- 2009年4月21日 12:36
SBMの障害に関して、SBMの発表は昨日訂正された。
当初はIPサービスが「利用しにくい」障害だとしていたのだが、その後「利用できない」障害だったとした。
これはSBM自身が障害の内容を理解できておらず、その後の調査や顧客からのクレームで真実を知ったと言うことなのだろうか。
障害発生は日曜日の午前中、当然事業者にはメンテナンス要員が常駐しているはずなのだが、一説によればコスト削減で金を稼がないメンテナンス要員を減らしたとも言われている。
また技術を持たないSBMなのでトラブルに際してはベンダの力を借りなければならない可能性もあり、すると対応が更に遅れる。
全てを業者任せにしていれば障害の内容を把握することも出来ず、業者の報告を待たなければ何も動けなかったのかも知れない。
SBMな人は技術を持たないことがメリットだ等と自虐的発言をしているが、今回のゴタゴタ劇を見ると技術がないことのデメリットしか見えては来ない。
機器故障や障害はどの事業者にも発生する可能性があるし、それは避けられないことだと思う。
システムの多重化などは当然行うにしても、更にその隙間を突くように障害は起きる。
SBMは徹底した合理化作戦を推進しているので多重化は行っていないのかも知れないが、まあ多重化していても一緒にぶっ壊れるケースもあったわけだから何が信頼性が高いのかはよく解らない。
問題は故障が発生したときに、どの程度の時間でリカバリできるかである。
NTT西のひかり電話障害のように何日にも渡って影響が残るのは事業者として失格だろう。
外部から叩かれた事件では、ワン切りによって交換機能が麻痺したとかspamによってメールシステムが過負荷になったなって事もあったっけ。
NTT本体やドコモですら障害が起きるのだからSBMが多少不通になっても問題ないよという方もいるだろうが、この点どうだろう？
初期版
http://mb.softbank.jp/scripts/japanese/information/kinkyu/detail.jsp?oid=537208131
訂正版
http://mb.softbank.jp/scripts/japanese/information/kinkyu/detail.jsp?oid=537208132
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