- 2009年3月18日 11:09
普段は足を運ぶことがない場所だが、でも一度は訪れてみたいところがある。
そんな場所で撮影した写真を添付してメールを送りたいとか、そういった要望もあるようだ。
ドコモは熊野古道をエリア化したそうだ。
もはや人の居るところで使えるのは当たり前、建物の中や地下街でも使えるようになり、そして普段は人の行かない観光地などもエリア化されていく。
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0903/17/news018.html
これは少し前のエリア調査結果で、ドコモとauはまあまあ使えるがSBMは余り使えないことが分かる。
http://www.sekaiisan-wakayama.jp/center/anshinmap.htm
他に山岳部や富士山などのエリア化にもドコモは積極的だ。
登山者の遭難回避など、或いはGPSによる位置確認など携帯電話が使えれば便利なことは多い。
しかし残念ながら山間部のエリア化は遅れているのが現状で、稜線でならともかく空しか見えないような場所での通話は絶望的だ。
本格登山を行う人は衛星電話などを持っている人も居るらしいが、ハイキングの延長の登山ではなかなか装備できるものでもない。
富士山登山者がよく言うのが「ケータイの電池が保たない」だ。
気圧が低くて電池が膨張しちゃうのが原因と言うことではなく、外気温度が低いとLi-ion電池とはいえ能力が低下する。
そもそも携帯電話の利用温度範囲は0℃〜35℃あたりに設計されていることが多く、冬山などでは電話機を温めないとうまく動作しない可能性がある。
これはスキー場でも言えることで、○○のケータイは使えたのに△△は圏外になりっぱなしだったとか、事業者が同じでもメーカによって差が出る場合がある。
こんな時にはフトコロにでも押し込んで温めるのが良いだろう。
圏外の山の中で遭難してしまったら…
圏外から圏内になると自動的に保存メールを送信してくれるケータイもある。
そんなケータイを風船に付けて(ペイロード200g位の風船とHeボンベが必要だが)飛ばしたらどうだろうか。
まあ、そんな装備を持っていればの話だ。
風船は折りたためば小さくなるがHeは液化するわけにいかないのでかさばるか。
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