- 2009年2月14日 10:46
USB、その規格が発表されてからしばらくの間はWindowsが非対応だったこともあり普及が遅れた。
しかしその後は(Windows98から?)急速に広まりRS232Cやセントロニクス準拠パラレルポートを駆逐した感もある。
その後理論伝送速度を480Mbpsに高速化されたUSB2が登場し、HDDなどの中速外部機器を接続できる速度となる。
理論速度はそこそこ高速ではあるがピンポン伝送であることやポーリングに時間を取られるなど、必ずしもフルスピードで通信できるわけではないのは他のシリアル伝送方式と同様だ。
この辺りの効率を改善し、理論速度を5Gbpsにまで高めたUSB3が規格化されコネクタ形状も決まった。
USB3はUSB1/USB2と互換性を保つための仕組みを持たせながら、2線から4線にするなど物理層も変更されている。
BDの記憶容量が50Gバイト、同容量のデータをUSB2.0の理論最大速度で送ったとすると14分ほどを要することになるがUSB3.0を使えば80秒だ。
当然ながらフルスピードが出るわけではないのでこれよりかなり遅くなるとは思うが、大容量記憶デバイスが普通に使われる現在では伝送速度も重要だ。
ちなみにSDHCメモリカードの伝送速度は50Mbpsに達しておらず、規格最大の32Gバイトのデータを伝送するために1時間半を要する計算になる。
SDメモリカードでの表記である○○倍で行くとこれは40倍速となり、さほど速いとは思えない。
世の中には150倍速を謳っているものもあって、これだと900MbpsでSDHCのClass6(48Mbps)より全然速い。
SDスピードクラスは規定された計測法によるものなので○○倍速の表示と単純比較は出来ないのかも知れないが、少なくとも数字を見る限りにおいては速いとは思えない。
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/trend/20080523/1003155/?P=2
http://reviewru.livedoor.biz/archives/51156380.html
http://plusd.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0411/17/news072.html
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