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NTTの言い分


  • Posted by: F&F
  • 2009年3月17日 11:27

接続両問題でNTTは、SBMはアクセスチャージで儲けて網内定額を行っているだけではないかと突っ込まれた。
ドミナントで丸裸にされているNTTからすれば、不透明な料金設定はけしからんと言うことだ。

不透明と言えばサラ金のCMなのだが、経営破綻した旧商工ファンドの株主が光通信で、光通信と言えばSBMの代理店である。
そこにUSENも絡まっちゃったりしているので不透明感は抜群だ。
USENはSBMのスペシャルプラン取り扱いもやっていたかな?何やら暗黒がうごめいているようだ。

それは良いとして、そもそも980円での網内準定額が可能なのかどうか。
少なくともWILLCOMは不可能だと言っていたし、WILLCOMは980円プランを作るにあたって他の部分の値上げをしている。
携帯電話事業者の場合はインフラコストがかかっているのでPHSよりもベースコストが高額になるはずであり、利益を圧迫するはずだ。

ではEMはどうなのか。
780円プランは適正なのかというとこれも難しいと思う。
確かにシェアがものすごく小さいので網内定額を利用する人も少なく、接続料での儲け部分が大きくなる。
しかし叩かれないのはEMのアクセスチャージはSBMよりずっと安いからだ。

結局vodafoneの高値買いが失敗の始まりだったと思うのだが孫さんは意地でもこれを認めないだろう。
アナリストから高値買いを指摘された後でも、自ら新規で参入するより得だった、良い買い物をしたとくり返した。
だったら新規参入のEMよりもローコストでの展開が出来て当たり前な訳で、孫さんの言うことは矛盾だらけである。

FTTHにしてもメタルにしても、高い高いと文句を言うのなら自前でインフラを作ってみてはどうかと思う。
そんな敵であるNTTからフレッツを借りるというのはどういう神経なのか。
800MHz帯にしてもFOMAのプラスエリア展開開始を(第一次800MHz帯寄越せ問題で)阻止しておきながら、今になって「ローミングさせてね♪」とすり寄るのは格好悪すぎるだろう。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090317/326735/

   

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