- 2009年3月24日 10:36
SBMの帯域逼迫に関しては以前にも書いた。
音声圧縮レートを上げるなどで対策は講じているものの、それでもトラフィックに耐えられなくなってきている。
そこでiPhoneは出来るだけWi-Fiでと、これは以前にも同社幹部が言っていたことではあるのだが、Wi-Fi設定が面倒だという声に応えて「公衆無線LANし放題簡単設定」プロファイルを作ったようだ。
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0903/23/news069.html
SBMによれば地図などの大容量データ送受信はWi-Fiでみたいな、なんかピント外れな事も言っていたっけ。
まあ家にいてiPhoneで地図を見たい人はWi-Fiで良いと思うのだが、地図のように解像度命な情報はPCで見た方が良いと思いますけど。
iPhone投げ売りによる利用者数の増加は急激ではないようで、販売数的にも一時的には上昇したものの830Pのスマート一括ほどの持続性は見られていない。
SBM的には在庫は吐きたいがトラフィックの増加は困るという所だと思う。
しかもパケット定額の上限金額を値下げという、収益率を悪くする方向での提供なので経営的には苦しいだろう。
そこまでしなければ売れないのか、というよりもそこまでして売らなければならない理由があるのか。
各所で言われていることではあるが、iPhoneを発売したいが為に誇大妄想的台数をアップル側に提示してしまった説もある。
コミット台数を消化しなければ次につながらない。
もしも次期あるいは次々期iPhoneがSBMから出せなかったとなれば、孫さんのこれまでの演説内容はひっくり返ってしまう。
法人に無料で配る作戦も失敗し、投げ売りでも台数がはけないとすると困る。
そもそも特定SIMが必要だという時点でハードルが高いと思う。
SBM的には人気のiPhoneは新規契約で、みたいな思いだったのだろうが裏目に出た。
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