと駄目かな。これにしても、なぜIPV6なのかみたいな事はある。フレッツスクエア宛に別セッションを張るならば、その中は(乱暴な言い方をすれば)どんなIPアドレスでも使えるわけで、なにもIPV6云々の設定を強いる事はない。まあプライベートを振るというのはちょっと問題があるが、そうそう沢山サーバが並んでいるわけでもないだろうからどうにでもなりそうだ。それに動画配信サーバなど(少なくとも以前は)混んでいるから見られませんのメッセージが出まくっていたわけで、何百台もサーバが並んでいるというわけでもなさそうなんだけど。


共同購入(2/23)
◆ グルーポン事件が一躍有名にしたこの手の企業だが、リクルートのポンパレがWeb広告露出度を上げている。調査によればシェアトップのグルーポンと二位のポンパレで全体の8割を占めるという。なお共同購入サイト147の推計販売総額は昨年12月のデータで約22億円だそうだ。グルーポン事件に限らず、この手のサイトはたびたび問題を起こしている。一つは明確な二重価格であり、割引率を高く見せかけるために割引前価格を不当に上げているというもの。
他にはグルーポン問題と同じく有利/優良誤認広告によるものなどだ。

◆ 共同購入サイトでは顧客満足度を上げる取り組みを行っているというのだが、それでもトラブルは発生している。グルーポン事件で明らかになったグルーポン体質は、実はグルーポンだけのものではなくポンパレも同じ事ではないのか。ポンパレのサイトに行くとその作りはグルーポンそっくりになっている。
そっくりだというとリクルートに怒られるかな、色が違うとかレイアウトが違うとか写真が違うとか言われそうだ。まあ中国にしてみればコピーは当たり前なのだからって、リクルートって中国企業だったっけ。クーポンを見るにはメールアドレスを入れなければならない。これもグルーポンと同じだが、適当な文字列でもクーポンのページには行けた。

◆ どのサイトでも同じだが怪しげなクーポンもあればそうでないものもある。そうでないものは割引率が低めであり、怪しげなものはお得度が高い。中華街の金鳳酒家もクーポンを出していた。この店は店自身も5割引クーポンなどを出しているので、値段はあって無いようなものだ。ポンパレのクーポンは5割引となっているが、では元値のコースはどんなものかと見ようとしたら存在しなかった。つまり割引専用料理と言う事であり明らかな二重価格である。同じ神奈川エリアの別も店でもコース料理が5割引となっていたが、その店のサイトを見ても元の料理価格の提示はなかった。これもまた二重価格だ。そしてクーポンサイトに登録している企業や店舗の多くが独自の高率割引券を発行している事だ。つまりクーポンサイトを利用しなくても独自割引券を使えば良いというか、店にしてみれば割引サイトに支払うコストがないので独自割引券の方が儲かるというか、そういう構造になっているのだ。

◆ 割引販売を広告宣伝費ととらえるかどうか、つまり広告宣伝費であれば実売価格より安い値段で商品やサービスを提供する事になるのだが、割引商品の販売による商売と考えるとするならば多少利益は削るかも知れないが割引価格でも儲かる程度のクオリティの商品やサービスを売ると言う事になる。割引というかお得というとSBMの8円ケータイを思い出す。
8円ケータイに関して問われた孫さんはと金プログラムが云々と言い始めた。やがては客になってくれるが今はたいした客じゃないと。しかしその後、たいした客じゃない客は時間が経っても何も変化しない事に気づき始める。そして頭から湯気を発しながら8円しか払わない客の面倒は見られないと、自らの発言を180度ひっくり返して課金を開始した。割引販売が商売を活性化させるかどうかは紙一重だ。それこそ孫さんのように集金上手な人ならば大抵のプランを成功に導けるだけの力と頭脳を持っている。
しかし全経営者がそうではないし、むしろそうではない方が圧倒的なのだ。


諸費用(2/22)
◆ 乗り物の話ではなく家電製品の話である。なぜ家電製品に諸費用が存在するかという話だが、大手を含めて家電店はこれで儲けようとしているらしい。つまり製品本体価格は価格勝負に負けないために極限価格を表示し、そこで失う儲けの部分を諸費用に上乗せするわけだ。具体的に何がどう加算されるかというと、送料と設置費用がそれにあたる。しかも送料無料などと表示されていたりして、しかし実際に買おうとするとお客様のエリアはいくらですとか、接続道路が細い場合はトラックが入れないのでいくらですとか、難癖に近い理由を付けて加算していく。
そう考えるとネット通販で買った方がよほどクリアである。何しろ送料と言ったら決まった送料であり、道が細かろうが何だろうが一定額なのだから。

◆ 次に待ち構えているのは設置費用だ。冷蔵庫などはその場所において電源を入れるだけだ。だがそれにもカネを取る。冷蔵庫用の電源が用意されていますか?そうでない場合は別途工事が必要ですよとか、アース端子付きのコンセントがないと感電しますよとか、冷蔵庫の下になんだかというマットを敷かないと壁紙が黒くなったり床がへこみますよとか、これらをフルに頼むと2万円アップくらいになるらしい。
なんか悪徳リフォーム屋みたいな話だ。冷蔵庫ですらこれなのでクーラとなると更に難癖が増える。取りつけ位置が合わないので穴を開け直しますよ、1穴千円かかりますよと。そんな穴を開けて、次にクーラを買ったらまた穴位置が違うというのかと言えば、大抵のものはこの位置で付きますと開き直る。じゃあ今開いている穴は何なんだ、みたいな。この手の費用は現地で精算となっている。つまり、販売時にこれらの事を言えば商談が成立しなくなる恐れがあるからだ。そして現場では、この穴がなければ付かないと言われれば仕方がないと諦めてカネを払う。

◆ 他ににオプションではあるが、様々なものを売りつけにかかる。屋外の配管カバーは当たり前に売りつけられるとして、ドレンホースのワンウエイみたいなものがあるのだとか。私も直接見た事はないのだが、それを付けないとドレンホースから虫が入って来るだとか、ドアを開けた時に室内が負圧になってドレンホースにたまった水がエアコン側に逆流するとか、そうなると部屋の中に水が噴き出してくるとかと、恐ろしい事を言われるそうだ。ちなみにビックカメラ経由でこれを取りつけて貰うと3千円取られるらしいが通販でバルブだけを買えば500円ちょっとで済むそうだ。ちなみにドレンパイプを地面に付けて設置すると虫などは入りやすくなる。地面より高い位置から水が垂れるようにすると良いらしい。ちなみに私は過去にドレンホースに虫が侵入してトラブルが起きた経験は一度もない。

◆ 対策パーツが売られているのだから虫の侵入はあるのだろう。虫の多い地方にお住まいの方は対策を要するかも知れないが、そんな時はホームセンターで買ってきて付けようではないか。そうそう、こうした家電量販店ではクーラ用のコンセントがない場合はクーラは付けてくれないらしい。コンセント工事をしなければいけませんよと。ちなみに2.2kW級であればお勧めは出来ないが延長コードでも大丈夫だ。それこそ1.5kW級の電気ストーブや電子レンジよりずっと消費電力が少ないのだから。


不景気(2/21)
◆ 掲示板の方でも様々な意見を頂いた景気問題に関して。結局のところ日本の経済を好転させようと思う人が居ないから好転しないと言っても良いのではないだろうか。日銀的にはデフレになれば資産価値が上がる、つまり貨幣価値が上がる事でありそれは好ましい。この不景気のさなかにあって金融緩和はインフレを招くなんて(blogにも書いたが)飢え死にしそうな人を前にして、食べ物を食い過ぎると腹を壊すぞと言っているようなものだ。国債をどんどん発行して公共投資を行えばいい論もあった。確かにこれが従来型の日本のやり方だったのだが、それによって経済が良くなったというのは高度経済成長期の話かな。少なくともバブル崩壊以降は、政府は景気が好転したとか何とか言っていたが少なくとも民間がそんな気分になったかどうかは怪しい。

◆ 確かに国債を発行する事は悪くはない。カネを増やして流通量を稼ぐ訳で、不景気で金利が安いのだからどんどん借金しましょう論はあるし米国などはこの流れだろう。ただし日本の場合はその使い道が不透明すぎるから効果が少ない。公共投資にしても、その時だけの赤字では収まらずに延々と赤字を垂れ流すようなダムや空港や道路などに化けてしまうのが何とももったいない。もう一つは国債を支えているのは国民であるという点だ。直接国債を買っていなくても、銀行や企業を通じて間接的に国債を買っている。勿論積極的に国債を買って居る人は自分の払った税金から支出される金利分を回収できているのかも知れないが、多くの人はリスクは背負っているがリターンにはありついていない。国債価格の暴落が起きると預貯金封鎖はもちろんとして、国民の財産の多くが失われる結果になる。アルゼンチンと同様な目に遭いたくなければ資産は海外に逃がしておく事であるし、つまり国債の発行過多は全国民にリスクのみを押しつける事に他ならないのではないか。

◆ 国債の価値が大きければ不安は少ないのだろうが、格下げのニュースなどを聞くと安心しても居られないのかなと思う。よく国の借金を民間の預貯金を含む総資産で穴埋めで着るみたいな話も出るのだが、国の借金を民間の資産で穴埋めするってのは結構乱暴だ。少なくとも私は国の借金を連帯保証したいとは思っていない。海外投資や海外への貸付金があるではないかという向きもあるがドコモの海外投資失敗は批判されたはずだ。アレと同じ事が起きない保証がどこにあるのだろう。そう考えるとこれ以上の国債発行が容易に出来る環境にはないと言える。では国債が発行できないとどうなるかと言えば増税しか無く、つまり現在の財務省の言う通りになるわけだ。

◆ ならば全国民が増税に反対したらどうなるか。こうなると増税が出来なくなる。増税が出来ない、国債も出せないとなても公務員や官僚の報酬は下げないだろうし無駄な事業も廃止はされないだろう。じゃあ手っ取り早くお金を作っちゃいましょうというのがエコポイントであり政府通貨論だ。日銀がお金を刷ってくれないのだから自らこれをやってしまうわけだ。エコポイントは一定の効果はあったと思う。地デジ対応テレビなどの普及も進んだ。勿論こんな事が続けば通貨価値が下がるのだから日銀は黙ってはいない。で、民主党はこれを廃止したのかな?


