何故日本が買われるのか

昨日のNYダウ下落を受けて日経平均もマイナススタートだ。
この先下値を追う展開になるのかどうか。

世界的株安なのだが、欧州通過の下げがきつい。
ユーロなど125円レベルであり、あの夏頃の170円は何だったのかという感じ。
欧州通貨はドルや円に対して値が下がっている。
と言うことはドルや円が買われていることになる。
そのドルも円に対しては弱いのだから、結局強いのは円と言うことになるのか。

原油価格も67ドル台に下がり、商品相場の多くが崩れた。
一体そこにあった投機マネーはどこに行ったのだろうか。
金融不安でゲンブツが必要になった？
いやいや、そんなレベルではないと思うんだけど。

円高と原油安でエネルギ調達コストは相当下がるはず。
ガソリン代下落で自動車需要回復なるか？
欧州車の値下げは起きるのか？

昨日千円を割ったソフトバンク株価は一気にホワイトプラン価格を下抜けしてしまった。
自社基準による自社評価が大好きな孫さんでも、もはや消費税込みの株価(??)でもホワイトプラン価格に満たない。
このままストップ安まで突っ走る気か。
時価総額は1兆円を割るし、一体どうなってしまうのだろう。

CDSは昨日のデータで790に上昇、本日の下落率がソフトバンクよりずっと低いJALを抜いて日本第三位になるかも知れない。
いくら大きい数字が好きな孫さんでも、さすがにCDSが日本3位ですとは言えないだろうな。
来月5日には2Q決算発表会を控えているのに。

KDDIは決算結果を好感して若干上げた。
この地合なので大引けまで持つかどうか分からないが。