過去の雑記置き場
VC
部品の名前(4/3)
◆ サスペンションのロアアーム、BMWはコントロールアームと呼びminiではウイッシュボーンと呼ぶ。文字だけ見たのではどの部品なのかが分からず、図解や写真で示されていて分かる感じだ。
◆ エンジンにfrontbottom gear case coverというものがあって、これが何か分からなかった。写真も何もないので想像するしかないのだが、タイミングチェーンカバーの下の部分か、或いはオイルポンプのカバーか何かかなと思う。
◆ 整備書にはパーツ番号が書かれていないので、部品番号から形状を見る事も出来ない。ギアケースと言うくらいだから何らかの歯車的ものが使われている部分のカバーなのだろう。
◆ クランクシャフトとオイルパンの間というか、クランクシャフトの下というか、そこにカバー的なものが付いている。ここはボトムには違いないがフロントとは言わないだろうなぁ。バッフル板みたいなものだ。
◆ 整備書を眺めていたらフロントボトムギアケースカバーという名称が出てきて、それは一体何だろうと考えはじめ、調べても分からないなと気になったというだけだが、気になると知りたくなる。で、更に調べてみるとminiのエンジンはタイミングチェーンがエンジンの後方、つまりトランスミッション側にある。前方には何があるかというと、ギア駆動されるバランサ(振動低減)なのだ。で、ギアカバーなのか。
◆ パーツの番号の話とは関係ないのだが、色々な中古のエンジンを解体している動画があった。トヨタの2JZエンジンは60万km使っても状態は良好だったそうだ。トヨタのV8エンジンも30万km走ったと。このエンジンは内部のネジが外れて不動になったようだが、整備が不十分だったのかどうかは分からない。
◆ 他にも数十万km走ったエンジンが分解されていて、エキゾーストマニホールドに亀裂が入っているものだとか、マニホールドの固定ネジが折れてしまったものなどがあった。総じて日本製エンジンは信頼性が高く、ドイツ製のエンジンは変化(劣化)が少ないみたいな意見だった。信頼性の高さは摩耗許容度の幅なのかも知れない。多少すり減ってもエンジンとしての機能を失わないところが、日本製エンジンの信頼性なのかも。
◆ そのエンジンの使われ方とか、オイル管理の問題だとか、整備点検を受けているかどうかでも耐久性は違ってくる。壊れたエンジンをバラしているので、オイルパンにスラッジが溜まっていたりする状態の良くないエンジンも多い。ただ単に分解しているだけだが、見ていて飽きないというか何というか、やっぱり分解って楽しいんですね、みたいな。
◆ 話が前後するが2JZエンジンは(かなりの距離を使ったエンジンなので)エンジンとして売る事は出来ないと言っていた。ただしパーツとしてはまだまだ使えるので、分解すれば補修部品になるとの事。勿論すり減ったりしている部分もあるのだろうが、摩耗限度内であれば部品として他のエンジンの一部となって使われるわけだ。
◆ トヨタのエンジンは数が沢山ある(車が沢山売れているという事だと思う)ので、価格が安いとも言っていた。BMWやBENZのエンジンは状態が余り良くなくても高い、俺ならそんな金は出したくないねと分解している人は言っていた。たぶん米国の中古部品商ではないかと思う。
トヨタ車のバッテリー上がり問題(4/2)
◆ ハイブリッド車の12Vバッテリーが放電してしまい、エンジンが始動出来なくなる問題がある。特定の車種と言う事ではなく、最近のハイブリッド車全体で言えるようだ。ヤリスに乗っている方の動画があったが、スーパーに買い物に行き家の帰ろうと思ったらエンジンを始動出来ず、リモコンキーも使えなくなったという。
◆ リモコンキーが使えなくなるのだから相当電圧が下がっていたと思う。少なくとも10V程度あれば車両の電子機器は動作するはずで、エンジン系のコントローラは8V位でも動作するように作られている(セルが回った時に電圧が落ちるから)。
◆ 車は通勤でほぼ毎日使っているそうだが、会社が休みの土日は乗らない日が多いとの事だ。通勤距離が短いのでチョイ乗りに近いとは言うものの、ほぼ毎日使っているのに何故バッテリーが上がるのかとオーナは不思議がる。ちなみに燃費は13km/lとの事で、ハイブリッドにしては燃費が良くないとも語る。
◆ バッテリー上がりはどうしようもないので購入ディーラに連絡し救援して貰ったそうだ。新車購入から未だ日が浅いとの事でサービスも良かったのかな。その後ディーラで点検して貰ったそうだが、結果は異常なしだったそうだ。異常なしなので何も行われず、勿論バッテリーも交換されない。
◆ ディーラからは「最近の車は電子機器が多数搭載されていて、エンジンを切った状態でも多くの電力を使っているので、バッテリー上がりは起きうる事」と言われたそうだ。
◆ バッテリーの電圧管理すら出来ないのかと言いたくもなるが、ハイブリッドバッテリーから12Vバッテリーを充電してしまうと、その分だけ燃費が悪化する。燃費が変化すると届け出が必要な変更になるので手続きが面倒になり、改善出来ない(やりたくない)訳だ。
