過去の雑記置き場
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静岡県にも熊が増えている(10/1)
◆ 昨年も熊の目撃情報があった静岡県だが、今年は昨年以上のペースで熊が目撃されている。伊豆や箱根方面でも目撃情報はあるが、県の西部の山の方では熊に遭遇する機会があるとして注意を呼びかけている。
◆ 何故熊が増えたのかだが、熊の天敵は人間くらいなものなので勝手に繁殖して増えたことになる。山に餌がないから町の方にやってくる説もあるのだが、一方で鹿などが増えすぎた結果餌に困らなくなって繁殖が進んだ説もある。伊豆市では今年になって何度も鹿狩りが行われていて、猟銃を使うから山に入る時には注意するようにと連絡が来ていた。
◆ 熊の出産は平均すると年に1頭程度(2年ごとに2匹産む感じ)だそうなので、爆発的に増えるわけではない。ただし母数が増えればそれなりに増えていくのと、他の動物よりも成獣化率が高い(小熊が他の動物に食べられてしまうことが少ない)ので、安定的に増える。
◆ 熊の母体の栄養状態が悪いと、着床状態のまま母体の栄養状態の回復を待つのだそうだ。逆に栄養状態が良ければすぐに通常の妊娠状態に移行出来るなど、過酷な環境の中でも生きていけるようになっている。
◆ 静岡県外で熊の餌の状態がどうなのかは分からないが、同じように鹿や狸が増えているとするならば、同じように栄養豊富な熊が居るかも知れない。以前は熊は鹿を余り食べないみたいに言われていたのだが、近年では生きた鹿を襲って食べる様子が確認されている。同じように熊は狸を食べないと考えられているのだが、実際には腹が減れば何でも食べるみたいに言われる。
◆ 山の中に餌があっても町にやってくる熊が居るのは、町中で食べ物を得るのが楽だからだそうだ。町に行けば狩りをしなくても食べ物が手に入ることを覚えた熊は、山で餌を探さずに町にやってくる。キャンプやバーベキューをしている所に餌があると学習すれば、キャンプ地やバーベキューをしているところを狙って熊がやってくる。
◆ 東北地方では熊の生態調査が行われているようで、各県には5千頭から1万頭の熊が居るらしい。数からすれば沢山いるが県の広さから見る熊の密度はそう高くはない。ただし熊が増え続けていて繁殖が続いているとするならば、毎年2割程度の個体数が増えるという研究もある。
◆ 地方部で熊が増えているのは、実は人間が減っているからだと秋田県では言っている。山に食べ物が少ないと熊が町の方に降りてくると説明する資料はあるが、山に食料が豊富でも熊が町に降りてくることが説明出来ない。この理由として人間が減ったことによって熊の縄張りが広がり、その縄張りに人間が入って行っているためだとしている。
◆ 秋田県では「出没の多寡はクマの数「だけ」で決まるものではありません。クマの「数」のほか、「居る場所(分布)」や「山の中の食物量」などのバランスによると考えられます。」と、結局の所何だかよく分からないけれど熊がやってくるんだよ、みたいな感じだ。
◆ 伊豆で行われている鹿やイノシシ狩りのように、各県で熊狩りをすれば良いのだが危険が伴う。鹿も向かってくれば危険ではあるが、熊ほどの危険度ではない。イノシシも大型のものにやられたら大けがでは済まない場合もあるが、それでも熊よりはマシだという。その位危険な熊を狩れと言ったって難しい話だ。かといって放っておけば個体数はどんどん増える。
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