- 2009年2月 6日 10:45
SBMは何故設備投資をしたがらないのか。
これはADSL事業の失敗により学んだ?部分が大きかったのではないかと思う。
ADSL事業はなかなか黒字転換できなかった。
加入者増加数が頭打ちし、新たな投資が必要になってはじめて利益が出始めた。
しかしその利益をもってしても設備投資の赤字を埋めることが出来ない。
通常の事業者はこうした設備の償却分などから適正な価格を算出する。
YBBは顧客獲得を急ぐ余り莫大な顧客獲得経費を使い、客集めのための廉価誘導を行ったために赤字になったのだ。
だが加入者が減少に転ずると新たな設備投資が不要になるので利益が得やすくなってくる。
新規加入者も少ないので顧客獲得費用も圧縮できる。
なんだ、だったら最初から設備投資額を削れば良いではないか。
おそらくそう考えたのだろう。
ADSLのようにゼロからはじめるわけではなく、一応通信が出来る程度の設備はある。
既存の設備にムチを入れてでも活用すれば良いし、もしそれで不足するなら他から借りてくればいい。
これがフレッツ網の利用やMVNO発想へとつながった。
ではこの先はどうなるのか。
普通に考えれば既存の設備のメンテナンス費用がもったいないと考えはじめるだろう。
次世代投資?それはEMにやってもらって相乗りする。
その代わり音声端末を共同でやりましょうよとか何とか言えばEMが乗ってくるかも知れない。
ウチは腐った、いや腐ってもソフトバンク、日本一のインターネット事業者だぞとツバを飛ばしながら熱演すれば千本さんも折れるかも?!
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