◆ 充電制御車でも同じ事は起きるのだが、トヨタとマツダのハイブリッド車でバッテリー上がりの報告が多い。対策としてはバッテリー電圧が下がっている状態が続いたら、ヘッドライトを点灯するなどして充電モードに移行させること、あるいはポータブルのバッテリーチャージャを携行することだろうか。
◆ ヤリスの例ではバッテリー電圧が殆ど残っていない状態まで放電しているので、電気二重層コンデンサ型のジャンプスタータでは、電気二重層コンデンサへの充電電力すら残っていない可能性もある。ハイブリッド車のバッテリー上がりでは、バッテリー電圧の低下でシステムがシャットダウンはしないようで、バッテリー電圧が数Vまで低下していたというレポートもある。
◆ 電気二重層コンデンサタイプは安全性は高いが、車両のバッテリから電気二重層コンデンサを充電しなければいけないので、残電力がないとどうにもならない。モバイルバッテリーから充電出来るものもあるが、だったらバッテリー内蔵型のジャンプスタータの方が良くない?もっとも中華Li-ionバッテリー搭載ジャンプスタータを車に積んでおくのは、燃えちゃわないかなと心配だ。
◆ 中華ジャンプスタータの能書きには3000Aとか5000A出力と書かれている。端子を短絡したら瞬時に電線が爆発するようなすごさである。現実的には電線の太さからして、ピークで100A以下だろうけど。まあ出力にESRが凄く低いコンデンサでも入れておけば、ピーク電流だけは稼げるかな、その電流が出せるのが1μs位だったとしても。
47km/lを達成した軽自動車は凄いのか?(4/1)
◆ ダイハツは2気筒エンジンを軽自動車用に開発しているが、振動などの対策が上手く進まず、製品化出来ていない。2気筒エンジンはフィアットが市販車で採用しているが、日本車で現時点での採用例はなかった。
◆ 新型アルトは2気筒エンジンを搭載し、クランク同軸のモータと位置可変式バランスシャフトによって振動のコントロールに成功した。モータのトルクをダイナミックに変化させることでトルク変動を吸収し、2本のバランスシャフトはシャフト内部に入れられている液体の量を調整することで、幅広い回転域で振動吸収性能を上げる。
◆ エンジン自体は2バルブOHV直噴エンジンで、2気筒化による気筒容量の適正化によって十分なトルクを確保出来る。モータの出力が合成出来るので、NAのエンジンでも64馬力に達してしまうこと、2気筒化とOHV化によって従来の4バルブDOHCエンジンの半分のコストで製造が可能になった事がメリットだ。カムシャフトは1/2速回転のバランスシャフトを兼用し、OHV構造になっている。
◆ 一次バランス相殺用バランスシャフトはその位置が微妙で設計を難しいが、バランスシャフトを2本にすることで低振動化を進めた。カムシャフト兼用バランスシャフトは上下に10mm移動させることが出来、負荷状況に応じてバルブリフトと作用角が変わるシステムになっている。負荷変動によるエンジンバランスの変化も、これで同時に吸収できる。これに筒内直噴を組み合わせる事で、レギュラーガソリン仕様ながら14.7:1の圧縮比を実現した。
◆ エンジンコストが半分になったその残り半分で、モータやモータの駆動システムを作り上げている。バッテリーは約1kWh分を搭載しているので、ハイブリッド軽自動車としては大容量となる。WTLC燃費計測時にバッテリー容量が1kW以下だと燃費データが悪化するそうで、そのギリギリの容量に設定した。こうしたシステムによって47km/lのカタログ燃費が達成されると、2気筒故の爆発間隔の広さから来る独特の排気音すら好意的に受け取られる。
◆ そしてこのアルトが99万円というのだから、価格インパクトも凄い。99万円でもエアコンは付いているし、Bluetoothによるスマートフォン連携システムで専用アプリとリンクさせれば、オートエアコン機能もラジオ(ラジコ使用)もオーディオも完璧、車室内には同軸2Wayの4つのスピーカと25W×4のディジタルアンプが奢られる。
◆ スマートフォンをダッシュボードの専用ポケットに入れると、レンズとミラーで15インチ相当に見えるという、大昔のテレビの前に付けるフレネルレンズを連想させるような、何だかよく分からない仕掛けも付いている。これは故鈴木修会長が、青春の思い出を形にしたとか何とか。スズキは安い車だからといって安っぽい車ではないと胸を張る。
◆ 基本モデルを1つにする事によるコストダウンと、ディーラオプションの拡充による自由度の高さも特徴的だ。標準のシートは合皮なのだが、シートを一部分解して取り付けなければいけないオプションのシートカバーは、まさにシートと一体化する逸品なのである。コノリーレザーやロロ・ピアーナの素材を使ったそれらは、インパネやドアトリムなどへの適用も可能など、スズキでは「好きなだけ高級に出来ます」と謳う。
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