LED電球(2/20)
◆ 照度などを含めたレポートはblogの方にも書いているが、お得さ加減はいかがなものだろうか。一般的に言われているのは(白熱電球に比較して)寿命を価格で割った数字が10以上あれば得だという考え方だ。
シリカ電球は寿命が1,000時間程度で100円である。従って1円あたりの寿命は10時間と言う事になる。電球型蛍光灯の寿命は6,000時間〜12,000時間程度であり売価は600円くらいだろうか。まあ明るさや形状によって売価は異なるが、2個で千円というのものあるので平均的にはこんなところかな。これで1円あたりの寿命は10時間〜20時間となる。LET電球の寿命は公称4万時間というものが多い。価格は明るいものほど高くなっていて、実はこれは発光効率のも影響するのでランニングコストまで考えると面倒にはなるが私が買ったものは980円だった。つまり1円あたり40時間の寿命でありイニシャルコスト的にはお得な部類になる。

◆ 電球型蛍光灯では多くの場合公称寿命を全うできない。
その原因はいくつかあり、一つは熱の問題だ。ウチで駄目になった電球型蛍光灯を外してみると、樹脂部分が変色するなどして明らかに想定温度を超えたなと思われるものがあった。内部にはケミコンが使われていて、この部品は温度上昇で寿命が加速度的に短くなる。
もう一つは点滅による寿命の減少であり、こちらのデータが分かりやすい。ただし現在ではより長寿命化されている可能性もある。実際に使ってみて白熱電球よりも寿命が短かった事はないが、1年程度で駄目になったものは沢山ある。
リビングの照明は電球6個が使われているものなのだが、その中の2個は10年以上使っているが未だに使えているので公称1万時間の寿命であるとすれば、それを超えて使えている事になる。

◆ 一方で6個中4個以上は定格寿命に達していないばかりか交換後再度不点灯になったものすらある。長寿命を謳う商品であるならば寿命保証位して欲しいと思ったりもする。まあ口金部分に不可逆性温度表示シールを貼るなど、あるいは稼働時間を表すタイマー的な何かが必要だとは思うが、その分のコスト次第では寿命保証型の方がお得かも知れない。同じ事はエネループにも言えて、私が使ったエネループ4本(純正チャージャのみ使用)は全くカタログの謳い文句に達しなかった。
繰り返し使えるからエコだ何だと宣伝しているが、実際には全然エコではない。過酷な使い方を繰り返すとか、勝手な充電器でオーバチャージするとかならば仕方がないと諦めるが、サンヨーの言った通りに使っていてこの寿命はないだろう。

◆ ではLED電球はどうなのかという話なのだが、駆動回路にケミコンを使わないようにするなどの寿命対策はされているらしい。まあ壊れてみたらこの中国製を開けてみても良いが、本当に4万時間も寿命があったとするならば灯具の寿命が先に来たり、人間の寿命が先に来たりするかも知れない。LEDなどの電圧デバイスは定電流駆動する必要があり、それには電流検出を行わなければならない。電流検出はロスを生む原因であり、究極的にはそのあたりも効率競争の要検討回路になってくる可能性もある。LED電球が世に登場して数年と言ったところか。当初に比較すると価格も安くなり性能(照度や効率)も向上した。私の感覚からすれば、千円程度で250lmクラスが売られていれば買っても良いと思う。


500km(2/19)
◆ 約500kmほどに原付の走行距離は伸びた。当然ガソリンも何度か給油している。ガソリンってあの液体の中に意外に多くの気体が溶けているんだな。タンクの中からボコボコと泡が出てくる。圧力貯蔵になっているのか、それとも温度の差や圧送の都合なのか。
燃料ゲージは給油後しばらくFに張り付いているが、そこから落ち始めるとまもなく1/2になり、そしてエンプティに近づく。エンプティに近づくと動きが鈍くなり、なかなかEにはならない。かなりノンリニアなメータで、まさしく目安程度の代物ではある。私は今までコスモ石油のコスモザカードを使っていた。これって年会費が無料なのかなと思ったら違ったようで、今年の更新を境に解約してしまった。確かにコスモザカードで給油をすると1リットルあたり1円程度は安く買えるのだが、年間1キロリットル買っても千円か、みたいな感じで。しかもコスモ石油はスタンド数が少ないというか減ってしまって不便になった。

◆ そこでエッソに戻る事にする。以前はエッソを使っていて、比較的価格の安いところが多いなという印象だったのだ。エッソだとスピードパスというRF_IDがある。Felicaみたいな小型のものではなく、棒状のものか。この手はフェライトコアに巻き線アンテナ(磁界アンテナ)が使える事がメリットだ。もっともアンテナ性能は体積に比例するとマックスウエルも言っているのでカード型RF_IDの平面的アンテナを立体的に作ったと思えば良く、どちらの性能も似たり寄ったりかも。給油の際には給油機にこのRFIDを近づければそれで済む。決済は登録したクレジットカードから行われるが、スピードパスを使ったからと言って特別な割引の恩恵がある訳ではない。なお全給油所というわけではないのだがiDによる決済も可能になりつつあり、これならケータイをかざすだけで済む。

◆ さて本来の原付の話だが、やはりどうにもエンジン音がうるさいなと思う。エンジン音というか排気音というか、ホンダの原付はもっと静かなのに。マフラー背圧を上げたら静かになるかな。ホースでもつないでみようかな。勿論パワーはなくなるだろうが、実験してみても良いかも。音以外で特に気になる点はないが、雨の日は結構滑りやすいなとも思った。これが原付というか二輪車ってものなのだろう。そして以前にも書いた通り交差点で対向車が無理矢理右折を試みる事や左の脇道からこちらの存在に気づかないかのごとく本線に流入してくる輩などが目立つ。ウインカを出さない車も相変わらず多い。ワンボックスなどだと左折する時に大回りに右に寄ってから(トラックじゃないんだから、そんな事しなくても曲がれるって)、しかもウインカも出さずにとなると、一体どういう動きをしたいんだ?この車はみたいな感じになる。

◆ 朝でも日中でも夕方でも白バイによる取り締まりは行われている。私はあまり走らないが環状2号などでは車も単車も餌食になっている。環状2号は制限速度も高いので原付で走るような道じゃない。原付で走るとなると速度計を振り切らせっぱなしが適切な速度となり、それは白バイの格好の餌食なのだ。幹線道路以外では私はおおむね40km/h程度で走っている。スピード出すとうるさいし、原付を速く走らせる事にそう多くの意味があるとも思えないからだ。と言っても常に低速かと言われるとそうでもなくて、道幅が余り広くないのに交通量が多く平均速度の高い国道などでは流れに乗るために速度超過で走る事もある。


BENQ(2)(2/18)
◆ WLANが遅いという話は書いたが、そもそもLAN自体は速いのか遅いのか。LANというかブラウザを含めてのテストだが、フレッツスクエアの速度計測をやってみる。Core2のPCで計ると90Mbps前後の数字となる時にNP12やi91を有線LAN接続で同様にやってみたが特に遅いとは思えないというか、速度計測なのでばらつきはあるがその範囲内というか、そんな感じだった。これが一昔?前のPCだと結構遅かったりするのだが、今はそういうことはないようだ。まあNP12などはGbE対応になっているわけで、対応といってもLANデバイス周辺にそれが使われているだけだろうが、そんな時代なのである。

◆ 考えてみればスマートフォンやケータイの無線LANインタフェースでもそこそこ速度が出るわけで、遅い無線LAN搭載機から見れば立派だといえる。それこそCPUパワーにしてもバスの速度にしてもPCとは比較にならないほど遅いはずなのだから。こうした安価なPCの話しをすると、孫さんの言ったタブレットデバイスがPCを駆逐するみたいな話しを思い出す。
そのためには自慢のAppleがiTunes自体をiPhoneやiPadで動作させることが必須だ。iPadとiPhoneを持っていれば、その双方を接続して片方でiTunesを動かせばいい。って、それなら自分自身でiTunesが動けば良いではないかと言われそうだが、同期だとかバックアップの概念もあるので。

◆ iTunesも軽いソフトではないが安価系PCでも動くと思う。iPhoneやiPadを使うためにPCを買わなければとお思いの層には良いかもしれない。まあ孫さんの言い分が本当に実現するならば、タブレットデバイスで全てが出来るようになるはずだ。もっとも孫さんはタブレットデバイスにキーボードを接続してと言っていたので、ようするに一体型PCみたいな物だと思えばいいのか。折りたたみ型のノートPCではなくストレート型のPC(!)って事で。孫さんもOSが云々とは言っていなかった。NECあたりがやっていたクラウド端末とか、そんなものを言っているのかも知れないしWindows版のタブレットデバイスを想定したのだよと得意の後付言い訳の余地を残したとも言える。

