過去の雑記置き場
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高圧縮比エンジン(8/6)
◆ 圧縮比を上げることによる熱効率の向上を目指した研究は色々行われている。その中で各社が使っているのが筒内直噴だ。シリンダ内に直接燃料を噴射することで冷却効果を上げ、ノッキングを防ぐことが出来る。これは過給器付きエンジンとの相性も良いため、多くのエンジンで使われるようになった。
◆ ただし良いことばかりではなく、高圧縮比に伴うエンジン音の増大やPM値の上昇などがある。コスト的にも高圧燃料ポンプやインジェクタの価格が、エンジンコストを押し上げてしまう。それでも高圧縮比による熱効率の向上を目指し、各社が採用するようになった。
◆ 高圧縮比ガソリンエンジンというと、マツダのSkyActive Xエンジンがある。ハイオクガソリンを使い圧縮着火との併用によって圧縮比15を実現した。このエンジンもススが多いためにパティキュレートフィルタを必要とした。またエンジンコストが高く、コンベンショナルなエンジンに比較すると車両価格が数十万円上昇してしまった。
◆ マツダが苦労して開発したSPCCIによる高圧縮比の実現だが、BYD472QAエンジンは何の変哲も無いものながら15.5の圧縮比を、しかもレギュラーガソリンで実現している。1.5リッターの排気量で72kWと比出力は小さい(マツダは2リッターで132kW/140kW)が、ハイブリッドシステムと組み合わされて使用される。
◆ このエンジンには過給器付きのものもあり、圧縮比は12.5となっている。これもレギュラーガソリンで運転出来るのだが、出力が96kWと大きくはない。おそらく過給圧を低めに設定しているのだと思うが、比出力が小さいのでミラーサイクルなのかも知れない。ミラーサイクルだとすると過給器とのマッチングも良いので、もう少し出力を欲張っても良かったのに。
◆ このエンジンを搭載するハイブリッド車のモータの合計出力(4WDでモータは前後に付いている)は150kWであり、低出力のエンジンではモータ駆動が出来なくなってしまう。これは日産のe-Powerでも同様で、モータ出力に比較してエンジン出力が低かった(現行モデルでは改善されている)事から、登坂路などではマトモに走らなくなってしまった。
◆ BYDの車両はバッテリー容量が大きいので、直ちにバッテリーが全放電してしまう事態にはならないだろうが、車重が2t前後の車なのでそれなりのエンジン出力は必要だ。中国製車両の電気関係の信頼性はまあまあだと言われるが、エンジンやトランスミッション、サスペンションなどのメカニカル系は今ひとつだとか。
◆ EVは販売量が多いので改善が進んでいると思うのだが、EVブームが去ったことによりBYDはハイブリッド車開発にも力を入れ始めた。エンジンやトランスミッションは構成部品が多く、各部品の加工精度や組み付け精度が信頼性に影響する。これは設計技術だけではなく、組み立て技術や品質管理も重要であり、中国メーカの弱い部分だ。
◆ 逆に電気制御部分の信頼性はそこそこで、欧州のEVやハイブリッド車よりも故障しにくいとも言われる。ただしそれは中国メーカでもごく一部であり、更には中国国内向けではなく海外向けの車両に限られるとか。中国国内で価格競争激化で品質を落としてでも価格を下げなければ売れない事情があるからだ。
工作物は耐えているのか?(8/5)
◆ 台風とまでは行かないにしても、強風注意報が出た日が何日かあった。冬も終わって南から強い風が吹き付けるわけだが、温室もカーポートの囲いも耐えている。最初に強い風が吹いたのは4月頃だったと思うのだが、夕方から風が強くなった。
◆ 陽が沈む頃には山の木々がうなりを上げるほどの風になったので、カーポートの南側の囲いを見に行った。折板屋根の三角形の隙間から水が入ってくることもなく、波板の隙間から水が入ってくることもなかった。
