- 2009年4月14日 10:55
FOMAの人口カバー率は100%、HSDPAカバー率も同様に100%ではあるが日本全国がカバーされているわけではない。
現在でも携帯電話圏外に住んでいる人は30万人いると言われており、それら人々を圏外から脱出されられるのかどうかが検討された。
記事によると非採算エリアの場合は通信事業者が動いてくれないと言う。
確かに採算の取れないエリアに基地局投資を行うのは躊躇われることだ。
KDDIは「今後もエリア整備に努力を続けるが自助努力には限界がある」とし、SBMは「コスト面からエリア整備には限界がある」としている。
更にSBMはローミングさせろ、つまり基地局整備は他社が行いその一部を貸してくれと言っている。
確かに弱小事業者はこうする意外にエリア化できないとは思う。
KDDIやドコモのように衛星電話を持っているわけでもなく、しかしそのドコモにしても衛星電話をつかえというのは乱暴だ。
結局エリア化できればそのエリア付近の住民や、そのエリアに出掛ける機会の多い人が顧客になる。
エリア化できなければその逆だ。
ドコモなどはフェムトセルをCATV経由でつないだりもしている。
都市部でBフレッツを足回りにするように、CATV網を使うわけだ。
これでBフレッツかCATVが引かれている場所ならばエリア化できることになる。
KDDIなどは無線中継が比較的得意で、ルーラルエリアを無線中継で結ぶようなことも行っている。
しかしCATVもBフレッツもない場所、無線中継したくても見通しにない場所などはエリア化できない。
そんな場所のために地域WiMAXのFWAがあるのだが、地域WiMAXにフェムトセルをぶら下げるのは安定性の点で難しいのだろうか。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090413/328273/
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