- 2008年10月12日 22:13
三浦氏がメディアに登場したのは1981年、ロサンゼルス旅行中に奥さんが銃弾を受けて意識不明になるという事件の報道でだった。
銃弾を受けた奥さんは意識が戻ることなく死亡、三浦氏は1.55億円の保険金を受け取ることになる。
週刊誌は保険金目当ての殺人事件であるとし、週刊文春が疑惑の銃弾というタイトルで連載を行ったのが1985年だった。
同年三浦氏は殴打事件を理由に逮捕され、のべ16年間にも及ぶ拘置所(刑務所)生活を送り、その後2003年に自由の身となる。
受け取った保険金が残っていたのか、不自由な生活を送っているような雰囲気はなかった。
なお保険三者のうち2社からは支払い済み保険金の返還訴訟を起こされて敗訴、1社とは和解したと報じられていた。
しかし2度にわたって万引容疑で逮捕されるなど、度々マスコミにも登場した。
殺人事件として一旦は有罪判決を受けるなどしたわけだが最終的には無罪が確定した。
三浦氏が自身の主張するように銃撃事件の被害者であるとするならば、殴打事件を起こしたとは言えその後の人生は決して幸せではなかったと言えるかも知れない。
もしも銃撃事件の加害者だとすれば無実を勝ち取れた事は成功ではあったが、保険金を満額手に入れられなかったことは事件を起こした意味を薄れさせてしまう。
そして39歳からの16年間を拘束されて過ごす事になった事実は、彼の心境に変化をもたらしたのだろうか。
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