- 2008年10月31日 11:11
iPhoneは外付け無理矢理方式でのワンセグ視聴と、日本向けファーム改造による絵文字対応が行われるという。
マルチバイト文字と独自の文化から、独自の進化を果たした日本製携帯電話。
ガラパゴスなどと言われるが、結局の所iPhoneはそのガラパゴスに向かうことになる。
米国は、自動車輸入量を増やせと過去に何度も日本に言ってきた。
アメ車が日本で売れないのはおかしいと。
しかし現地仕様のままのアメ車は当然ながら日本には受け入れられなかったのである。
アメリカで右ハンドル車を走らせることが出来ないのに、日本には左ハンドル車を買えと要求していた時代があったのだ。
欧州メーカの一部はイギリス仕様などの右ハンドル車に中東仕様の強力冷房機を付けて日本に持ってきた。
いささか見栄えの悪い右ハンドル化ではあったが、これら小型車はそこそこ売れた。
携帯電話などでも同じ事が言えるのではないだろうか。
海外仕様をそのまま持ってきてvodafoneは失敗している。
そもそも発呼ボタンや終和ボタンの位置なども違えば充電端子も各社まちまちな海外製は、今ひとつ馴染みにくい。
そこで今では日本の事業者に合わせる形で変更を加えた海外製品が入ってきている。
SBM向けに関しては検査基準が海外仕様?なので比較的参入ハードルは低い。
一方ドコモは昔ながらの(言わば電電公社時代の名残みたいな)検査基準なので、かなり頑張らないと納入が出来ないが品質レベルは一定に達したものが販売されるというわけだ。
孫さんはインターネットマシン構想を付き続き宣言している。
一つは海外でスマートフォンが半ばブームのようになっていることから、やがて日本にもその波が押し寄せるのではないかと読んでいるのだと思う。
海外製の一般携帯電話はアジアの一部地域を除いては、通話と短文SMSとWAPが使える程度である。
それに比較するとスマートフォンはデカいが機能は多い。
インターネットマシン構想では、PCで作業するよりスマートフォンの方が画面が小さくて見やすいというものがある。
これはちょっとこじつけかなと思うし、だったら大画面テレビなどは売れなくて良いことになる。
キーにしても画面にしても適度な大きさは必要で、それこそペン先で押さなければいけないようなキーでは役に立たない。
PCもケータイも毎年のように進化を続けている。
QVGA化は大きなインパクトだったし、今はWVGAがスタンダードみたいになった。
そしてシャープがHXGAだと言えば、他社も追従するだろう。
画面解像度や処理の複雑化に対してCPUは高速動作を要求されメモリ容量も増える。
つまり、ハードウエアの拡張無しに進化するには限界があると言うことなのだ。
孫さんは世界中のソフトが使えるiPhoneは古くならないと言っているが、それは違う。
iPhone-IIがSVGA解像度で登場したら…
おそらくiPhoneファンはこぞって買い換えるだろう。
そう言うものなのである。
- Newer: 訂正:P-01Aのキー
- Older: 新製品内覧会
コメント投稿には JavaScript が必要です。ブラウザのJavaScript 機能を有効にしてください。
サインインしなくてもコメントの投稿は出来ます。
サインインしている場合はお名前などを入力せずに、そのまま投稿できます。
登録は簡単&それによって何かが起きるわけではないのでお気軽にどうぞ。
登録ページ書き込み→確認メール送信→確認メールのURLクリックで承認、の手順です。
確認メールに書かれたURLにアクセスしないと登録は完了せず、正しいログイン状態に移行できません。
コメント投稿完了までには少し時間がかかります。
二重投稿にご注意下さい。