ホワイト株価と言うよりは

ブラック株価だな、これは。
ギリギリ千円台の1,010円で終わったものの、今夜のNY次第では明日にもホワイトプラン価格になってしまう。

みずほFGも相当悲惨(-12.7%)な状態になっているから仕方ないとはいえ、ドコモ(-3.1%)やKDDI(-6.6%)は数パーセントの下げに留まった。
13%以上株価を下げたソフトバンクは金融リスクに敏感という事になり、資金調達に影響が出ればSBMの今後の展開も変わってくるに違いない。
ソフトバンクは借りた金を再投資して利益を得るスタイルなのだが、借りにくくなり金利が上がるとより大きな利益を出さなければつじつまが合わなくなる。
世の中好景気であれば良いのだが、急速にしぼんでしまった携帯電話販売などを見ると不安は大きい。
孫さんに言わせればスーパーボーナスによって端末販売台数が減ったのは好ましいとなるのだが、それを株価は示していない。
端末を売って儲けるというビジネスモデルそのものが壊れてしまったからだ。

電気系部品メーカの株価も悲惨だ。
アルプス、フジクラ、ミツミなどは15%を超す下落となった。

為替は100円を挟んだ動き。
千代田区にある資本金300万円の投資会社のアナリストによれば、執拗な買い上げと裏介入によって下値が抑えられているという。
この方、自分の予想が外れるといつもこんな事を言い出すから面白い。