- 2008年10月15日 21:50
米国消費者はモバイル機器で動画は観ない?
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Research/20081015/316893/
通信機能付きモバイル機器と言えば携帯電話系、最近米国で人気のスマートフォンなどがそれに当たる。
日本では多くの人がケータイで音楽を聴き動画を観ているのに比較すると、やはりそこにはかなりの違いを感じる。
しかし日本でのリッチコンテンツ&高機能ケータイが独自の文化であり、通信以外に収益源を開拓したiモードそのものだとも言える。
iPhone登場当時、多くのテクニカルジャーナリストはこれを賞賛した。
しかし実のところガラパゴスケータイはグローバルスタンダードより余程進化していたのである。
独自の進化を遂げた日本のケータイは、もはや文化になったと言っても良いだろう。
木と紙の家に住み日本の棒を使って生魚を食べる民族は、携帯電話もその流れの延長で進化させたわけだ。
様々な製品の小型軽量は、狭い日本の家屋カラダの小さな日本人に合わせた流れだろう。
米国に行けば無駄に大きな家電製品が、大きいことは良いことだとばかりに売られている。
中国や台湾も同じような流れがあり、それこそマッチ箱くらいのPHS端末がある。
米国人は、小さくて扱いにくいものに何の価値があるのか分からないという。
米国人がそんなに小さな物は無くしてしまうのではないかと言えば、アジア人は無くしてしまうくらい、いや、無くしたことが分からないくらい小型軽量で、しかし無くしたときには大きな絶望感を味わえるくらい意味ある製品こそ最高だと返す。
タウンスピードで好燃費をマークし、そこそこの速度までなら快適な乗り心地を示す日本車。
連続高速走行に耐えられなければ意味がないとする欧州車。
環境や文化の違いは様々な製品に表れる。
スイスに行ったときに、国産の腕時計は欧州調のデザインだった。
それはまさしく欧州の有名時計のコピーなのだが、つまりそうしたデザインが売れるわけだ。
カップラーメンの味付けも販売地域によって異なるという。
販売量を見れば世界共通仕様のケータイが圧倒的である。
しかし日本は例外ではないのだろうか。
スタンダードなUSキーボードを搭載したPCがごく限られているように、日本語を制御しなくてはいけない部分を考えても独自である。
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