- 2009年3月26日 11:38
ドコモのバリュープラン契約者数が2千万を突破したそうだ。
総契約者数比で見るとSBMのホワイトプランの方が浸透速度が早いかも知れない。
SBMのホワイトプランは、これとスーパーボーナスのセットでなければ契約できない所が多い(私の経験ではソフトバンクショップ以外ではホワイト+スパボ必須だった)ので当然だろう。
ヨドバシなどで非スパボで買おうとしても、スパボ一括(つまり8万円とか10万円の価格)なら売るが非スパボでは売らないと断られる。
従ってホワイトプランやスパボの人気が高いのではなく、実質的にそれ以外には選べないのだから仕方がないと言うことだ。
ドコモの場合は普通に選択が可能だ。
選択は可能なのだがインセンティブプランのお得度が低いように設定されているのでバリュープランに行くのは当たり前だと思う。
これもSBMがホワイト+スパボ必須としているのと同じように、バリューに誘導している感じだ。
ただしSBMのような強制的なものはない。
バリュープランへは年間1.5千万契約ほどが移行しているようで、あと2年もすればほとんどの契約者がバリューになるだろう。
私の場合でも4契約(5番号)の中の3契約はバリューに移行したが、下のチビの分だけが従来のプランのままだ。
タイプSSがバリューに移行すると一番お得度が高いのだが、新機種購入がハードルとなっていて移行できない。
あと3年もすると中学生になり、そうすると大人用のケータイも欲しくなるだろうからその時まではインセンティブプランかも。
契約者数に比較してプラン変更がゆっくり進む場合には、代替サイクルもゆっくりと延長傾向になるので販売数へのインパクトもそれなりだと思う。
一方でSBMは証券化によってカネを得なければならない関係から移行を急いだと思われる。
その為に既存契約者の多くがスーパーボーナスを利用するに至り、端末販売台数が急激に落ち込んだ。
スーパーボーナスとは壮大な自転車操業だから、右肩上がりに収益増がなければ破綻するというか端末台数が落ち込んでしまったから破綻してしまったというか、そんな感じだ。
ドコモやauが(auは一時期インセンティブプラン重視だったが心を入れ替えたようだ)分離プランを推進するのに対し、SBMはインセンティブプランしか持っていない。
孫さんはスーパーボーナスでいち早く分離プランを導入したと力説するのだが、それはお得意の「自社基準によるもの」だと思う。
中継局を基地局と呼ぶのがソフトバンクと極々一部の人だけであるのと同じように、ARPUに割賦代金を混ぜるのがSBMだけなのと同じように、スーパーボーナスを分離プランだとするのは孫さんだけだろう。
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