- 2009年2月 7日 10:55
MNP開始当初は元気だったauも、今やMNPでは流出が流入を上回るようになってしまった。
一つの時代は長くは続かない、まさにそうだ。
コンテンツ、端末共に従来とそう大きく変わったわけではない。
販売方法に変化はみられたが、それはドコモも同様だ。
では何故au離れが加速してしまったのだろうか。
KCP+の失敗だと言われる端末魅力の減退？
パケット制限強化によるヘビーユーザ排除？
確かに双方共に魅力をそぐ原因になっているとは思う。
実際に300万パケットも使わない人でも、auに加入すると制限を受ける可能性があると思えば他社に行くかも知れない。
ドコモと価格が同じなら制限のないドコモの方が良いかなと思うかも知れない。
さほどパケットを使わないなら、通信速度の遅いSBMでも良いかなと思うかも知れない。
カタログ性能というか数値重視な中高生には、パケット制限やアプリからの通信制限は足かせと見えるだろう。
春に強い、学生層に人気があるauなのだが、果たしてこの3月商戦はどうなるのか。
SBMは今年も学割を開始した。
もしも加入率が高ければ孫さんのことだからそれを自慢げに語るはずなのだが、残念ながら昨年そのようなことはなかった。
純増数の数字だけからみればSBMも相当頑張っているはずなのに何故だろう。
やはり「安っぽい」イメージはアクティブ層に受けないのか？
それとも通信速度が遅いとかエリアが狭い、コンテンツが希薄など楽しめる要素が少ないことを見抜かれているのか。
ならば財務を圧迫する学割などやめた方が良いのではないか。
設備投資すらままならない状態で、更に顧客獲得費用を積まなければならないところにSBMの苦しさがあるのか。
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