◆ i91はディスプレイサイズも小さくはないのでコンパクトPCと言えるかどうかは微妙だ。機能というか処理速度は確かにコンパクト(!)だが、図体はコンパクトでもない。実際に使う場合はある程度の大きさがないと画面が見にくいなどあろうかとは思うし、ディスプレイの筐体中に全てが入っているのは便利といえば確かにそうだ。付属してくるキーもテンキーは付いているがカーソルキー部分が圧縮された小型のものである。キーとマウスの価格はたいした事はないといえ、i91やDellの安物はこれらが標準として付いてくる。NP12は外すことが出来るので(私は余ったキーやマウスを沢山持っているので)ゴミにならずにありがたいがお得感は少し減る。ちなみにコスト的に見れば当然なのだがキーもマウスも有線接続だ。
このあたり、コンパクトPCで無線LAN内蔵であればBluetoothインタフェースのキーやマウスが標準というかオプションだと使う側はスマートで良いかも。私はマウスは2.4GHz帯の無線モノを使っている。キーは線付きだが、マウスほど動かして使うモノではないのでまあ邪魔ではない。
これらコンパクトPCの価格とタブレットデバイスの価格を比較すると、タブレットデバイスは割高だなと思う。生産量からすれば当たり前なのかも知れないが、本格的普及?のためには店頭価格1万円台から2万円台(機能による)あたりが適当ではないのだろうか。


BENQ(2/17)
◆ BenQのnScreeni91はAMDプロセッサを使った一体型の安価なPCである。vaio-TXがぶっ壊れたことはblogでも報告したが、これの代用というか何というかでnScreen i91を入手した。先日はエプソンのNP12というAtomプロセッサを使った安価で小型なPCの話も書いたが、i91のプロセッサもAMDのAtomみたいなものである。NP12と異なるのはディスプレイ一体型な事で、実売価格は3万円台だ。もちろんそんな価格で買ったわけではなく、支払った額は8千円だった。OSはWindowsXPで実装メモリは1GBだ。
NP12の感じからするとWindowsXP SP3よりもWindows7の方が良さそうな気もするがどうなのだろうか。

◆ 電源を入れてセットアップする。無線LANも内蔵されているがvaio並にパフォーマンスが出ず、数Mbpsが限界だった。ちなみにEtherBOXを使った無線LAN接続だと15Mbps程度出ているので親機が悪いわけではない。有線LANも使えるので、電線が邪魔でなければ有線接続の方が良いだろう。不要なソフトとしてはNortonの少し古いバージョンが入っていたのでこれはすぐに消す。代わりにMSEを入れようとして問題が発生した。Windowsが正規版ではないのでインストールできないと言われるのだ。BenQって韓国のメーカだっけ。非正規品をプリインストールして売るとはサスガ根性が違うなと変な納得をしてみたが、実はMSE側の勘違いだったようだ。どうやら日付や時間が狂っているとWindowsを正規版と見なしてくれないらしい。NTP設定を変更し補正インターバルを短くして時計が狂いにくいようにしておいた。変更場所は[ HKEY_LOCAL_MACHINE\ System\ CurrentControlSet\ Services\ W32Time\ TimeProviders\ NtpClient\ SpecialPollInterval ]であり、ここの値を3600とすれば1時間ごとに補正される。

◆ メモリは1GBで増設は不可能、2GBのメモリに交換することは可能かも知れない。ディスプレイはスピーカも内蔵されているしWebカメラも付いている。HDDは160GBだったかな。ディスプレイの品質も価格を考えれば悪くはないというか、少なくともvaio-Pよりはコントラストがマトモだ。vaio-Pは他のディスプレイから目を移すとコントラストは低いし発色もおかしいしでロクなものではない。まあ小型軽量モバイル専用機としての位置づけだろうから仕方ないか。
ディスプレイは1366X768の16 9で、16 9動画をフルスクリーンで… 観るにはCPUパワーが足りない感じだ。少なくとも動画を満足に見ようと思えばCore2クラスのCPUが必要になる。

◆ 例によってVNCをインストールする。外部からの操作感はNP12と同程度でありvaio-Pより高速だ。NP12に1万円ちょっとのディスプレイを付けると考えれば価格は似たようなものになる。AtomとAMD Sempronのパフォーマンスの差もあまりないと言える。ちなみにCPUクロックは1.5GHzとなっている。スピーカやマイクや感度はともかくとしても130万画素のUSBカメラが内蔵されていることを考えればNP12よりお得感は高いかな。プライマリPCとしてお勧めできるパフォーマンスは有しては居ないが、ちょっと寝室用にみたいな用途であれば妥協できるかも知れない。現時点では他にMyDefragを入れた程度、Skypeは最初から入っていたかな。外部メモリカードインタフェース、SDやメモステ用も内蔵されているのは地味に便利かも知れない。ただし画像編集などの重い作業に向くPCではない。光学ドライブはUSB接続することになり、といってもDVDがコマ落ちせずに観られるとも思えないんだけどな。


道の先(2/16)
◆ この道はどこに続いているのだろう。地図で見ても細い道は記載されていないところもあるし、とても車では入れそうにない。自転車なら行けそうだが坂道もあるし、そもそも苦労して探検する価値を感じない。横浜は山というか丘も多く階段もあったりして、行ったは良いがその道をまた戻ってくる羽目になる事だってある。そんな道の先がどこにつながっているのか、原付ならばちょっとアクセルを開ければ探検する事が出来る。車では何度も通りかかった道、そこから枝分かれする細い道にたまに軽自動車が吸い込まれていくのだがどこにつながっているのだろう。丘というか山の尾根みたいな道は、こんなところに住宅があるのかみたいな急斜面に立つ家屋の横を通っている。

◆ 道幅は3mくらい。当然ながら離合が出来ないので対向車が居れば少し道幅の広くなったところで待つ。住宅には駐車スペースがあり、時にマークX位の大きさの乗用車が止められている。ここまで来るの大変だろうな、なんて他人事ながら思ってしまう。やがてその道は急な坂になり広い通りに出るのだが、その坂の急な事と言ったら想像を絶するものだった。しかし付近の家には車も止まっているわけで、この坂道を上がってくるのかな。道路にはスリップ防止の丸形の模様が付けられているが、スリップ痕もあるからやはり車で上ってくるのは大変なのだろう。試しにUターンして原付で上ってみたが、何とかノロノロ上れるくらいの負荷だった。

◆ 私は方向音痴というか、自位置の認識力が高くない。
車の場合は自位置をロストしている間に数キロも移動してしまうなんて事もあるが、原付ならば速度も遅いし止まるのも自由だ。迷子になってもケータイのナビがある。そこでもう少し足を伸ばしてみる事にした。
といってもたかだか数キロの範囲である。その細い道を進むと、ずっと以前に住んでいたあたりに出た。あとで地図を確認してみると確かに道は描かれている、って当たり前なんだけど、場所によっては自動車が十分通れる道幅になっていたりした。住宅街の中に貯水池みたいなものがあったり、あの柵の中は何かなと思っていた場所が企業の保養施設だったりと、ここでも新たな発見があった。

◆ 寒い中を走り回るのは苦痛でもあり、しかし寒くなくなる頃には探検にも飽きてしまいそうな気がする。そして真夏ともなれば今度は容赦ない暑さに襲われる。寒い日にしても暑い日にしても家に帰って風呂に飛び込めばさわやかさは取り戻せるが、到着地点が自宅でない場合は不快感がつきまとう。不快と言えば排ガスなどで結構服が汚れるなと思った。それでもディーゼル規制で良くなってはいるのだろうが、規制前は服にしろ顔にしろ真っ黒になっていたに違いない。ずっと前にロータスセブンもどきに乗っていた人が、喫茶店で出されたおしぼりで顔を拭いたらそれが真っ黒になって恥ずかしかったと言っていたっけ。

◆ 不快と言えば雨もそうだ。春先になれば雨も日も増え、やがて梅雨が来る。オープンカーでも同じなのだが日本の気候で快適なのは春先のわずかな期間と秋口のこれもわずかな期間だけだ。空調にしたって、ついこの前まで冷房していたのに今日は暖房を入れなければとか、勿論その逆もある。


SIMフリー(2/15)
◆ ドコモ端末のSIMフリー化も近づいてきた。SIMフリー端末は何がどう得なのだろうか。中長期の海外滞在時には現地のSIMを入れたくなるのが人情と言う事で、これはメリットがある。そのほかに何かあるかなと思ったら、ソフマップではSIMフリー機の中古価格は上がるのではないかと言うのだ。理由としては、端末人気はドコモのものが高く、そのドコモ端末をSBMネットワークで使いたいと思う人が買うだろうと予想するからだそうだ。と言ってもY!だとかメールは使えないと思うのだけれどどうなんだろう。

◆ メーカの方でドコモとSBM双方で使えるような設計をすればともかく、そうでなければ役に立たない。しかしSBM側はこれにありがたみを感じているかも知れない。
SBMはiPhone推進姿勢であり従来型ケータイには力を入れていない。スーパーボーナスによる代替期間の長期化や、新サービスがはじまらない事もそれに拍車をかけ、緊急地震速報にしても対応機種が出ないなどやる気が感じられない。こうなるとメーカ側もSBM向けの端末を作る事が出来なくなるわけで、既にドコモのお下がりやブラウザなどに関してもドコモ仕様を採用するなどしている。