◆ しかし波板は風圧によってかなり反る感じで、ポリカーボネイトなので割れはしないが、風圧により変形はする。それでもバタバタしたり剥がれそうになる部分はなかったので、一応は耐えていると見て良いかな。2×4材のような太いもので桟を入れる必要はなさそうだが、何か押さえるものがあれば"しなり"は少なく出来る。
◆ 2×4材で桟を作るとものを置く場所にも出来るので、それはそれで便利ではある。波板を押さえるだけなら100円ショップで売っている突っ張り棒でも良い。突っ張り棒自体も剛性は高くないが、何かがあればそこでしなりは押さえられる。
◆ 温室は全体の大きさが小さいこともあって何ら問題はない。扉が開いてしまうのも新たにロックの仕組みを作ったというか、小さな棒の欠片をネジ止めして、くるっと回してロックするだけなのだけれど、そんなものでドアは風で開く事は無くなった。
◆ カーポートの南側の囲いに比較すると温室は丈夫というか剛性が高い。波板の貼り合わせだとか隙間の埋めなども(冷気が入らないように)多少は気を遣った。天井部分はプラダンを貼っているし、何しろ開口部がないので風が入ってこない。
◆ カーポートの方は北側は壁がないので風雨が吹き込んでくるし、受風面積が大きい事に加えて高いところにあるので過酷である。配管や電線を通すために波板を切り欠いた部分とか波板の長さがギリギリな部分は、波板の内側にあり合わせの合板を貼ってある。でも小さな隙間からは余り雨も吹き込まないようで、意外に大丈夫なんだなと思った。
◆ 2024年の2月頃に作った土留めのブロック塀も壊れていない。ただし狸が穴を掘るので周辺は荒らされている。狸が穴を掘ったり土が締まったりで砂が減り、一度砂を補充した。でも又補充しないと少し少なくなってきた気がする。水抜きの穴からは草が生えていたりするが、除草剤など撒かずにそのままにしている。
◆ その後でジムニーの不要になったタイヤを崩れ防止に埋めたのだが、もはやすっかり埋まってしまっている。タイヤが見えるくらいに浅く埋めておいても良かったかも知れない。タイヤの回りに草が生え、冬になればそれが枯れ、夏が来れば又その上に草が生えるのでタイヤは徐々に埋まっていく。一方で草が余り生えない日陰のタイヤは、今も埋めた時と余り様子が変わっていない。
◆ 土留めのブロック工事をした翌年だったかなぁ、土留めブロックのもっと下の方の斜面に丸太を運んだ。結構大きな木なのでウインチで引っ張って運んで土留めにしてあるのだが、その木はだいぶ腐ってきた。土の上に転がしてあるだけなので腐敗菌が忍び寄り、虫が穴を開けたりして朽ちていく。この場所もブロックで塀を作れば良いのだが、資材を運ぶのが大変でねぇ。
せっかく頑張ったのに焼け石に水だった(8/4)
◆ 有料駐車場に勝手に入り込んで納車を始めたり、車両回収騒ぎで納車が出来なくなったり、納車時期を遅らせて裁判沙汰になりそうになったりと、身の丈に合わぬ販売台数が自らを苦しめる事になったテスラジャパン、6月中に何とか売り上げを突っ込みたいと素人集団をボランティアに使って車を運ばせたりもしたが、結果は散々だった。
◆ テスラは売り上げを前年同期比で6割も減らしてしまった。欧州ではEV販売台数が伸びたのだがテスラはダメだった。対するBYDは同+22%だそうだ。日本ではテスラ製車両が従来以上の販売台数となり、充電スポットが不足して混雑が起きた。テスラは中国工場も閉鎖するらしい。このまま行けばスーパーチャージャが増えなくなるかも。
◆ 日経は「成長分野と見定める人工知能(AI)企業への転換に向け、米スペースXとの合併が現実味を帯びる」と書いた。実際自動車工場は内部をそっくり撤去してロボット生産工場になった。自動車と人型ロボットでは生産ラインも流用出来ないのに、一体どうするのだろうかと過去に書いた事があるが、そこはイーロンマスク氏である、ダイナミックに全部ぶっ壊した。
