- 2009年3月30日 10:33
タイトルは上の通りとしたが、議論のあり方的な意見も頂いているので考えてみたい。
この手の議論というか主張のし合いは燃費グッズ関連でもお馴染みの流れであり特に珍しいことではない。
自らの主張を相手に納得させようと必死なわけだが、それを相手が納得しないのだから収束はしない。
燃費グッズではデータを取ってそれを確認することでどちらがより正しいかを検証することが出来るのだが、何せモノが燃費なので計測方法などに議論が発展したりもする。
ただ科学的な理由付けとなると燃費グッズ推進派は著しく不利な立場になり、時に逆ギレしたりして暴れる。
燃費グッズなどは特にカネが絡むので負けるわけにはいかないと言ったところだろう。
【これまでの流れ】
機能しないが課金される(4)
http://www.fnf.jp/blog/2009/03/fnfblog1168.html
機能しないが課金される(3)
http://www.fnf.jp/blog/2009/03/fnfblog1160.html
機能しないが課金される(2)
http://www.fnf.jp/blog/2009/03/fnfblog1149.html
機能しないが課金される
http://www.fnf.jp/blog/2009/03/fnfblog1130.html
今回の【機能しないが課金される】件はどうだろうか。
※SBMの電話帳バックアップは海外では機能しないが課金される。国内でもサービス解約後も課金され続ける。
これがそもそもの始まりであり、SBM自身もプレスリリースを出して注意を呼びかけた。
SBM擁護派の方は、
※ドコモの電話帳バックアップは最大100MBものバックアップ容量があるので、海外からそれを使うとパケット代が15万円になる。
そう主張されたが、これは議論の根本が違う。
ドコモは機能しているし、機能しているからこそ課金される。
次に、
※ドコモのiアプリも契約切れでも課金されるのではないか。
いずれもSBMではなくドコモの話になっているのだが、これはSBMの悪さを希釈するためにはドコモも同じように悪いのだと誘導する議論の手法である。
正当な議論における手法とはほど遠いが、自らを正当化できないときには仕方がないのだろう。
しかし擁護派の方は以前にこんなことを書かれている。
iPhoneのメールポーリングコストは相当な高額だがそれに関してはどう思うのかという件でだ。
> メールポーリングを海外で禁止することは、
> Appleは考慮外だった。あるいは、ある程度
> は考慮していても、これを禁止してしまうと
> ユーザの不便が大きいとAppleは判断したのでしょう。
>
なるほど。
これはSBMが云々ではなくAppleが考慮外だったことが原因なのか。
だとするとドコモとは関係のないお天気アプリが例え通信したとしても(実際には契約を行わないとDL出来ない、契約が切れるとアプリ自身起動しなくなる)それはアプリ供給元がいけないとは言えないのだろうか?
私からすればドコモはどうでも良くて、SBMの電話帳バックアップが機能しないにもかかわらず課金されるのはおかしい所に関する話をしたかったわけだ。
ドコモの悪いところ、これは過去にも書いているが無料で釣ってそのまま有料コースに突入させてしまうなどは別の議論である。
これが現在までの流れで、こうして書くと数行の話なのだが先週からのコメント総数は200にも達しようとしている。
擁護派:何としてでもSBMを悪く言いたいのですね。
多数派:何としてでもSBMの悪い部分を認めたくないんですね。
これだけコメント数が多くなると携帯電話からは見にくいとかの理由もあってコメントの流れ自体に意見が出てくる。
すなわち、
※別の所でやってくれ
※無視すれば良いではないか
※アクセス禁止しろ
などなど。
別の所で議論を続けるのは良い方法であると思うのだが、それは私が決めることではなく議論している方々の好みの問題だ。
無視すればいいというのは、自分に興味のない話ならば無視も何も興味がないのだから議論に加わらない。
興味があることは議論に加わるわけで、興味があるにもかかわらず議論を避けるというのはアクセス禁止に等しい。
先にアクセス禁止の話をしておこう。
宣伝や明らかにトンチンカンな事を書き連ねれば即座にアクセス制限を加えるのがF&F風である。
しかしこの議論や主張はそこまで悪質ではないというか、もしも悪意があるとすればアクセスを制限しにくいことまで読んだ上での主張というか、まあそんな感じだ。
アクセス制限は一方的に特定の人を排除することになり、問題は何も解決しない。
そればかりか「都合が悪くなるとアクセス制限をした」など、またまた議論がおかしな方向に向く可能性もある。
同じように、無視することが解決になるとも思えない。
これはアクセス禁止と全く逆に「反対意見が出ないのだから俺の意見は正しい」みたいな事にもなる。
思い出してみていただきたい。
公取委が燃費グッズ関連企業や商品に排除命令を出したことを。
これは明らかに効果が疑われる商品を排除したに過ぎないのだが、排除命令が出なかった燃費グッズ屋は「ウチは排除命令が出なかった、すなわち公取委も効果を認めた燃費グッズだ」と宣伝した。
最近ではblogの炎上を阻止する有料のサービスがあるのだとか。
特定の書き込みを制限するのではなく、コメント自体を無効に設定してしまうとかやり方は色々あると思う。
極端にはblog自体の閉鎖もあり得るだろう。
ただ幸いにしてF&Fをご覧の皆様は「オトナ」なので不安はない。
ある程度議論なり主張が進むと自然収束するのがこれまでの流れであり、そして何かをきっかけにして又同じ議論がくり返されるというのが歴史なのだ。
人格非難、これはまあ、こうした流れの中では必ず出てくる。
燃費グッズ議論でも同じように、「あなたの頭は固すぎる」となる。
従って人格非難が出てくることを非難するのは余り正しいとも言えない。
これだけ双方共に譲らないのだから悪口くらい言われることはご本人も覚悟の上だろう。
先にも書いたようにオトナの議論であるのだから。
それを、ヤツが言ったから俺もヤツを非難してやるとか、アイツが先に手を出したから俺も手を出すが悪いのは先に手を出したアイツだとかとなってくるのは宜しくない。
ヤツが言ったから俺も言うではなく、ヤツが言ったが俺は言わない、これがオトナだと思う。
まあ私自身はそれほどオトナでもないので他人様のことを言える身分ではないし、自分のことは棚に上げきってと言うことで。
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