◆ もしもドコモ向け移動機がSBM固有機能を実装してくれたなら、端末調達に苦しむSBMを救ってくれるのではないだろうか。SBM的には自分のもの(iPhone)は自分のもの、他人のものも自分のものという流れを採る事が出来る。消耗品単価にしてもアフターサービスにしてもドコモとSBMの差は大きく、ドコモ向けの端末がSBMで使えればユーザにもメリットがあるだろう。もっともアフターサービスその他に関してはドコモ側でも警戒を強めていて、SBMネットワークの不具合などまでドコモに相談されるのではないかと心配しているようだ。何しろワンセグの映りが悪いのを何とかしてくれとドコモに言ってくる人が後を絶たないと言い、その流れで行くとSBMの圏外をなとかしてくれとドコモに怒鳴り込んでくる人が居ても不思議ではない。

◆ スマートフォンにしても同様に、Felicaやワンセグの付いた日本仕様のスマートフォンもドコモ向けをSBMネットワークで使わせれば開発コスト負担もない在庫リスクも負わなくて済む。技術がないのが強み、技術は他から買ってくればいいと松本氏も言っていた。まあその結果がネットワーク品質と信頼性の低下につながったわけで、コスト最優先のしわ寄せがあちこちで発生してしまった。
スマートフォンメーカにしてもドコモでもSBMでも使えるように作れば同一製品の販売台数が増えるのでメリットになる。それこそメール関係などを別に実装する程度で済むので従来型ケータイよりは簡単にできるだろう。SBM自信はグローバルモデルこそ本来の姿だみたいな事も言っているが、日本仕様は他社向けを買って使ってねという姿勢を見せたのかも知れない。

◆ SBMは当面iPhoneのSIMフリー化には抵抗するようで、まあそれは仕方がないだろう。唯一拡販を続けているのがiPhoneな訳だが、しかし最近ではAndroidを指名買いしていくユーザも増えている。iPhoneのゼロ円に対してAndroidは月額有料なのだがある程度客は流れていると言い、確かにかなりの価格差にはなるのだが求める機能は人それぞれと言う事だろう。子供向けや主婦層などは実質ゼロ円に惹かれる傾向が強いと言い、安価誘導には一定の需要拡大効果がある。これもiPhoneだからみたいなところがあり、ドコモがHTCなんじゃらをゼロ円で配ったとしてもシェア獲得には至らなかった。


ヒートテック(2/14)
◆ 車で移動する分には寒さに触れる事はそう多くないが、原付だと寒い。そこでヒートテックなるものに目を付けた。と言ってももはやシーズンも終わりと言う事で今は在庫処分フェーズだと思う。靴下を買おうと思ったら売り切れだった。ヒートテックに代表されるヒート系素材は、繊維内部を中空として空気層を設ける事による断熱効果(これは重要)と体から出る水蒸気を熱に変える事により暖かさを保つという。この水蒸気を熱に変えるという部分は、水蒸気の持つ運動エネルギを熱エネルギに変える効率が高い繊維だとの事だ。つまり通常の繊維においても水蒸気が当たればそれが熱に変わる事に違いはないのだが、その効率を改善したと言える。

◆ 吸収された水蒸気は繊維中に拡散してドライ感を高め、これも暖かさを感じる要因だという。この吸収拡散された水蒸気がどうなるのかと言えば、それはヒートテックから熱を奪いながら運動エネルギを得て大気中に放出されるのだろう。だとするとヒートテックは冷えてしまう事になる。が、ここで断熱効果が発揮される。肌側は暖まり、外側は冷えるのではないのだろうか。空調換気扇みたいな話なのだが、そうでなければつじつまが合わない。したがって断熱効果が重要な役割になってくるのだ。

◆ で、実際に暖かいのかどうかは良く分からないというか、厳密な比較がしにくいものだからだ。外気温も体調も一定にする事は出来ず、更に同じ厚さや同じ質量の他の素材の製品と着比べているわけでもない。肌触りなどを含めた触感による着心地感もあるし、それらを含めておおむね綿のシャツよりヒートテックシャツの方が暖かく感じる、と言う事だろうか。これがヒートテックシャツを余計に着るモードになると、そもそも余計に着たのだから暖かいではないかとなる。ヒートテックのみではなく各社からヒート系素材を使ったものが発売されているが、機能というか性能的にはどれも似たようなものだという。しかし前記したように着心地感やフィット感で暖かさを感じる度合いが異なる事もあり、自分にあったものを使うのが良いわけだ。

◆ もうひとつ、発汗と体温によっても効果が異なる。
つまり体温が高く汗をかきやすい人はヒートテックの効果が出やすいと言える。通常の繊維でも発熱効果があるが、ヒートテック素材はその温度を低温側にシフトさせたものだと言われる。いずれにしても体温と水蒸気がなければ駄目(ヒートテック素材で弁当をくるんでも温かくはならない)な訳で、今度は人間側に適不適があると言う事にもなる。体温と発汗が要なので、多少運動をすると急激に暖かさを感じるという記事もあった。この点からするとスキーを行うような運動を伴う用途にはぴったりだと言えそうだが、そもそも体を動かしたら寒くはなくなったりして。というか、暑かったりして。まあ吸湿作用などが汗が蒸発する事によるひんやり感を和らげてくれるのかも知れない。

◆ もっとダイレクトに、使い捨てカイロを足に貼ったらどうかと思ってやってみたが、寒い日では使い捨てカイロの発熱量では足りない。少なくともカイロが温かいなとは感じられず、しかしそのまま家に戻って部屋で暖まるとカイロが温かく感じ始める。ヒートテックもこれと同じように、ある程度暖まってくるとそれがより確実に分かるような違いではないだろうか。


Xi(2/13)
◆ ドコモのLANサービスであるXiに関するレポートも徐々に増えてきている。ドコモとiPhoneをこよなく愛する神尾氏のレポートはこちら、もう少し詳細かつ客観的に分析しているのがこちらのページだ。通信速度となるとWiMAXと比較されるだが、通信品質などの点を考えるとWiMAXとの直接比較が好ましいものかどうかとは思う。ただし現状では音声系のサービスやリアルタイム系のサービスは少なく、その意味からするとデータが通ればいいと言えなくもない。

◆ LTEはFDDでWiMAXはTDDなのでLTEの5MHz幅はWiMAXの10MHz幅とほぼ同等となる。現状日本の電波法では10MHz幅以上は使えないので双方共に最大は10MHz幅となるが、その場合はFDDであるLTEの方が有利になる。WiMAXは10MHz幅を使って40Mbps、LTEは5MHz幅で37.5Mbpsと同等だ。この公称速度は回線そのものの速度を示す場合とペイロードを示す場合もあるので直接比較はしにくい。ペイロードと言っても誤り訂正用のビットをどう扱うのか、ダイナミックにその冗長部が変化する場合はどうするのかなどもある。いずれにしても通信方式によらず限界はあるのでLTEがすごいとかWiMAXがすごいとかという問題は少ない。

◆ LTEもWiMAXもMIMOを使う。この点でも双方の周波数利用効率は似たようなものだ。XGPとWiMAXの比較においてWiMAXよりXGPが安定的に速度を出していたのは、XGPがMIMOを使わずに多値変調のみで速度を稼いだ事によるところも大きいと思う。MIMOはそれが正しく動作すれば周波数利用効率がn倍になるが、移動体通信という通信条件が時々刻々と変化する場合において一定のパフォーマンスを出すのは難しい。ただしこれも処理の進化は行われているはずで、今より3年後、あるいは5年後の方がずっと効率的な演算などの処理が出来るようになっている事だろう。

◆ 能書き速度はシステムの最大伝送速度を示している。ようするに日本の高速道路は100km/hで走れますよと言うようなものだ。1台の車に1tの荷物が積めるとすると、空いた道路を走れば1時間に1tの荷物を100km移動する事が出来る。MIMOは同じ道路に2台の車を走らせるが、双方が干渉しないようにする。ただし常に干渉しないわけでもなくて、場合によっては2つの車両が接近してしまって100km/hを維持できなくなる場合もある。DC-HSPAは2車線あるいは東名高速と中央道を使うようなものだ。道路の使用効率は良くならない(車線が二倍でペイロードも二倍)が、独立した車線を走るので双方の車両に干渉を受けずに1台の時の2倍の荷物を運ぶ事が出来る。ただし全線2車線ならばいいのだが、それが確保できない場合は困ってしまう。

◆ これはあくまでも空いた道路の話で、実際には多くの車がそこを走る事になる。MIMOの場合は1車線に2台の車を干渉しないように走らせられる技術なので道路使用効率は2倍になる。DC-HSPAは道路使用効率を変えないまま車線数を増やしていくので帯域が必要だ。どちらにしても道路が混んでくれば速度が落ちるのは当然であり、これを防ぐにはマイクロセル化(バイパス道路を沢山作る)しかない。そしてこうした基地局密度を上げていった場合、いずれの方式でも干渉制御などが難易度を増す。制御というかシステム全体を見るとFDMA方式のLTEの方が混信関係の制御は楽なのかなと思うのだがどうだろうか。


Proxy(2/12)
◆ blogでは以前に書いたとおり、ISP契約を増やした。
現在はルータでフィルタによるルーティングを行っていて、つまりはPCごとに接続ISPが異なる設定だ。実験中にはISPを切り替えて試したい事などもあり、Windowsの動いているPCにProxyサーバのフリーソフトを入れた。最初に使ったのはBlackJumboDogという日本製のフリーソフトで、最初は問題なく動作していたのだがなぜか私の環境だと数日で動作がおかしくなる。再起動すれば問題はなくなるのだが、特定のサイトに行けなくなったり画像が送られてこなくなったりした。最初はブラウザがいけないのかな?とか思ったのだがProxyを経由させると駄目なようだった。次にFreeProxyというそのものズバリみたいな名前のものを入れてみた。パフォーマンスはBlackJumboDogの方が良好だ。BlackJumboDogはピーク速度が大きくバースト的なデータの流れになる。FreeProxyは平均的にデータが流れてくるが、双方の時間平均を見るとBlackJumboDogの方がFreeProxyの1.5倍くらい速度が速い。unixベースのApacheなどにやらせれば更に速度は速いのかも知れない。

