- 2009年3月24日 16:31
ソフトバンクグループが未採用学生に営業活動をさせる件に関して調査に入ったと新聞が報じた。
ソフトバンクでは「必要な営業力をアピールしてもらうためのもの。多く契約が取れたからといって、すぐに採用するというものではなく、問題はないと思う」と話しており、ただ働きはさせるが採用はしない風にも受け取れる。
この新卒採用に関しては目だったが為に問題が発覚したのだと思う。
おそらく同社の体質から見ればこのような採用基準を設けることはごく普通なのではないだろうか。
それこそ携帯電話の代理店契約をするとまずは上納金を納め、その後規定台数の仕入れが自動的にやってくるみたいなものか。
このただ働き作戦が、通常の就活次期を過ぎた日程で行われていることにも注目したい。
しかもそれは春商戦まっただ中と言うことで、SBMの契約取得数が思うように上がっていないのではないかとも思わせるものだ。
おそらくSBMの事なので個人契約が少なくても光系に突っ込むなどして純増数確保に走るとは思うのだが、その光にしてもSFCGが民事再生不可能との事で相当な損失を抱え苦しいはずである。
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090324AT2C2400H24032009.html
ちなみにこの問題、さすがSFCGというか債権の二重譲渡などの悪徳さは群を抜いている。
債務者からのカネも本来ならば日本振興銀行に渡るべきものを、自分たちで搾取してしまったというのだから凄いではないか。
まあそれは良いとして、光にしてもこういった状況なのでコストのかかる事は出来ないと思われる。
ではSBMはどうやって光に突っ込むのかと言えば、それは札束を付属させることに他ならない。
一方で就職難時代にべそをかいている学生をただ働きさせれば金をかけずに契約数が上乗せできるのでSBMにとってのメリットは大きいと言うことだ。
http://mainichi.jp/life/job/news/20090324k0000e040085000c.html
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