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メール


  • Posted by: F&F
  • 2009年3月19日 12:31

次期iPhoneではMMSが使えるようになると言う。
MMSとは一体どんなものなのかというと、いわゆるE-Mailチックな実装がなされたモバイル版メールである。

日本ではドコモのiメールが事実上のスタンダードみたいな感じになっているが、海外ではもっぱらSMSが主体だった。
SMSはSBM端末ではスタンダードに近い形で実装されていてFOMAもまあスタンダードに近いかも知れないが、auからは直接は送れなかったと思う。

SMSよりも制限が少なくマルチメディアにも対応というのがMMSでSBMはこれもスタンダードに近い形で実装されている。
MMSはGSM圏内でスタンダードとなっているが、当然日本から送る場合に倍角は使えない。
MMSはインターネット上でのE-MAILとも互換性があるので、通常のID@ドメイン形式でのメール送受信が可能だ。

iメールも外側から見た機能はMMSと同じなのだが中身はドコモの独自仕様であり、文字のエンコードから何から全部違う。
MMSはGPRSが出てきてからのものだと思うのでiメールの方が歴史的には古いかも知れない。
ただし当時のiメールは添付ファイル容量も小さかったので、仕様的にはMMSの方が上だったかも知れない。
なおSBMの300kB制限はMMSの制限事項ではなく、あくまでもSBMの事業者仕様による制限となっている。

iモードからMMSを送ることは可能で、変換サイトを通して国番号+電話番号形式のMMSを送ることが出来る。
添付ファイルなどの情報制限が無い場合は直接E-Mail形式のアドレスで送っても良いと思うが、相手の事業者のネットワークに直接送り込みたければ変換サイトを使った方がいいかもしれない。

以前にも書いているがケータイのメールシステムとしてはauのものが良くできていると思う。
転送やなりすましも可能で、ただしその転送などの設定が適切ではないためにメール送り側としては苦労したりすることもあるのだが、いずれにしてもE-Mailに近い実装になっている。
iメールは設計自体が古いのでつぎはぎだらけ的な感じだが、容量なども拡大されて使いやすくなった。
SBMのMMSは容量制限がきついことを除けば、GMS圏のMMS仕様にマッチしているのでローミング時などは使いやすいはずだ。

   

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