◆ Proxyサーバソフトの比較を最初はvaio-TXで行っていたのだが、そうだ、このPCは遅いのだという事で別のものにした。vaio-TXを無線LANで接続すると10Mbps出るかどうかみたいな感じであり、何が遅いのか分からなくなる。いずれにしてもWindows版を動かすとなるとCPUパワーがそこそこ無いとパフォーマンスは出ないと言う事は分かった。逆に常用するわけでも無い的なものだとすれば、セットアップすれば簡単に動作するので実験用としては便利である。なお双方共にProxy固有のヘッダを出力する。Apacheベースの場合はこれらのヘッダ要素をある程度変更できるが、Windows版がどの程度出来るのか詳しく調べていない。というか、ある程度実験が出来たところでルータ設定を変えてProxywo介さずに接続するようにしてしまったので。

◆ Proxyというと負荷の分散やキャッシュによるアクセス高速化、あるいはファイアウォール的に使うなどが本来のあり方かも知れない。回線速度が今ほど速くはなく、そこに多数の端末がぶら下がる企業などではキャッシュによるアクセス高速化に一定の恩恵があった。今では(下手をすると)キャッシュサーバのパフォーマンスよりも高速回線をそのまま使った方が良いみたいな感じがしないでもない。Proxyを使うブラウザの設定は難しいものではないが、ChromeはIEの設定をそのまま使うようになっている。ただし起動オプションを指定すればこの限りではないので面倒ではあるが自由度が低いと言う事でもない。

◆ Proxyの話からは少しそれるが、Chromeのユーザインタフェースがどうも今ひとつなじめない。じゃあ使わなければ良いではないかと言われそうだが、例えば同じサイトに複数のIDを持っている場合などはブラウザで分けてしまった方が楽なのだ。IDやパスワードはブラウザなりクッキーなりが覚えているわけで、いったんログアウトしてから別のIDでログインするというのも面倒だ。ならばIEとChromeとFireFoxを使えば3つのIDまでなら同時に使える、みたいな。こうして3つのブラウザを使っているわけだがIEとFireFoxは似ているのにChromeだけが異なるのでなかなか慣れない。使い勝手や好みは人それぞれだと思うがFireFoxはプラグインなどが豊富にあって面白いなとは思う。


原付(6)(2/11)
◆ 原付ネタも切れ気味である。FIチューンでもすればまたネタになるか。と言ってもバラすのが大変な感じがする。何せ狭いスペースに色々詰め込んであるわけで、組み立てコストもバカには出来ないよなぁと言う感じだ。収納スペースはシート下、ここにヘルメットは入るがそれでほぼいっぱいになってしまう。フロントのポケットはペットボトル程度が入るので何かと便利。メータパネルの所のメガネケース入れは、実はメガネのケースは入らない大きさだった。ハンカチとか、その程度は入れておくことが出来る。

◆ 雨が降ったらどうするか。どこかに雨具を入れておけないかと思ったが現状では不可能だ。じゃあ荷台にケースを付けるか。これで立派なオッサン仕様になる。トップケースとかリアケースとかバイクケースとか呼ばれているが、調べてみると値段も仕様もピンキリだ。で、Amazonで3千円ちょっとのものを買うことにする。あまりデカいのも邪魔なので小さめのものを。能書きにはヘルメットは入らないと書かれているが、ヘルメットはシート下に入るので良い。
翌日配達されてきたそれは適度な大きさの安っぽいものだったが安いのだからそれで良い。塗装が意外と綺麗だなとは思った。ヘルメットを入れてみると、これが入ってしまう。フルフェイスとかは入らないのかも知れないがその程度の大きさはある。

◆ 実際に雨具は入れていないのだがタオルというかぞうきんは突っ込んでおいた。車に付属してくる救急セットも入れておこうか。転ぶかも知れないしね。
普段使用しているアタッシュは入らない。なので少し小さめの布製のバッグにした。そこそこ安っぽいがPC用のバッグなのでふわふわしている。実売価格も安く1.8千円ほどだった。A4の書類は入らないというかバッグ自体がA4サイズくらいである。これもトップケースに入らないかな、どうかなと思って突っ込んでみたら入った。意外に容積あるんだな、こいつは。高額トップケースにはハイマウントストップランプチックなものが付いているものなどある。ストップランプはともかくとして、そこに単車がいることが解るようなものだと良いかも。一応反射鏡チックなものは付いているが性能のほどはよく分からない。

◆ 自動車の場合はオリジナル灯火位置より上に光り物を付けてはいけなかったような気がする。ハイマウントストップランプとタクシーの行灯などは例外と言うことで。原付も同様の規則だとするとストップランプの類は付けられない。日産車のウインカやテールランプの見にくさは周知の事実だが、原付から見てもこれは危ないなと思う。ワンボックスなどだと目線の位置は原付より更に上になると考えられ、視認性は悪化してくるだろう。自動車の斜め左後ろを原付で走る一般的な走行パターンだと、前車が右左折する事に注意する必要がある。突然曲がる奴もいるし突然ブレーキを踏まれる場合もある。こうしたアクションに対するインフォメーションが多いに越したことはなく、従ってその逆を行く日産車のデザインに共感は出来ない。


原付(5)(2/10)
◆ 寒い中原付に乗っている。車を出すのは面倒というか混雑も嫌だしと思う場合も多いのだが、原付ならばササっと行ける場所もある。原付も止められないところも少なくはないので長時間そこに止めておかなければならない場所には不適だ。むしろ駐車場が豊富にある自動車の方が良い場合もある。車に乗っていると単車のライトがまぶしく感じる事が少なくない。原付レベルだとそもそもライトが暗いのでどうでも良い感じだが、大型の単車の明るいライトはどう考えてもまぶしい。レッツ5のライトは横長で配光も横長だ。だが配光特性はかなりいい加減で、何となくビームがあるなという程度。これだと交差点などで前の車を照らしたらまぶしいのではないか?と思う。

◆ ハイローの入り換えをハイビームにするとより上向きにはなるが配光特性自体が変わるわけではない。
ライトのまぶしい単車が車の後ろを走っていると、眩しいから先に行ってよと言いたくもなる。なので眩しい単車にはなりたくないなと思う。が、そもそもの配光特性がアレだから仕方ないのかなぁ。多少下を向けたところで関係ない方向にもビームが出ているのだから無意味かとも思うが、少し下向きにしてみた。それこそプロジェクタータイプのものでも突っ込めれば話は別だが、とてもではないがそんなスペースはないだろう。しかもこれって交流点灯なのかな。アイドリング時などは風に揺れるろうそくの灯火のごとく輝度が変化している。
ライトの消費電力は35W/30Wだそうで、結構電力を消費している。その割りに暗いのレンズや反射鏡の設計にもよるのだろう。コスト制約の厳しさか。

◆ 眩しいという点では自動車の方が上手だ。先日もやたら眩しいライトの車が迫ってきて、ハイビームではなさそうだけどなぁ、微妙だなぁと思った。ちょっと古い形だと思われるエルグランド(ホーミー?)で、配光特性がアレなところにHIDでも突っ込んだとか、そんな感じだろう。一時期姿を消していたドライビングランプやなんだか分からないフォグ的ものを点けっぱなしで街を走る車を見かけるようになったのは、大型車やワンボックスの中古価格が下がり→中古で買って何か個性を出したいと思い→そうだ!ランプを付けよう、みたいな感じかも知れない。

◆ 乗っていてもう一つ不満というか気に入らないというかは、騒音が意外に大きい事だ。遮音性など無いようなものだから仕方がないが、排気音ばかりではなくメカニカルノイズも大きいと思う。幹線道路を走っていれば余り気にもならないが、住宅地などを特に低速で走る時はうるさいなと思う。乗っている本人がうるさいのだから周りはもっと迷惑に感じているはずだ。ヤマハが電動単車を売るにあたり、単車はうるさいというイメージを変えたいのだと言っているが、電動でなくても排気音低減くらいは出来そうな気がする。このあたりもコストとの兼ね合いと言ってしまえばそれまでで、しかし電動原付は25万円位するんじゃないのかな。ただしエンジン車を静かにしたからと言ってそれが付加価値になり得るかどうかと言われれば否かも知れない。

◆ 好き好きと言えばそれまでなのだろうが、あの大型スクータのパタパタマフラーは一体何が良いのか理解できない。やっぱりうるさいだろうなぁ、乗っている方も。それでウルトラパワーアップとでもなれば仕方がないかという感じかも知れないが、大音量で音を鳴らしながら走る輩同様、やっている事は街宣車と変わらないなと思った。


マナー(2/9)
◆ 以前から書いているがケータイがペースメーカに影響を及ぼすケースは殆ど無いと言っていい。携帯電話登場以来様々な規格も変更され、外部電界による動作不良などもチェックされるようになったからだ。
横浜市営地下鉄は未だにペースメーカに異常を与える恐れがあるからケータイの電源を切れとアナウンスしている。一方で都営地下鉄はトンネル内のエリア化にも力を入れる。病院などでもケータイを使って良いスペースが設けられている所も増えている。
病室などでも許可を得れば使えますよとなっている所も多い。

