- 2009年4月 2日 10:46
分離プランだと言いながら、本当にこれが分離プランなのかと思うような部分もある。
分離プランとは端末とサービスを切り離してものであるのはご存じの通りなのだが…
孫さんはスーパーボーナスでいち早く分離プランを導入したと宣言したが怪しい。
なぜなら端末の継続利用月数によって買い換えにの価格が異なるからだ。
これはでは分離プランといえないばかりか、契約端末でないとワンセグやカメラ、場合によっては電話帳すら見ることが出来ないとは何たることか。
本来であればSIMロックもかけてあってはいけない訳で、海外ではこれを禁止或いは解除しなければならないと定めているところもある。
ドコモの似非分離プランは、その似非度がかなり減ってきたと思う。
まずバリュープラン導入直後は短期買い増しとそれ以外で1.5万円ほどの価格差があったのだが、それが2008年冬モデルでは6千円程度にまで圧縮された。
さらに今後は短期買い増しでもそれ以外でも価格差を廃止するという。
https://www.mydocomo.com/onlineshop/info/notice/20090326.html
これによって短期買い増しでも余計に金を払う必要が無くなった訳だが、従来ドコモは長期利用者に対して特別に割引を行っていたと言っていた。
そこでドコモとしては「一律値下げしました」という表現を使わざるを得なくなったわけだ。
あとはSIMロックが無くなれば完全な分離プランと言うことが出来る。
こうした分離プラン推進の流れの中でドコモやauは利益を上げてきた。
顧客獲得のためのインセンティブを少なくできる(と言うより、現状は買い増し客冷遇なのだが)事で営業費用を圧縮した。
これは新規加入者がさほど多くないこともプラスに働いており、減収ながら大増益となったわけだ。
一方で分離プランだと叫んではみたもののあくまでも自社基準に過ぎなかったSBMは、インセンを出す分だけ費用が嵩む。
しかもタダの連発で安物イメージを植え付けてきたので高額端末は売れない。
孫さんはスーパーボーナスを意地になって続けている、それは韓国事業者の真似をしたスーパーボーナスを自画自賛し続けているためだが、それを考え直さない限り収益率の向上につながらないと思う。
分離プランだというのならば、客観的に見て分離プランである必要がある。
何でもかんでも独自基準で数字を作り上げたとしても、人々は騙されない。
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