- 2009年4月 7日 15:20
今から2年前、ちょうどSBMの純増数の躍進が開始される当時の同社のシェアは約16.4%だった。
それが今や約19%にまで上昇したわけである。
確かに急増とは言えないのだが、契約者数において450万人余り(不正契約分含む、おそらく)を増やしたわけだ。
ここの所は増加率が鈍ってはいるが、何としても純増トップを守りたいという意欲は見て取れる。
他社が設備投資などを行う中、SBMはその金も全て顧客獲得に回す戦法で売ってきた。
加入者数は稼げたのだが収益率低下で設備投資は出来ず、他社が3.5Gへと進化する中で未だに3Gサービスがメインな事業者となっている。
ただこれはツーカーにも言えたことであり、何が何でも次世代投資をしなければならない理由もない。
孫さんは日本の携帯電話が高いと吠えたとき、その比較対象は米国の2Gサービス事業者だった。
3Gシフト加速中の日本のケータイ事情とサービス内容の違うものを比較して高いとか安いとか言い放ったわけだが、そんな孫さんも今やEMに高いと言われる始末である。
他社が3.5Gへ、そして来年にも3.9Gへと進む中でSBMのみが3Gサービスを行っていても良いのかも知れない。
音楽や動画閲覧がしたければ他社に行けば良いだけの話であり、音声通話が出来ればいいライトユーザだって少なくはないはずだ。
パケット利用ユーザが他社に移動してくれれば逼迫したトラフィックから解放される可能性もある。
10年でトップを目指すと言った孫さんなのだが、今のペースでそれは厳しい。
年間平均1.3%しかシェアアップ出来ていないのだから、残り6〜7年を今のペースで頑張ったとしてもauのシェアにも届かない。
まあ先のことなど誰にも分からないのだから天変地異が起きて何かがひっくり返るのかも知れないし、最後まで諦めずに頑張っていただきたい。
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