大手とは違う

総務省はSBMの大規模障害に対して文書指導を行った。
まあこれは形式的なものだとは思うのだが、SBM側の対応のまずさも原因しているだろう。

既にご存じのようにSBM側は障害の内容などを把握できていなかった可能性が高い。
その為誤った情報を掲載／発表するなどを繰り返す結果となった訳だ。
障害はある意味避けられない部分もある。
まあ言ってしまえばドコモだって障害を起こすのだからSBMなら仕方がないという感じ、大手とは違う一面だろう。

SBMはネットワーク設備(地上系)の障害だとしているが、詳しい内容は調査中であるとして公表していない。
障害内容を公表したくないのか？それとも本当に何が原因であったか分かっていないのかは不明だ。
通信機器などでも通信状態がおかしくなり、リセットするなどしたら回復するなんて話はある。
こうなると原因追及が難しいのは事実かも知れないし根本的解決が出来なくなってしまう。

総務省は従来からSBMの老朽化した設備の信頼性に懸念を示しているわけだが、SBM側が信頼性に問題がないと言えばそれ以上突っ込むことが出来ない。
このあたりの事情は過去にマスコミにも書かれていたと思う。