- 2008年12月13日 17:42
ソフトバンクの貸し倒れ引当金が急増。
そんなニュースが出ていた。
貸し倒れ引当金とは、例えばSBMの場合だと端末の割賦販売を行っているわけで、その割賦代金の回収不能額を見積もって損金処理する(しやすいようにする)ものだ。
簡単に言うと不良債権を持っているので、その分を損金処理させてね(課税しないでね)ということ。
ソフトバンクと言えば繰延税金資産を2,888億円も計上していたわけで、何やらきな臭い感じがする。
これは年間1.4千億円以上の課税所得を得続ける事を意味するわけだが、もしもその目論見が外れれば繰延税金資産は取り崩されることになる。
実はCDS上位企業はこの資産取り崩しを実際行っているわけだ。
そしてこうなるとのれん代の減価償却も発生する恐れがある。
のれん代という目に見えない、ソフトバンクは資産だとする1兆円の行方はどうなるのか。
経営や決算上のトリックは私は専門ではないのでよく分からないのだが、孫さんは何しろプロである。
携帯電話事業や通信事業に関しては全くの素人、いやシロウト以下かも知れず自社のサービス名称をドコモのそれと間違えてしまうような失態を演じる人だが数字いじりはプロだ。
今期の決算に対する対策の、これも一環なのだろう。
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