◆ イーロンマスク氏は儲けるために事業をやっているので、儲けられなくなったら捨てる。捨てるのに金がかかろうが、次の事業がそれ以上の収益を出せばいいのだから問題ない。既にモデルSとモデルXは製造中止だが、部品の保有期間は非公開なので供給停止と言われたらその部品は二度と手に入らない。
◆ テスラとしてはサイバーキャブも上手く行っていないし、例え上手く行ったとしても将来性が見えてこない。EVブームでイケイケの時には明るい未来に手が届きそうだったのだが、今やキャッシュフローがマイナスである。tradingkeyは「2026年第2四半期決算にて営業利益率が1.4%まで低下し、巨額のAI投資でフリーキャッシュフローがマイナス10億9000万ドルへ転落した」と報じた。
◆ それでも中華EVよりはマシ…いやBYDの出方によっては何とも言えないか。今のところテスラは存在しているし、スペースX傘下で生き延びられるのならそれで良い。そして生き延びる事が出来れば、EVのシェアを増やす事が出来る。
◆ イーロンマスク氏の事なので、外部資本を入れるような事はしないだろう。そういう事態になればテスラ社をそっくり売り払ってしまいそうだ。中国の景気が良ければ中華企業が矛先を向けるところだが、今はとてもではないがそんな元気はない。将来性があるのならまだしも、世界的にEVがネガティブなのだから投資企業は少ないはずだ。
◆ テスラのAIとSpaceXと言えば宇宙データセンター構想がある。イーロンマスク氏的にはメリットを見いだしているのだと思うが、私にはよく分からない。メンテナンスの問題だとか放熱の問題、電力供給問題だ。
◆ 勿論放熱は放射面積を大きくすればいいし、電力もソーラーパネルの面積で稼ぐ事が出来る。しかしいったいどれだけの面積が要るのか、そんな巨大なものを打ち上げられるのか(分散化という手もあるにはあるが処理速度が落ちる)、だったら砂漠にでも作った方が良いんじゃないのとなりそうだけど。
売られている楽天ID(8/3)
◆ 楽天の不正アクセスは昔からである。楽天モバイルの不正契約事件でも、犯人は楽天のIDを購入しそれを使ったと言っている。楽天はパスワードを2つにしているから安全だ、乗っ取りはパスワードの使い回しによるもので、他のサイトから漏れたものだと言い張った。楽天は日本人従業員の離職率が多い事もあり積極的に外国人を雇用しているのだが、文化の違いなどもあってセキュリティ面では色々難しいそうだ。
◆ 楽天の言い訳は珍しいことではなく、二重価格問題にしても出店者が勝手にやったことだと三木谷氏は言った。しかしその後楽天側から二重価格の指示があったことが分かり、謝罪会見に追い込まれた。それ以降怪しげな事はメールではなく電話で(出店者に)連絡するようにと三木谷氏から指令が届いたそうだ。
◆ 楽天が何故二要素認証を嫌っていたのかは不明なのだが、今年の初め頃から二要素認証を行うようになった。これって行政側からの意見があったんだったかな。そんなわけで重い腰を上げたのだが、二要素認証は一斉にスタートしたわけではなく、設定可能なIDもあればそうでないものもあった。なお楽天カードのe-NAVIは二要素認証が使われていない。
◆ 楽天のセキュリティの甘さに目を付けたのが悪徳系通販サイトの出店者で、楽天IDを購入して詐欺行為を働く。悪い奴らはAmazonや楽天市場に出店する。これは普通の出店者と同じなのだが、価格を微妙に安くする事で注文を集める。購入者Aから注文が入ると、盗んだ楽天IDを使って楽天市場で注文品を買う。その送り先を購入者Aにして、決済は不正に取得した楽天IDで行う。こうすると出店者の支出はゼロで購入者Aからの代金は全部手に入る。第三者のIDを使って決済するが、送り先は購入者Aなので足が付きにくい。
◆ 楽天にしてみれば乗っ取られたかどうかなど分からないわけだし、楽天カードが楽天で使われるのだから本人が買ったのではないかと言える。基本的にIDが乗っ取られたらそれはID所有者の責任と言う事になるので、楽天側としては補償しない。楽天ポイントが使われる例も後を絶たないが、楽天はポイントの不正利用を(不正利用されたことが証明出来ないとして)保証しないので、楽天に実害はない。