◆ しかし使えない所と言うか、使ってはいけない場所もある。映画館やコンサートホールなどは当然として、病院などでも使える場所を設ける代わりに使ってはいけない場所では使わないでねという訳だ。心臓手術をした病院もそんな感じなのだが、待合室でケータイを使っている人をよく見かける。男女比で言うと8割方が女性だ。ケータイのアクティブ層が女性であると言われるとおり、片時もケータイから目を離せないと言う事なのか。確かに待ち時間が長いので何かをいじりたくなる気持ちは分かる。そして、そこでケータイを使ってはいけないという理由は病院が使ってはいけない場所に指定しているからであって他に害がないと言えば無い。

◆ 先日も延々ケータイを使っている推定40代と思われる女性が居た。使い始めて1時間ほど経過した頃に職員がやんわりと注意した。女性は例によって例のごとくというか、800MHz帯がないから仕方がない、じゃなくて、他にも使っている人が居るとか、ケータイの使える場所は寒いとか、ちょっと触っただけだとか、auやどこもだって障害は起こしている、あ、これは孫さんの言い訳か。ま、そんな調子でくだらない良いわけをしてその場を立ち去った。ら、奥の方のCT室のところでケータイをいじってた。すごい。と思って反対方向を見たら、こちらは中学生か高校生くらいの女性もケータイをいじっている。待合室付近は職員の方もウロウロしているので、人目に付かない所に移動してきているのか。

◆ 病院内でのケータイの使用に関して、以前にSBMが機器類に影響はないからと売り込みを行った事があったが受け入れられなかった。確かに基地局が近くにあればパワー制御がかかってPHS並の送信電力にもなるがSBMの場合は基地局密度が疎なので駄目じゃないかな。
ちなみにFDDのCDMA方式は連続送信(タイムスロットの概念はある)なので他の機器への影響が少ないのは事実だ。PDCやTD-CDMAはTDDなので送信はそのものと言うより送受信の切り替えタイミングノイズが出る事がある。PHSも同様にTDDなのだが、こちらはまぁ電力が小さいので許容できていると考えて良いだろう。というかPHSスロット内平均電力は80mWであり、そこだけを見れば決して低出力ではない。4Xの時間平均電力は40mW,音声通話だと10mWだから時間平均で見れば確かに低電力ではあるのだが。

◆ ちなみにその病院では職員の連絡用にPHSを使っていた。ケータイ中毒の人のために病院でも使えますよとPHSを売ったら一定の需要があったりして。それこそ中長期入院者との連絡用などを考えれば通信手段は必要になる。もっとも当該病院でも音声通話は病室では許されていないようで、これはノイズ(通話音声がうるさい)の問題からのようだ。


原付(4)(2/8)
◆ 登録が数日で完了し、お店に取りに行った。運んでもくれるのだがタイヤの付いた乗り物だし、陸続きなので走って帰ってこよう。ただしその距離約80kmと原付にしては十分すぎるくらいの長距離である。
何でそんな遠い所で買ったのかはまたの機会にするとして、原付を受け取る時に電車で店まで行くのに意外に時間がかかるのに驚いた。最初は車で行ったので近いなと思ったのだが電車だと結構遠い。駅から店までの道のりも良く分からず、ケータイのGoogleMapが大いに役立った。以前はゼンリンの地図を使う機会が多かったのだが、今はGoogleMapがメインになった。ベクタ地図ではないので速いスクロールに画像が追いつかないデメリットはあるが、情報量や検索などはゼンリンのものより使いやすい。

◆ 店のオジサンから一通りの説明を受けて原付に乗る。
夕暮れ迫る冬の道はなかなかに寒い。使い捨てカイロを背中に貼り付けてはいるが、効果あるんだかないんだか。それより何より寒いのが足である。ズボン一枚なのだから仕方ないか。それと眼鏡とシールドの曇りが気になる。
車に乗る身としては原付の邪魔さ加減が良く分かっている。なので出来るだけ邪魔にならないように走る。
交差点などでも無理矢理前には行かない。どうせまた追い越されるのだから後ろの方で待っていよう。ただしこうして後ろにいると、そのまた後ろから走ってきた単車の道を塞ぐ事になるのが何とも。気をつけるのは二段階右折の交差点と原付の走れないオーバパスやアンダーパスだ。普段気にした事のない原付を対象とした標識に注意しなければならないのだが、例えば右折方法の標識が右折に近いレーンではなく左端にあったりするので分かりにくいなと思った。

◆ 寒さに耐えながら都内に入る。走りにくいというか危ないなと思うのは駐車車両だ。民間委託による取り締まり強化で違法駐車車両が減った今、もっとも邪魔に感じるのがタクシーの列だ。これは四輪に乗っていても邪魔以外の何者でもないのだが、タクシーの列が左車線や左折レーンを占領してしまっているので左折車は直進レーンから左に曲がるしかない。原付としては一体どこを走ったらいいのか?みたいな感じで、しかも左折時にウインカーを出さない車が居たりすると危ない。
右折車両が直進単車と衝突する事故は珍しくはないが、あれも分かるような気がする。私が車に乗っていて右折しようとしている時に、前方から単車が来れば常識的にその通過を待つ。この当たり前の行動を取らないというか、単車は止まると思うのか?それとも見えていないのか?あるいは距離感が分からないのか?明らかにそりゃ無理だろうという距離でも平気で右折を試みる。単車側がそれに慣れていればいいが、そうでなければ衝突は避けられない。もっとも相手が単車ではなく四輪車だとしても無理矢理右折してくる輩は居る訳だから仕方ないか。

◆ 最高速は試していないのだが、60km/hのメータスケールは軽く使い切って目盛りのない所に針が突入する。
速度計の確度も不明なので実際に何km/h出ているか分からないが、平地でもそのくらいの速度は出る。こんな調子で約80kmの距離を2時間で走り、燃費は約47km/lだった。燃費はプリウスの倍だが快適性は1/10だな、なんて思った。レッツ5は乗り心地が悪いと言われているが、何がどう悪くて乗り心地の良い単車はどこがどう違うのか、他のモデルに乗っていないので分からない。


メモリ効果(2/7)
◆ バッテリの話である。Ni-MH二次電池はメモリ効果があり徐々に容量が減少する。だとするとハイブリッド車も徐々にバッテリ容量が減少するのだろうか。Li系などはメモリ効果はないが多数直列に接続するとバランスの乱れなどによって充放電制御が難しくなる。勿論これはNi-MHでも言えることだが、雑に扱うことに対する許容度はLi系より優れているはずだ。現在売られているハイブリッド車はNi-MHバッテリを搭載しているが、メモリ効果云々という話は聞かない。本当は容量が減少しているのかも知れないが、それに気づかないだけか。いや、気づかない程度の影響であるとすれば問題にはならないのか。

◆ トヨタ系ディーラによれば深放電や満充電を行わないことでメモリ効果が出にくいようにしているという。
メーカに聞いたわけではないのでその理屈が正確かどうかは解らないし、そもそも電池の残量表示が正確ではないとトヨタも言っている。このメモリ効果には様々な見方があって、買った当時は良かったが走行数万キロを超えたら燃費が悪くなってきたが、バッテリ交換で良くなった(営業車の例,個人blog)とか、5年したら交換しなければならないのだからそれまで我慢しろ(個人blog)、世界のトヨタが大丈夫だと言っているのだから大丈夫に違いない(同)などなど。まあメモリ効果を出にくくするような研究はなされたと思う。カタログ燃費を飾るだけならメモリ効果など気にしなくても良いとは思うが、実用的な面で考えるとメモリ効果が現れるようでは困る。

◆ ホンダはどうなのだろう。インサイトもNi-MH電池を使っている。もしも満充電と深放電を行わないことでメモリ効果が抑制出来るとすれば、ホンダも同様な充放電方法を採用していると思う。せっかく1.3kWhの電池を積んでいるのに実際に使えるのはその6割しかないのはもったいない話だが、しかしメモリ効果で実容量が減少すると更にもったいない話しになる。電動アシスト自転車の充電器にはバッテリリフレッシュモードが搭載されているが、プリウスにもインサイトにもそんなモードは無いだろう。車ではなく電動アシスト自転車の話しになるが、ヤマハの能書きによれば『ヤマハのバッテリーはマイコン内蔵型であり、使用状況を監視し、メモリー効果を防ぎ「安定した性能」を得ることができます。』『ヤマハバッテリーに内蔵されたマイコンが使用状況を監視し、適切なリフレッシュ充電のタイミングを充電器側のランプでお知らせいたします。』だそうだ。最初の能書きによればマイコン内蔵型だからメモリ効果は防がれているよと言っている風なのだが、一方ではリフレッシュの必要性も書いている。

◆ 電動アシスト自転車の場合は満充電から深放電領域まで使うというか使わざるを得ないというか、走行距離などを競うのはEVと同じであり、バッテリ容量の8割でそれを規定するわけにはいかない。まあ深放電領域に関してはバッテリ寿命の問題もあるのでギリギリいっぱいまで使い切る前にカットオフはするだろう。充電上限を8割程度にするのは回生による充電の余裕度を見ておく理由もあるとは思うが、山道の下りではそれでも満充電になるかも。充電上限を何割にするのかに正解は無いというか、それは搭載バッテリ容量にもよるだろうしシステムや制御方法にもよる。ただしNi-MHのメモリ効果抑制に一定の条件があるとすれば、それを優先して制御を決めることになるだろう。


