- 2009年3月10日 10:35
気象庁の情報配信システムが17時間に渡って停止していた。
原因はSUNのマシンのCPUボードの故障だったそうだ。
システムは二重化されていて本番サーバが故障すると予備系サーバが即座に稼働する予定だった。
しかしそう行かなかった。
両サーバは共有ストレージを持っていてデータを共有する構成になっていたようだが、本番系サーバが死んだときに引き継ぎ用のデータを予備機に渡せなかった。
共有ストレージ関係のハードウエアも一緒に故障したのか?処理系システムのバグなのかは現時点で不明だ。
いずれにしてもファイルが壊れたことに間違いはなく、これを修復するなど対応に追われたようだ。
故障したCPUボードも交換が行われたわけだが、共有ファイルの情報が読めないために本番系のハードが直ってもそれを稼働させることは出来なかったという。
F&Fサーバでも先日はミラー化されているHDDが読めない状況になり停止した。
多重化による信頼性の確保も、それにどこまで頼って良いのかは問題だと思う。
今回の気象庁のシステムでもホットスタンバイを採らずにシステムを構築していたならば、CPUボードの交換に要する数時間の停止で済んだかも知れない。
或いはホットスタンバイではなく、予備機へ手動で切り換える方式であったらどうだろうか。
しかしこの手の業務系の場合、本番機を異常状態にしたテストくらいやっていそうなのだが…
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