有料の価値はあるか？

以前話題にしたことのあるエージェント機能、ドコモはこの冬モデルから対応するそうだ。
auも興味を示していると言うからドコモがうまくやればauも追従するかも知れない。

確かに便利なのかも知れないが、有料サービスとなると考えてしまうかも。
もちろんその情報の中身にも左右されるのだが、使うのが面倒だったり情報がお節介じみていたりすると面白くない。
電車などの遅延情報にして遅延していますと言うだけではダメで、代替交通手段や所要時間、電車遅延による代替交通手段自体の混雑程度などまで網羅できるのかどうか。

これは交通情報などにも当てはまり、○○道路が混んでいますだけでは情報が足りない。
○○道路ではなく××道路を通るとどのくらい早く目的地に着くことが出来るかなどがあって初めて既存のサービスより凄いなと思わせるものになる。

横浜市などではGPSケータイによる測位機能などとタクシーのリアルタイム位置情報をリンクしたサービスの実験をしていた。
いや、もしかしたら今は本サービスになっているかも知れないのだが対応タクシーが少なくて余り意味がない。
同じように駐車場の空車情報を検索できるサイトがあるのだが、こちらも特定の駐車場情報だけなので余り便利だとは思えない。

実はこの手のローカル情報はPHSが適していると思う。
マイクロセルを活かした地域情報の配信が、最小のネットワーク負荷で行えるからである。
それこそ近所のスーパの特売情報などを配信して、その広告費でこれらシステムが運営できればユーザメリットはある。
もちろん配信情報の選択や時間帯、曜日による制御などを細かく行わなければお節介な宣伝にしかならないわけだが。