- 2009年3月28日 10:53
ソフトバンクが学生を食い物にする件で、朝日新聞でもそれがニュースとして取り上げられた。
厚労省も動くとあって焦ったソフトバンクは、急遽この学生によるにわか営業を中止すると発表した。
何とも恰好の悪い話ではあるが、世論に押されて廃案に追い込まれたことは過去にもある。
そう、Y!ボタン一発課金だ。
これは2度ほど有料化にチャレンジするも失敗している。
学生に営業をさせる本件に関して、問題発覚後も一旦は「問題ない」との見解を示した。
しかし実際に営業を開始させてみると思ったほどの成果が上がらなかったのではないだろうか。
友人や知人、親戚に片っ端から勧誘電話をかけるも「あんた、そんなおかしな会社に就職するのやめなさい」などと諭されたのかも知れない。
もしも営業効果が上がっていたとするならば、この時期にソフトバンクが中止するわけがない。
MVNOに関しても制限が出来る前に強行突破、更に後付で言い訳的契約を発表するなど手が込んでいる。
ソフトバンクは「学生らに不安を与えたため」中止したとしているが、そんな事は最初から分かっていたはずだ。
従って「学生による営業成績が悪く、厚労省も動き出したため」中止したというのが本当のところではないかと思う。
方針をコロコロ変えるのは今に始まったことでもなく、移動体通信事業参入当時には料金プランを変えてみたりもしていた。
おそらくSBMな人に言わせるとトップダウンで決断が早いとなるのかも知れないが、単に信用を無くしているだけだ。
ドコモやauがシステムとして動いているのに対し、SBMは思いつきで動いている感じがする。
ドコモ、au、EMと3.5Gによるサービス事業者となっている中で、今や貴重な3G事業者のSBMである。
こうした世代交代の遅れも孫さんに振り回されているためなのかも知れない。
孫さんはカネだけが命な人なのでFCFの為なら何でもやる的な経営だが、それに対して異議を唱えられる人が居ないのだろう。
通信事業者にとって何が大切なのか、おそらく宮川さんや松本さんは分かっているはず。
しかしそれを言えない悲しさがそこにあるのか。
http://www.asahi.com/national/update/0327/TKY200903270437.html
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