- 2009年4月 8日 11:59
純増こそ通信事業者の元気度合いを示している的な見方もあるのだが、人口普及率が一定値に達した今はそれも容易ではない。
新規顧客の獲得には相応の費用を計上するのが一番手っ取り早いが、それは事業者の利益を圧迫する。
新規顧客獲得費用は既存顧客への売り上げでまかなわれている訳なので、既存加入者数に対する新規加入者比率が高いほど経費割合が増える。
つまりドコモが10万加入を獲得するのとSBMが同じ数の新規顧客を獲得するのでは、その費用の割合が違うと言うことだ。
ドコモやauは新規顧客獲得費用を抑えた事でも利益率を向上させているわけで、しかし傍目から見れば今でも十分インセン山盛りに見えるんだけど…
おそらくそれでも従来よりは必死さ加減が減っていると言うことなのかも知れない。
新規顧客の獲得は重要だとは思うし、魅力の維持という点でもそれが判断材料になるとは思う。
しかし無理な顧客獲得で余計な費用を支出するのは既存加入者の得にはならない。
そもそも分離プランの導入がこうした通信サービス以外の費用の分離にあったわけだから、何でもかんでもタダでばらまく的な顧客獲得スタイルは正しいとは思えない。
過度な競争を行わずに、本来であればその事業者の付加価値で顧客を集める或いは流出を防止するのが今後のあり方だと思う。
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