- 2009年3月26日 13:36
下の記事のresが長くなってきたので整理してみよう。
今回の件というか、むしろ不具合だと思うのだが、それはSBMの電話帳バックアップが機能していないにもかかわらず課金されてしまうと言うところにある。
http://www.fnf.jp/blog/2009/03/fnfblog1130.html
電話帳バックアップはSBMにもドコモにもあり、ドコモの場合は電話帳以外のバックアップも可能だ。
電話帳以外の、例えば画像データをバックアップする場合にはその都度指定しなければならない。
下の記事に頂いたコメントではドコモの場合のパケット料金は最大15万円になるそう(私の計算値とは異なる)だが、これは自らそのデータをバックアップしようとしているのだから仕方がない訳で、自動的に画像データのバックアップが機能して課金されるわけではない。
ようするに長電話したのと同じだ。
ここでドコモの方が最大パケット料金が高いから云々とも書かれているが、これは話のすり替えに過ぎない。
10分電話したのと100分電話したのとでは100分の方が高いからダメだと言っているようなもので理にかなっていない。
問題は100分電話をしてその代金を請求されることではなく、電話できない状態でも電話代を請求されるのに等しい状態がダメだと言っているわけだし、だからこそSBM自身も注意を呼びかけている。
SBMの場合も機能していて課金されるのならば仕方がないだろう。
しかし実際には機能していないにもかかわらず課金されるばかりか、サービスを解約しても端末の設定を変えない限り課金され続けるのだ。
これは、通話をしていないのに通話料を請求されるとか、SBMを解約したのに基本料金を請求され続けるとか、例えるとそんな感じになる。
注意しなければいけないのは、最初の契約時に様々なオプションを付けさせられることだ。
後で外せばいいですよと言われて外したものの、契約変更でオプション料金はゼロになるがパケット代が請求され続ける。
おそらくこうして漏電や漏水ならぬ漏パケットで課金されている加入者が相当数いるのではないだろうか。
この問題はSBM側のシステムに原因がある。
サービスを提供していない場合はそこへの接続を拒否すべきなのにしていないか出来ていない。
接続を拒否できない場合は、接続が有効になってから課金を開始すべきなのだがそれも出来ていない。
パケットが飛ぶと何でもかんでも課金対象になると思われる方もいるだろうが、例えば位置登録信号や自動時刻補正は少なくともドコモでは課金されない。
同じようにiチャネルやiコンシェルも、使おうとしても契約していなければ契約を促す画面が表示されるがこれも無料だ。
料金案内や各種設定、メールのフィルタ設定、メールアドレスの変更、料金プランの変更も無料である。
改善は出来ないのか?
これは課金システムを見直せばいいので、スマートではないが改善可能なことだ。
何故改善しないのか?
パケット代収益が減ってしまうからだ。
もっとスマートに行うのならばドコモのように、サービスを申し込んでいないか利用できない地域では設定自体が無効になる(ステータスは簡単に確認できる)ような仕組みを導入することである。
だが実際には全ての移動機のソフトウエアを修正しなければいけない話になるので工数的/コスト的にSBMでは不可能だろう。
課金システム側を変えることは容易に行えるはずで、Y!トップページ課金は出来て電話帳バックアップ誤課金処理は出来ないとは言わせない。
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