- 2009年4月15日 11:37
ヤナセによれば自動車不況まっただ中で売れているのはCクラスだけだそうだ。
と言っても値引き競争などもあり売り上げはあるが利益が出ない状態だという。
今年は新型Eクラスがもうすぐ、夏過ぎには新型Sクラスの発売となる。
このクラスだと従来は不況に余り関係なく代替需要が一定量はあったというのだが今年はどうなのだろうか。
一昨年には売れていたというVクラスは元は商用車ベースなのだが、日本向けに国産ワンボックスチックに仕上げてみましたというヤツで2代目はFR化したりもした。
それも今はすっかり売れなくなったと言うが当たり前なような気がする。
デラックス版ワンボックスカーは日本独自のものであり、単にミニバンの小型版と言うことでもない。
装備にしても何にしても日本車独自の進化を遂げているので、ガイシャが立ち向かおうとしても無駄だと思う。
それが一昨年あたりは「ベンツのミニバンだぜ」みたいなノリで買っちゃう人が多少は居たのだろう。
元は商用車なんだけど…
以前と違い、新技術は欧州からと言われるくらい日本のメーカの開発力は落ちてしまった。
しかしそんな中でハイブリッドだけはトヨタの頑張りもあって日本発の技術と言えそうだ。
複雑な機構は持つがよく考えられているトヨタ動力分配方式、シンプルな機構でコストダウンと効率化を狙うホンダ方式。
BENZ,BMW,PORSCHE,VWともにホンダ方式のようなエンジンとトランスミッションの間に薄型モータを挟んだ方式を考えている。
BENZの4WD車に関しては米国から輸入した技術らしいのだが、ハイパワーモータを使った4WD方式で他社とは異なる構成だ。
回生ブレーキを有効に働かせようとするとフロントタイヤにモータを付けたくなる。
プリウスなどはFFだから良いのだがレクサスLSなどは元がFRなので4WD化せざるを得なくなり、動力損失やコストアップなど燃費にとってデメリットとなる。
平均走行速度が高い欧米では回生効率は高くないと言い、日本においても10・15モード以外では余り効かないとも言われているのだがどうなのだろうか。
もっともその10・15モード燃費を上げるためにあらゆる事を行う訳なので、多少でも効果があるとすれば放っておかないのは当たり前かも知れない。
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