自動車減産の流れ

トヨタが外注やパート削減などを行っているが、日産やホンダも海外拠点でのリストラだそうだ。
http://www.asahi.com/car/news/TKY200810140268.html?ref=rss

大型車が売れない時代と言うことで小型トラック（USではSUVなどはライトトラック）、ミニバンなどの減産を行う。
ミニバンと言っても記事中にあるオデッセィは米国で言われるミニバンよりずっと小型な、例えば日本国内で販売されるそれはミニバンとは違ったジャンルの乗り物として日本独自の進化を遂げてきたものだ。
ホンダが販売低迷に苦しむ中乗用車のシャーシに背の高い外装をくっつけたそれはヒット、ホンダの経営危機を救ったモデルだった。
これをきっかけに商業用ワンボックスを乗用車風にモディファイした車も売れ始め、やがて市場が安定すると乗用車としてのワンボックスが各社から発売されることになる。

一時期はスーパーの駐車場がワンボックスカーで埋め尽くされるような光景も見られたが、最近では少々下火になった。
そこにガソリン価格の高騰が起き、大排気量車や大型車は悪であるみたいなイメージが広がった。
ワンボックスにしても大排気量車ばかりではないのだが、無駄に空気を運んでいるなどと言われる始末。