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何故中国から日本なのか


  • Posted by: F&F
  • 2008年11月27日 11:07

中国の移動体通信事業者が日本の市場を狙っている。

中国では3G免許が交付されると言われながら随分時が経ってしまった。
マーケットが大きいだけに端末メーカやデバイスメーカ、基地局ベンダなどが様々な憶測を繰り広げる。
最近の情報だと免許は3社に交付されるという。
しかし中国には大手4社がしのぎを削っている。

そこで日本に狙いを付けたという説がある。
日本は3G大国であり、おそらく世界で最も3Gが普及している国だ。
その日本市場に参入することによって中国国内でも、免許交付を含めて有利な展開を目指すのだという。

おそらくこの辺りからSBM売却説などが出てきているのだろう。
日本の移動体通信市場を狙う中国事業者、加入者は増えたものの収益率が上がらないSBM。
これはvodafone売却時のケースと似ている。
孫さんは何としても移動体通信事業が欲しかった。
自力による新規参入が技術的問題なども含めて困難だった経緯もあり、手っ取り早く既存事業者を買収してしまおうと考えるのがソフトバンクスタイルだからだ。
vodafoneは事業売却を狙っていた。
その為設備投資を圧縮して見かけ上の会計内容を良くし、ばらまきに近い施策によって加入者も一定割合増やした。
そこに孫さんが、まさに飛んで火に入る状態で突進してきたわけだ。

   

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