原付(3)(2/6)
◆ 値段はなんだかよく分からないが買いに行くことにした。ハンコを持って行けば売ってくれるという話なので。一応ネットで安そうな店を探した。安そうな店は評判が良くない所が多いのだが、人件費削減などを行うのだから仕方がない。中古車を買う時には店選びも大切かも知れないが、新車だから良いか。
店の前には中古車が並べられていて店内には新車が置いてある、ごく普通の単車屋に行ってみた。愛想の良いオジサンが説明してくれる。今ならホンダの赤いのが安いよと言われたが、赤じゃねぇ。ちなみに赤以外は安くなっていないとのこと。レッツの話をしたら4,5,5Gがあるという。微妙に仕様が違い、微妙に価格が異なるのは自動車の場合と同じだ。で、結局はレッツ5Gってヤツにした。もの入れが付いている方が良いかな、と思って。定価は151,200円だったかな。自賠責は1年分の価格の2倍を払うと5年加入出来るんだっけ。ウルトラディスカウントである。なのでこれは5年分にした。登録料が10,500円で整備費用が15,750円だったかな。これらの合計で約14万円だったから車両本体価格は10万円ちょっとか。

◆ 店のオジサンは他に何かを売りたい風でもなく、押しつけがましい所もなかった。登録出来たら電話をくれるというのだが、どうせ取りに行けるのは休日だけだ。
あと必要なのはヘルメットか。バイク屋さんにも置いてあったが、これは他の量販店で買った。通販などでも見ても安いものは千円台から、高いものは数万円まである。たぶん高額なものほど良くできているのだろうとは思うが、法定最高速度30km/hの原付なのだから大げさなものはいらないのかな?と言うことで5千円ほどのものを買ってきた。

◆ 電動アシスト自転車に比較すると付帯費用というか、本体価格以外にもお金が必要になるが、本体価格を考えると電動自転車とさほど変わらない。最安価な原付なら電動自転車以下の価格で手に入る。これで灯火類なども付いているのだから割安ではないだろうか。というか電動アシスト自転車って何であんなに高いのだろう。中国製あたりでも4万円弱の価格だし、まあ公道走行不可能と書かれたものの中には安価なものもあるが、バッテリやモータコストと考えても少々高いような気がする。サンヨーエナクルのバッテリもNi-MHで2万円弱する事を考えると、やはりバッテリが高額なのか。Li-ionだともっと高いんだろうな。何しろノートPCのバッテリだって2万円くらいはするわけだから。
ヤマハのパスでも10万円を超えるモデルもあるし、ディスクブレーキ付きで13万円近くとなると実用車ではなく趣味の世界なのか。

◆ 高価格と言えばカブが高いのが意外だった。トランスミッション代が高いのか?信頼性代が高いのか分からないが車両本体価格で17万円くらいする。


原付(2)(2/5)
◆ と言うわけで、って何が何だか良く分からないのだが原付はスズキのレッツってヤツにしようと思った。価格の不透明さには納得がいかないが、結局どの店で買っても1割も価格が違う事はないと分かった。アフターが、整備がと言うが、単車ってそんなに手間暇かけないといけないものなのかな。
まあオイル交換くらいは必要だとは思うのだが、そもそもおばちゃんたちがぶんぶん走り回っているのだからそう信頼性の低いもの出もないと思うんだけど。そうそう、乗り出し価格ってのがなんなのか分からなかったのだが、これがトータルの価格と言う事らしい。単車代は高い所では14.6万円、安い所では9万円台だった。でもこの乗り出し価格ってヤツを聞いてみると安い所で13万円台後半、高い所で15万円半ばとなり価格差は縮小される。

◆ さて店に行ってみましたという話は後にするとして、単車の事を調べようとすると改造に関するページも沢山ヒットした。勿論改造好きの私としてはそのページを読み入ってしまったりするが、ことマフラーに関しては音は変わるがパワーは上がらない、マッチングが悪いとパワーは下がるなんて書かれていた。
そうか、あのパタパタ音を発するマフラー(原付には付けられないのだろうな、排気ガス量が少なくてパタパタ言わないのかも)はあの騒音欲しさに付けているのか。チューニングと言えばカムタイミングや圧縮比やポート加工なのかと思ったら、原付の場合はプーリーやその中の重りをいじくるらしい。と言っても基本的にパワーがなければトルク特性が変わるだけなので、ボアアップが必須であるみたいな事を書いている方もいる。2サイクルだとポート加工でパワー特性を変えて楽しむなんて事も出来たのだろうが、4サイクルだと難しいのかな。そもそもノーマルの時点でそこそこチューニングされているかも知れないしね。

◆ そもそも原付のパワーなどたかが知れているわけで、それをいじくり回してもたいしたことはないなぁと言うのが率直な所だ。勿論チューニングしている方からすればどこをどういじったら最高速度が何キロ上がったみたいな感じで、それ自体を楽しんでいる風でもある。これは分かる。チューニングそのものの結果が欲しいと言うよりも過程を楽しむみたいな。
でもまぁ、あの車体で60km/h以上を出すのは危ないだろうなぁ。ずっと前に(ロータリーエンジンチューニング屋さんの)雨宮さんが言っていたが、軽自動車をチューニングして200km/h出すのは、普通車で300km/h出すより怖いって。ようするに早く走れるように作られた車とそうでない車の違いだ。原付なんか30km/hが法定最高速度なのだし、それこそ極限までコストを削られた製品なのだから仕様外使用は推奨されない。

◆ そうそう、ホンダの原付は水冷なのかな。なんか水冷だから静かだとか書いてあった。確かに奥まった所にあるエンジンを強制空冷するよりは水冷の方が素直そうだが、重量とコスト増は避けられないだろう。燃料供給装置は多くの車種が電子制御化されている。排ガス規制などの問題もあるだろうし、コスト的にももはやインジェクタの方が安いのかな。制御はどうなっているのだろう。安価に行くとすればスロットル開度とエンジン回転数だけから燃料噴射料を決める方式になる。これならスロットルポジションセンサがあれば良いので構造が簡単で安価だ。


原付(2/4)
◆ 原付に関しては少し前にも書いた。駐車場難が最大の問題ではあるのだが、出かける先に比較的安価な所を見つけたので再び興味がわく。実は以前に2輪の免許を取ろうかと思った事もあったのだが駐車場問題その他もあって興味がなくなっていた。今回も免許を取るほどの興味があるわけではないのだが原付を買ってみても良いかな程度に興味は復活したわけだ。しかしだ、原付などに興味を持った事もなければ所有した事もない訳で、どんな車種があってどのような価格レンジなのかも分からない。そこで色々調べてみる。どうやらフロントフェンダー(と言うのかな?タイヤのカバーみたいなヤツというか前面のカバーというか)が尖っているものは若者向けと言う事らしい。

◆ 最初に見たのはホンダのページでDioとかTodayなんかが実用車っぽい感じか。が、評判を見てみると遅い、パワーがない、坂を登れないなどの記述が目立つ。一方で前後輪連動ブレーキを評価するものもあった。そうか、ホンダ車はパワーがないのか。エンジン出力やトルクの記載はあるが、トルク特性やプーリ比などは不明であり、カタログから判断するのは難しいと思った。ヤマハも見たが特にこれといったものはなく、スズキだとレッツなどがオッサン/オバサン向けか。レッツには4と5がある事が分かった。仕様に大きな違いはないようだが5には小物入れが付いていたりする。評判を見ると、遅いパワーがないという書き込みもあるがホンダのモデルよりその数はずっと少ない。そうか、スズキ製はパワーがあるのか。

◆ では価格を調べてみるとするか。そもそも単車って定価で買うのかな?店によって価格が違うのかな?と調べてみるとずいぶん違う。それこそ定価を表示している所もあれば5万円も安くなっている所がある。何で?どうしてこんなに安いの?と思ったら、整備費用やらを加算するとどこも変わらぬ価格になるらしい。整備費用といったって、一体何を整備するのだろうか。そもそも整備費用が別になっていると言う事はオプション扱いであり、整備しなくて良いよと言えるのだろうか。もし走らない状態で渡されるようなものだとすれば、それは整備が必須になるから価格に含まれるという事になる。うーん。

◆ それはともかくとして、単車を買うには一体何が必要なのか。店に行って指さしながら「これください」と言えば売ってくれるのか。登録は自分でやれと書かれている所もあるからそういうことかな。でもナンバーはその時点では付いてないよなぁ。書類を持って区役所に行ってナンバーを貰ってまた店に行くとかそんな感じなのだろうか。なんかその販売書類を作るのにもカネがかかるらしい。買った事の証明なのだから領収証で良いじゃないかと思うのだが違うのかな。店によっては1万円くらい取るみたいだけれど、そんなたいそうな書類なのだろうか。
印鑑証明だって300円なのに。四輪車にしても納車費用を取る所があるが、これはディーラに取りに来ますと言えばカットしてくれる。納車のための洗車だ何だと言われたら、そんなものは自分でやると言えばいい。というか納車費用分を街の磨き屋にかければピカピカになるに違いないのだ。車の場合はフロアマットなどの押し売りもあるな。レクサスなどはウルトラ高額なフロアマットを「皆様これを使っていらっしゃいます」なんて言われて買っちゃうのかな。外車の場合はこうしたフロアマットで儲ける風習がないのか、純正品は安いものである。ただしヤナセものは高かったりして、日本を感じさせてくれる。
後日に続く…


ローエンド(2/3)
◆ Blogの方には以前にNP12に関して書いたが、これはEPSON製のローエンドPCだ。裸の価格は2.6万円程度でWindows7が付いてくる。CPUはAtom230なので十分に遅い。このCPUはvaio-Pよりもクロックが遅いのだが、しかし実際の使用感はvaio-Pよりも多少軽快な感じがする。果たして何が違うのかは良く分からないが、聞く所によればメモリを2GBに増やす(増設は出来ないので取り替え)と更に軽快になるそうだ。