◆ 昨年だったか楽天証券事件もあったので、ポイントは溜めずに使うこと、クレジットカード情報は都度消すことが必要だ。楽天はクレジットカード情報を保存するのがデフォルトになっているので、注意しないと勝手に保存されてしまう。保存されたカード情報を消すのは面倒なので、楽天での買い物の時は注意した方が良い。
◆ 楽天の二要素認証はメールで数字が送られてくるので、SMSよりはセキュリティが弱い。e-NAVIに不正ログイン出来れば楽天のIDとパスワードは判明した事になる。そこでメールアドレスの書き換えを行えば、二要素認証は乗っ取れる。
◆ 先日は楽天クラウド事件もあったが、被害に関しては未だ楽天自身も認識出来ていないようだし、認識出来ていたとしても大事になるまでは公表しないか、楽天だし。
◆ 共通IDの怖さは以前にも書いたのだが、様々なサービスが一斉に被害に遭う可能性がある。共通IDは便利ではあるが危険でもあるのだ。最近は少なくなったが、以前はSMSにYahooの認証番号がかなり送られてきていた。私はログインしようとしていないので、ログインアタックが頻繁に行われていたか、或いはSMSトラフィックポンピング的な通話料稼ぎ(事業者を儲けさせる)だ。
飲料自動販売機が減っていく(8/2)
◆ 飲料の自動販売機による売り上げが多かったのは2013年頃らしい。自販機王国などと言われて、あちこちに飲料の自動販売機があった。路上にもあるしビルの入り口にもあり、多くの人が気軽に飲料を買ったのである。
◆ しかしその後飲料の値上げによって売り上げは減少に転ずる。消費税増税によって飲料が100円では買えない時代になり、今では200円前後にまでなってしまった。一部の自動販売機では100円やそれ以下の価格で販売しているものがあり、これらは売り上げ自体は維持出来ているのだとか。
◆ 自販機ビジネスで大きな利益を上げてきた飲料メーカも、売り上げ低迷によって規模の縮小が必要になってきた。管理コストが売り上げより高くなってしまう、いわゆる赤字の自販機の割合が増えたために既存の自販機の撤去や統合を進める方針だそうだ。
◆ 自販機全盛時代には道路にはみ出す自販機が問題になり、メーカははみ出し量を少なくするために薄型の自販機を開発した。自販機荒らしが増えた時期もあり、容易に破壊が出来ない構造を採るなどした。町中に溢れる自販機が景観を損なうと言われたこともあった。そんな自販機も今後は余り見かけなくなっていくのだろうか。
◆ 消費が減ったのは価格の問題が一番大きいそうで、長引く不況の問題だ。自販機の飲料価格も上昇の一途なのだが、飲料の詰め替えや現金の回収作業が必要なのでコストがかかる。スーパーやドラッグストアであれば一度に大量の飲料を納入出来るが、自動販売機の場合は入れられる本数に限りがあるのでコスト効率が悪い。それに対処するには売価を上げる必要があるが、売価を上げたら売り上げが下がってしまった。
◆ ゴミ箱の問題もあって、自動販売機で飲料を購入しても捨てる場所がない。この問題はスーパーでもコンビニでも同様なのだが、捨てる手間があるから気軽には買えないと言うことになる。捨てる手間があるからペットボトル飲料を買おうと思う人が増え、ペットボトルならコンビニの方が多くの種類がある。
◆ 補充作業の効率化という点からすると、トラックを自動販売機に横付けして、自動販売機の上部から自動で飲料を補充してしまうような(米国のゴミ収集車的な)仕組みがあると便利なのだが、自動販売機が車道に面して置かれているとは限らない。
◆ 決済はキャッシュレス専用にするのが手間の削減になる。自動販売機は工事現場などに仮設されるものの売り上げが高いそうだが、現場で作業する人の多くは財布を持ち歩かないのだそうだ。しかしスマートフォンは持っているので、キャッシュレス決済は出来る。現場に自動販売機があるかどうか、その自販機がコード決済可能かどうかで現場の善し悪しが決まる、みたいな話もあるそうだ。
