- 2009年3月11日 12:57
携帯電話用乾電池式充電器の測定を行って思った事、もっと効率は上げられないのかな?
TOPLANDもアリスティも非分解構造なのであえて分解しなかったが、おそらくワンチップのSW電源ICとFETで構成されているのだろう。
アリスティのものはケースの隙間からコイルとケミコンが見える。
デバイスは基板の裏側にあるようで確認できず、ツメを持ち上げて分解を試みるもコネクタ部がケースに接着か溶着されているのか開けられなかった。
TOPLANDのものはコイルと、後は表面実装型と思われるコンデンサ、少なくとも2個のデバイスが基板に付いている。
レギュレータは3端子〜5端子くらいのものが多く、SII製はこんな感じだ。
http://www.sii-ic.com/jp/param_chrt.jsp?subcatID=24
通常のSW電源であれば効率80%以上は行くはずで、効率を悪化させている原因はコイルとFETではないかと思う。
FET内蔵型では出力電流が余り多くは取れないしTOPLAND製を見ても2つのデバイスが付けられていることからレギュレータIC+FETと考えるのが妥当だ。
少なくともTOPLAND製はレギュレータ+FET的な(写真の通り)接続が見える。
感覚的な話になるのだが、数百KHzのスイッチング電源で400mAを出力しようとするにしてはコイルが小さいような気もする。
ただコイルが小さい場合でも電流値が少なければ効率はさほど落ちないはずなのでこの点少し腑に落ちない。
あとはFETのスイッチング速度やON抵抗が多いのではないか?或いはFETではなくバイポーラを使っているのではないかと言うこと。
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