◆ 2.6万円は十分に安いし、小型軽量で静かな点でメリットは感じる。しかしパフォーマンスは悪い。
DellのVostro230Sならば、筐体は大きくなるがCeleron450搭載、キーボードとマウス、光学ドライブまで付いて3万円弱だ。Dellの場合はキャンペーンや仕様変更も多いので、常にこの価格であるとは言えないが大きさなどを気にしないのであればNP12よりも実用的だと思う。いずれにしてもAtomは組み込み用を意識したようなCPUであり、ネットブックなら我慢も出来るがその他の用途に耐えるような代物ではない。

◆ AtomのAMD版を積んだものがベンキューのnScreeni91というもの。実売価格が高いがディスプレイ込みなのでそんなものかなぁ。いや、だったらDellの安物にディスプレイを付けた方が良いか。ほぼ同じ価格でDellのセットならばディスプレイ付きに加えてCPUはPentiumになる。街売り?だとそこそこの価格のBenQなのだが、フレッツ回線などを契約するとオマケに付いてきたり、100円PC的な特価販売されていたり、まあいわゆるアウトレットの類なのだが、そうして手に入れる分には悪くはない。と言ったってAtom同様のパフォーマンスなので動画を観るなどと言う事は出来ない。あくまでも軽いページのブラウジングやメーラを動かす程度だろう。

◆ NP12も同様で、およそ実用的なマシンではない。なので当初はFreeBSDを入れようかと考えた。が、要らないサービスなどを削除してメモリを空け、テキストベースのアプリを動作させたらそこそこ動いたのでそのまま使っている。メモリ面でもCPUパワー的にもセキュリティ的にも安定度にしてもFreeBSDの方が数段上に違いないが、何しろWindows7はプリインストールされていてすぐ使えるものだから、ついつい面倒ではない方を選択してしまったわけだ。
キーもマウスもディスプレイも勿論付けず、コントロールはVNC経由で行う。一応Telnetも活かしてはおいたが出番は少ないだろう。VNCが落ちた時のためにiRemoteも入れておいた。FreeBSDがTelnetで入れなくなった時はそれなりの危篤状態に陥っていると想像できるが、Windowsの場合はアプリがエラーで止まるなんて事も珍しくはないので、その対策も必要だ。なおアプリそのものがエラーで落ちるような場合はWindowsに監視させる事も出来ないではないが、そもそもそういった状態に陥るのは異常事態な訳で、綺麗な方法が有効に作用するとは限らない。

◆ 今は発生頻度がすごく低くなったが、mobile2pcもネットワークへの接続が切れてしまう事があった。
こうなると、ネットワーク接続が駄目なので当然コネクトできない。かといってアプリがエラーになっているわけではないので自動再起動も作用しない。
こんな場合は他のソフトでログインしてmobile2pcを再起動するしかないのだ。


各社サポート(2/2)
◆ 昨日の話にも少し関係するのだが、ISP各社に技術的な問い合わせを行う必要があった。技術的と言ってもそう難しいもの出はないのだが、非会員だったので申し込みの電話番号にまずかけてみる。Niftyは約10分ほど待たされた。電話がつながった後質問を伝えると、調べますと言う事でさらに10分ほど待たされた。そして回答は得られたのだが、素人考えでもその回答が正しいとは思えなかった。それ以上の事は技術サポートに電話をしてくれと言う事で電話番号を案内された。
その電話番号にかけると15分から30分待ちだと言われたので電話を切った。とてもではないがそんな時間待っていられない。Biglobeは5分ほどで電話がつながった。その後5分ほど待たされたが明確な回答が得られず、折り返し電話をしてくれるという。
こちらの方が親切だ。so-netは待たずに電話がつながった。待つ事を予想していただけに拍子抜けだったが有り難かった。質問に関しては3分ほど待たされたが回答が得られた。的確な回答かという問題は別として、おおよそのところが聞けたので私としては満足できた。

◆ 3社の中ではso-netがもっともサポートが良いというか、そもそも電話がすぐつながる。もっとも悪いのがNiftyであり最初の電話が接続されるまでに10分かかるのはしびれる。同時期ではないのだがぷららにも問い合わせた事があり、こちらは余り待たされなかったように思う。電話が接続されたからオペレータに案内されるまでの時間もNiftyがもっとも遅かった。とにかく最初の説明が長く冗長であり無駄な時間を消費してしまう。サポートの品質とサービスの品質が比例するわけではないのだが、少なくともNiftyスタイルのISPは初心者にはお勧めは出来ない。

◆ ISPではなく携帯電話事業者はどうだろうか。SBMは初期の頃こそ接続までにすごく待たされたが、その後は改善された。最初にサポートに電話をした時は室内でケータイからだったので、サポートにやっと接続できたと思ったら満足な通話が出来ない状態になり仕方なく電話を切った。さほど電界が弱いとは思えなかったのだがSBMケータイの接続信頼性の低さを思い知らされた。その後かけた時は接続までの待ち時間も常識的になっており、解答も早かったのだが信頼性に欠けた。問い合わせるたびに解答が異なるというか、オペレータによって解答が異なるので何を信じればいいのかが良く分からなかった。これはドコモでも同様な事があり、明らかに間違った事を案内された。この時はメールで再問い合わせをしたら正確な解答と謝罪文が送られてきた。ドコモもサポートが混んでいる時には待たされる。今までだと数分待った事があるが、大抵はそう待たされることなくオペレータまで行ける。

◆ 家電各社のサポートにも差があるが、ISPなどに比較すると全体的には待ち時間は短いように思う。PC関係だとSONYとDell位にしか問い合わせた事はないが、技術的問題に関してはDellの方が的確な解答をくれる。SONYは外注オペレータなのかどうか分からないが技術サポートとは名ばかりみたいな感じを受けた。PCではないがYAMAHAのルータに関するサポートもそこそこ親切だと思った。さすがにルータ関係となるとサポート担当者もそれなりに技術があるので安心して話を聞いて貰える。


FTTH(2/1)
◆ ソフトバンクの光の道への執着は峠を越えたのかな。
あの訳の分からないCMは一体何を言いたかったのだろうか。ソフトバンクの推すB案は荒唐無稽で実現不可能な超能力でも使わなければどうにもならないと自ら言っているのか。確かに超能力でもあればソフトバンクの言うような事が可能かも知れない。しかし現実には沢山の扇風機を並べるくらいしかできないのだ。もしもそうでなく、簡単に実現可能だったとするならばディジタルディバイドなどと言われる事もなく、2.5GHz帯を使ったFWAも必要がなくなる。
そもそもソフトバンクは自前でFTTH化を推進する事が出来ずにフレッツファミリーになったのではないか。例によって様々な言い訳や泣き言も言うのだろうが、出来ない事を出来ると言ってみたりするのはいつもの事か。私は孫さんの商売的能力は高く評価したい。金を稼ぐ、カネの臭いをかぎつける、そしてその金を手に入れる能力は間違いなく一流だ。ところが良いわけとか泣き言が多い、多すぎるのが格好を悪くしている。

◆ SBMは障害でも昨年は見事トップだったのかな。これだって他社にも障害はあるじゃないかと開き直るなどみっともない事をする。言い訳しないで事業を進めれば良いのに、なんで格好悪い事ばかりするかなぁ。ちょっと残念に思う。
それはともかくとして、ブロードバンド回線競争は激化している。今や回線とプロバイダを新規契約すれば現金キャッシュバックをはじめとして様々なオマケが貰えるのは当たり前だ。デジカメやPC、最近では一般家電品や液晶テレビが貰えたり安く買えたりする。当然ながら縛りはあるのだが、違約金を払っても十分得なんじゃないの?と思わないでもない。

◆ 新規加入優遇は、その分を既存加入者が払っている訳だからケータイのインセンティブプランと同様だ。
なので手間ではあるが縛り開けの月を狙って回線もISPも変えてしまうとかなりお得な事になる。何かを貰わないとすると代わりに半年無料とかそんな感じだろうか。半年が無料なら2年契約の全料金は3/4で済む事になる。もちろん液晶テレビや掃除機やPCを貰うのも良いだろう。逆に私などは何年も同じ回線なので、それら新規加入者優遇のためのカネを払い続けている事になる。まあこれも悔しい話だが仕方がない。フレッツだと継続利用年数に応じてポイントが貰えるのだが、新規加入の優遇に比較すれば微々たるものだ。

◆ 回線を引き直す時には工事料などがかかる。勿論これも無料になったりもするのと、今はフレッツとKDDIの線の両方入れる事も今は可能なようだ。つまり断時間をゼロにして特典を手にする事も理屈の上では可能となる。手間と特典のどちらを取るかという話はあるが、ISPなどのページを見ると結構なお得さ加減なので考えてみてはいかがだろうか。今も継続しているのかどうか分からないが、期間限定特典とやらを見るとsp-netが1.5万円、Niftyが2万円、Biglobeが2.5万円のキャッシュバックだった。現金キャッシュバックで注意したいのは2年契約終了後にキャッシュバックが発生するなどの場合もある事だ。これは途中解約をさせない為と言う事もあるが、代理店経由などではそういう手も使われるので注意しよう。

◆ 現金で貰うよりは品物で貰った方がお得さが高く、つまりISPは小売価格ではなく仕入れ価格で計算するからだろう。品物での提供はNiftyが充実しているように思う。無料で貰えるもの以外にも、差額を払って買うようなスタイルのものもある。品物によってお得さ加減は違ってくるが、モバイルノートが5600円とか、これって得なのかなと実売価格を調べたら3万円くらいのものだった。ノートPCはお得さ度合いが低い気がするがデスクトップというか一体型PCで実売価格4万円台のものが8千円で変える特典は良いかも。
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