◆ 飲料の自動販売機が絶滅することはないだろうが、今のような自販機だらけという光景は今後少なくなっていくのだろう。私も自動販売機で飲料を買ったことはあるが、多くは会社で飲む缶コーヒーだった。コンビニに行くより自販機の方が近かったから。
◆ ただ品数に限りがあるので飽きるのも事実で、たまにコンビニに買いに行くこともあった。当時は自販機価格もコンビニ価格も殆ど変わらなかったと思うが、もしコンビニの方が安かったらどうだっただろう。
ビード落としに潤滑スプレー(8/1)
◆ ホイールからタイヤを外す時、又組み付ける時に浸透性潤滑剤やシリコンオイルをビード部に塗る方法がある。Youtubeの動画でも紹介されていたりするが、ビードワックスよりも潤滑性が高いのでタイヤを外しやすく組みやすいことがある。
◆ ビードワックスは油性で潤滑性の高いものもあるのだが、浸透性潤滑剤やシリコンオイルのようにツルツルになるわけではなく、石けん水をかけたよりは良いかなくらいの摩擦係数でしかない。またビードとホイールの間に残ったビードワックスも蒸発だか分解だかしてしまうそうで、後には残りにくいのだそうだ。
◆ タイヤを組む時に何が大変かと言えばビードを落とす作業だ。ここに潤滑剤を吹き付けるとビードとホイール間の摩擦が少なくなるので、コジって行けばビードを落とすことが出来る。ホイールからタイヤを外す時もビード部が滑るので外しやすい。
◆ 外したタイヤを再使用しない、新しいタイヤを組み付ける時にホイールを脱脂するのであれば、タイヤをホイールから外す時に潤滑剤を使うのは良いと思う。以前書いたことがあるが、浸透性潤滑剤やシリコンオイルはホイールとタイヤの間に残るので、潤滑性が維持される。本来は摩擦係数が大きくなければいけない場所の摩擦係数が小さくなるので、ホイールとタイヤの位置がずれる原因になる。
◆ ハイパワーな車で急発進や急制動を繰り返すと、ホイールとタイヤの位置がずれる事がある。バイクなどの方が分かりやすいかも。オイルを塗ればこれが起きやすくなる。タイヤのエアが抜けた時もビードが落ちなければタイヤが外れることはないのだが、ビードが落ちてしまうとタイヤは外れやすくなるしホイールとタイヤの位置が決まらなくなる。
◆ 別の方の動画ではシリコンオイルを塗ってタイヤを組み付けたら、パンクでエアが抜けた時にホイールからタイヤが外れそうになったと言っていた。リンクした動画ではオイルを使えば力は要らないとしている。それでもタイヤレバーが反るくらいの力は入れているが、浸透性潤滑剤がなければタイヤレバーだけでビードを落とすのはかなり大変だと思う。
◆ 普通のタイヤチェンジャーはビード部分を押し込むようにしてビードを落とすのだが、センターロック式のタイヤチェンジャーは円盤をビード部とホイールの隙間に入れて落としていく。この場合はビード部にビードクリームを塗りながら作業をするので、力の加え方としてはリンクした動画と同じ感じだ。ただし普通のビードワックスでは浸透力が少ないので、ハンドパワーでのビード落としは出来ないのではないだろうか。
◆ このセンターロック式のメリットは、ビード落としからタイヤの脱着まで一連の作業がタイヤをそこに装着したまま出来る事だ。今はタイヤリフトを使ってタイヤチェンジャにタイヤを乗せたりするところが多いと思う(労働環境問題で)が、センターロック式ではタイヤチェンジャーの(タイヤを固定する)アームの方が動いてくれるものもあるので、重いタイヤを持つ必要がない。
◆ 扁平タイヤや大径タイヤが増えてタイヤチェンジャー自体も変化してきた。もしかしたらビードワックスの成分も変わったのかな?私は昔買ったものを未だに使っているというか、そもそもスクータのタイヤ交換時にしか使っていなかったので、殆ど減っていない。
先月分はこちらです
