ユーザの方がお利口

ドコモが2in1の契約体系を変更する。
ドコモによれば他人のB番号を自分契約にして家族割りを組み、24時間無料通話されるのはたまらないのだと。

この方法は過去にF&Fでも書いたくらいで、事業者たるものがそんな利用を想定できなかったとは考えにくい。
どんな利用形態であっても純増に寄与するのだから、たとえ1万人がこうした利用をして月間1万円の通話料を失ったとしても1億円ではないか。
ドコモにしてみればたいした額ではない。
それを何を今になって考えるというのだろうか。
もしや加入者が増加に転じて、ケチな稼ぎに頼る必要が無くなったのか。

SBMのトランシーバ用途も同じだと思う。
孫さんは他社通話があるから大丈夫だと当初は言っていたが今は言わなくなった。
SBM同士が無料なら無料の範囲内で使う。
他社宛は高額になるので節約するか、無料通話の付いた他社ケータイを使う。
その結果としてARPUは急降下した。

事業者が様々な方法で金を稼ぎ取ろうとするのと同じように、利用者も工夫を凝らして節約を考える。
そしてそれは利用者の方が一枚上手なのかも知れない。