- 2009年4月15日 10:43
介護に要する経費削減で要介護者虐待なのだとか。
厚生年金支給額に関しても改悪など、役人主体で何やらごそごそ動いている。
一方で景気対策の名の下に一旦は保留や白紙撤回された道路や新幹線事業が復活するなど、その方面は大喜びだ。
ただこれ、作るのはまあ仕方がないとしてもその後赤字が出続けるのである。
非採算だからと言う理由で建造が中止されたものを、景気刺激のばらまきちう理由で復活させるのは正しいのだろうか。
要介護者に対する認定基準変更は、ここで予算を削減して介護事業の方に回すのが目的なのか。
国としての支出が増えると無駄遣いのための予算が減るから、総予算を変えずに分配を変えてみる。
介護事業従事者の生活を守るためにと政治家が発言したものだから、じゃあ代わりに要介護者への支出を削っちゃえと言うのが厚労省の考えだ。
この介護保険システムは厚労省が新たな財源を求めたものだと思っている。
介護だ福祉だと言えば国民は金を出す。
しかし出させた金を福祉や介護に使い切ってしまえば箱物は作れない。
そんな臭いも感じるこのシステム自体、私は適性だと言えるのかどうか疑問な面もある。
介護が必要なご老人は、いわゆる健康ではない状態にある筈だ。
いわゆる老衰という状態もあるだろうし病気や怪我が原因かも知れない。
するとこれは健保の範囲での対応が出来ないこともないと思うのだが、まあ高齢者をその健保からも分離したいのが厚労省だし、予算の出所を細分化することによって無駄遣いしやすくすると言うか目立たなくすることも出来るのだろう。
水の出る蛇口の数を増やせば、そこからぽたぽたと漏れ出る水の量も多くできる。
一つの蛇口からどばっと漏水させたら直ぐにばれてしまう。
高齢化が進むと老人医療や介護問題は予算的にも深刻になる。
そりゃあスペシャルな介護が保証されているのが勿論望ましいのだが、実際にはそうは行かないだろう。
国としては生産性のない人間は早く死んでくれ、年金支給開始年齢は平均寿命以上に設定したいと思っているに違いない。
なので密かに老人輸出をやったりもしていたわけだがなかなかうまく行かない。
唯一の望み?は老人パワーそれ自体だろうか。
老人運転者マークの貼り付け義務化を撤廃させたそのパワーを炸裂させて役人と戦って欲しいものだ。
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