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海賊法案


  • Posted by: F&F
  • 2009年4月16日 11:47

ソマリア沖海賊問題が深刻化している。
これに対して防衛より少し進んだ、攻撃に近いところまでを法の下に行えるようにしようとする法案が審議されている。

日本の場合は特殊な環境下にあり、つまり自衛隊は軍隊ではないとする基本的なところがある。
まあ自衛隊も軍隊だと思うのだが恒久「的」減税や、「暫定」税率みたいな言葉の遊びチックなところも感じないではない。

海賊を攻撃できるのか。
米国やフランスは攻撃する。
海賊は悪い奴だから攻撃するという訳だが、それは軍隊が勝手に判断して良いのだろうか。
相手の攻撃を待って防衛するとしても、それは過剰防衛とは言われないのか。
攻撃しない日本の船舶だと知れば海賊は海保なり海自を攻撃してこないのか。
難しい問題である。

日本船舶だけを守ればいいのか?
他国船が危機に瀕しているのを無視できるのか?
これも又難しい問題だ。

現実的なところで殺傷力の弱い武器を使うのは安易かも知れない。
要するに放水や大音響装置などの使用で、放水にしても毎分10t位の放水能力のあるものを設置したら相当な効果があると思う。
それこそ水はいくらでもあるので大容量なポンプとそれを駆動するエンジンを積めばいい。
もう少しパワーがあるものだと催涙弾とか発煙筒とか、ゴム弾みたいなものもあったかな。

殺傷能力の低い兵器というか装置というかの開発を行っても良いと思う。
スライムみたいなものを大量にいっぺんに発射する装置など、暴走族対策にも使えたりして。
スクリューに絡まる抵抗体を発射する誘導魚雷とか、船底に張り付いた上で海中にパラシュートみたいなものを開いて大きな抵抗を発生させる装置とか、戦意を喪失させるためのものも有効ではないのだろうか。

   

Comments:3

aquila 2009年4月16日 12:33

 Less leathal weaponですね。以前はNon leathalと呼ばれていましたが、ゴム弾でも当たりどころが悪ければ死にますので、nonからlessに格下げになったようです。。

 放水は有効範囲が狭いのが欠点とされています。暴徒鎮圧のように、数十m届けば十分な場合は役に立ちますが、船舶同士だとあまり効果がないとか。

 南氷洋を舞台に調査捕鯨船団とシーシェパードさんが、放水やらスクリュー巻き込みやら、お互い色々試していますが、あまり効果がないというのが実情のようで。

Lear 2009年4月16日 12:52

今回の派遣で関連で護衛艦「さざなみ」にLRAD-1000X 長距離音響発生装置が搭載されてた画像がどこかにあったかと思います。
長距離音響発生装置が何者かは検索してください^^
シーシェパード対策にも使われたはなしもありましたね。

B-51 Author Profile Page 2009年4月16日 17:36

ナイトライダー見たいにエンジンを強制停止できると良さそうですけどね^^
ディーゼルエンジンだと原理的にも難しそうですが。

まあ、催涙弾や煙幕弾ってのがやっぱり妥当な線なんでしょうかね。
ただ、海賊がロケットランチャーとか積み出すと実弾射撃しかなさそうですけど。

自衛隊問題は、解釈問題でいつまでも逃げていないで、きちんと憲法改正議論をすべきだと思うんですけどね~
さすがに、「兵力を無ければ侵略受けることなど無い」とかいうおめでたい人は殆ど居なくなったでしょうし。

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